インターネット上に溢れている「スレッド」。ネット上で不特定多数の人とコミュニケーションを取るうえで、重要な役割をしています。「スレッド」の語源は、糸を表す英語のthreadで、細い糸状のモノが集まって1本の糸になっている様子から派生した言葉といわれています。
よく聞くインターネット用語の「スレッド」。詳しい意味を知っていますか?
「スレッド」はひとつのテーマに関する投稿の集まり
「スレッド」はインターネット上の電子掲示板やメール、SNSに寄せられる、1つの話題や議題ごとに集められた投稿や返信の一覧です。「スレ」と略されることもあります。一つひとつの投稿や返信は、”レスポンス(レス)“と呼ばれ、レスの集まりが「スレッド」になります。
「スレッド」形式のメリットは、一つの話題に絞ることで必要な投稿のみ集められる点や専門的、多角的な情報が不特定多数の利用者から寄せられる点などがあります。一方で、投稿内容のすべてが確かな情報であるとは限らないため、見極めが必要です。
「スレッド」はツールごとに意味合いが変わる
メールでは、件名ごとに分類して表示することを「スレッド表示」といい、同じ話題の内容をまとめて読むことができます。また、受信メールに対して返信(リプライ・Reply)をすることで、自動的に「スレッド」が作られます。
インスタでは、投稿にコメントを入れると自動的に「スレッド」が作られ、投稿したコメントが会話形式で表示されます。
一方、ツイッターでは、1ツイートは140文字までと字数制限があるため、長い文書を投稿する際は複数のツイートをつなげます。この機能を「スレッド」といいます。ツイートが散らからないため、文脈がはっきりします。
また、掲示板では新しいテーマを設けることを「スレッドを立てる」といいます。「スレッドを立てる」ときは、過去に同じ内容の「スレッド」が無かったかを確かめるのがマナーとされています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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