キャッシュレス決済の落とし穴
ここ数年でキャッシュレス決済は我々の生活に急速に浸透してきた。キャッシュレス決済には記録が残ることや現金を持ち歩かなくてもいいことなど多くのメリットがあるが、知らないうちに使い過ぎてしまうといった落とし穴もある。キャッシュレスで使いすぎてしまい後悔してときの対策を見ていこう。
自動引落しの見直し
キャッシュレスの中でも、自動引落は出費の痛みを最も麻痺させる方法だ。今は使ってない会員サービスや雑誌の定期購読など、解約できるものは定期的に確認して解約しよう。
1ヵ月の「キャッシュレス断ち」
自分がどれだけ痛みに鈍感になっているかを知るために、一度現金払いに戻ってみよう。
ずっとではなくてもまずは1ヵ月、できれば3ヵ月現金だけで生活してみてはいかがだろうか。支出が減れば、それこそ自分が納得できる本来の生活費だ。
キャッシュレス決済に戻ってもその生活費を目安にしてみてほしい。支出が変わらなくても、自分がうまくキャッシュレスをコントロールできていると分かるだけで、損することは何もない。
給料日直後の先取り貯蓄
強制的に貯蓄する分を前もって別口座に移動してしまうのもよい。
ただし、足りない生活費を借金でまかなうと本末転倒なので、貯蓄をしても最低限の生活費が確保できて、借金の習慣がないことが前提だ。
キャッシュレスのメリット・デメリット
ここ数年で「キャッシュレス」という言葉が浸透してきたが、キャッシュレス決済にはどんな種類があるのか、またキャッシュレス社会になるとどんなメリットがあるのか、よくわかっていない人もいるはずだ。ここでは、キャッシュレス決済のメリットとデメリットを見ていこう。
キャッシュレス決済のメリット
まず、メリットを見ていこう。
現金に比べ、スピーディーに会計を済ますことがキャッシュレスの最大のメリットといえよう。
また、スマホやカードがあれば支払いができるので、財布や小銭入れを持ち歩かなくて済みむ。
そして、お金の流れが記録されるので、店や会社だけでなく、個人の家計でもお金を管理しやすくなる。特に家計簿アプリと連携させると、自動的に支出を記録してくるので大変便利だ。
キャッシュレス決済のデメリット
キャッシュレス決済は電気と通信を利用するので、災害時に停電や通信障害が起こると使えなくなる可能性がある。
また、手元にお金がなくても買い物ができるキャッシュレス決済では、ついついお金を使い過ぎてしまう心配がどうしても生まれてくる。
特にクレジットカード決済などのポストペイでは、お金の管理をきちんとしていないと多額の請求に困ることになるだろう。
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キャッシュレスのメリット・デメリットを知って上手に付き合おう!
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年7月22日公開記事)
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