ネットショップや動画サイトでユーザーが最初に目にする「サムネイル」。サイト内でユーザーがクリックするかどうかは、「サムネイル」で決まるともいわれています。また、スマホやパソコンだけでなく、デジカメなどの操作でも役立つツールです。
”サムネ“と略されることもある「サムネイル」の詳しい意味を知っていますか。
「サムネイル」は親指(thumb)の爪(nail)ほどの小さな見本用画像
「サムネイル」はパソコンやスマートフォン、デジカメ内の画像や文章フォルダ、webサイトの商品や動画一覧などに利用されている小さな見本画像です。
オリジナルデータを開かずに、内容や中身が一瞬で分かるような縮小画像で、画像や動画を読み込みするか、削除するか、印刷するかなどを決めるための見本やプレビュー、見出しとして使われています。そのため、ユーザーの興味を瞬時に引くような工夫が必要とされています。
「サムネイル」は、サイズや画質を落として圧縮されていますが、クリックすると元のサイズの画像やデータが表示されることが一般的です。
「サムネイル」はユーザーの使い勝手を良くするツール
「サムネイル」を使うことで、楽天やアマゾンなどのECサイト内の商品を一覧で見られるため、ユーザーは簡単に商品を比較することができます。さらに情報が整理されるため、スクロールの回数が減り、必要な情報を探しやすくなります。
また、YouTubeなどの動画投稿サイトでは、容量の大きな動画をすべて読み込んでいると、通信速度が下がります。データの容量を小さく圧縮した「サムネイル」を表示することで、ページが軽くなり通信速度の低下を防ぐことができます。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年6月16日公開記事)
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