老後はまだ20年も先だからといって、無計画にお金を使っていたりすると老後破産に陥るかもしれない。40代で意識したほうがよいお金の習慣についてここでは学んでいこう。
老後破産を招く?40代の間違ったお金の習慣4選
40代で、ある程度貯蓄がある方は老後も大丈夫と思っていないだろうか。しかし、そううまくいくとは限らない。老後破産を防ぐために、40代だからこそ気を付けたい「間違ったお金の習慣」を4つピックアップして解説する。
今の生活費やもらえる年金額がわからない
「老後」はある日突然やってくるわけではない。今の生活が毎日続いて気づけば老後になる。
「今はお金に困っていない」「節約を頑張っているから大丈夫」というだけでは老後の備えとしては不十分だ。
健康年齢を伸ばす努力をしていない
残念ながら国からの年金だけで生活するのは難しいという人が多いのが現状だ。老後破産を防ぐには長く働き続ける必要がある。つまり健康への注意が欠かせない。
家族や職場・地域とのかかわりが少ない
日々の生活では自分や同居の家族だけでなく別居の家族や職場、地域など多くの人とかかわることになる。
突然親の介護が必要になったり、想定外に子どもの教育費がかかったりする場合、周囲の協力が得られるかどうかは重要なポイントといえよう。
お金を貯める意識が低い
現時点である程度余裕があるのに、積極的に貯蓄をしていないという人もいるだろう。
貯蓄は「余ったから貯める」ではなく貯めるという意識を持つことが大切だ。
老後資金2000万円を貯めるために今すぐ始めるべきこと
「40歳になって、周りは老後を意識して貯めている人もいるみたいだけど自分は全然……。」と焦りや不安を感じている人もいるだろう。今から巻き返して「老後の安心」を手に入れるために、必要な行動を3つ見ていこう。
現状分析
まずは、自分を取り巻くお金の状況について整理することから始めてみよう。
・貯められない原因は?……何にいくら使っているのか把握
・老後はいくら必要?……老後の生活費、もらえる年金や退職金の金額を把握
貯金のしくみ化
意識しなくても無理なく貯金できるしくみを作ったほうがよい。
具体的には、貯金用口座を作って、毎月一定額が自動的にその口座に移動して貯まっていくよう設定する。
固定費の見直し
節約にも挑戦してみよう。節約の中でも特に効果が高いのが「固定費の見直し」だ。固定費とは、住居費、保険料、スマホ代、サブスク利用料など毎月一定の金額を継続的に支払う費目のことをさす。
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40歳貯金ゼロ…老後資金2000万円を貯めるために今すぐ始めるべき3つのこと
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年7月18日公開記事)
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