節約しているはずなのに、毎月の生活が辛いという人も多いだろうが、そういった人はもしかしたら間違った節約術を生活に取り入れているかもしれない。どんな行動が節約につながらず、かえって浪費になってしまうのだろうか?
日用品は無駄買いしがち!買い物で節約するコツ
まとめ買いは節約になると思いがちだが、計画的に買い物しないと無駄なものを買ってしまいがち。日々使う日用品の買い物でしっかりと節約しよう。
在庫リストを作る
日用品は種類が多いため、どのアイテムがどれくらいあるかを頭で記憶しにくいものだ。リストを作って現在どれくらいの在庫があるかを把握するのがよいだろう。
個別に書き留めるより、カテゴリーに分けるとより効果的だ。
たとえば「衛生用品(トイレットペーパーなど)」、「台所用品(ラップなど)」「浴室用品(シャンプーなど)」「洗剤類(洗濯洗剤など)」などがそれに当たる。
可視化することで、数が把握できるだけでなく本当に必要なアイテムかどうか考える機会にもなる。
ポイ活で“お得”を追求する
ポイントを貯めて生活に役立てること(ポイ活)も節約につながる。買い物で貯まるポイントは、いろいろなお店で買うより、決まったお店に集中させるとよいだろう。
ポイントが何重にも貯められるお得な店舗を選んだり、ポイントアップの日にまとめ買いしたりするのが節約の秘訣だ。
支払いの際はポイントが貯まりやすいクレジットカートや電子決済を活用すると、さらにお得といえる。
逆に損かも!100均で買ってはいけないモノ
「100均=お得」この方程式が必ず正しいとはいえない。たしかに求めやすいものが豊富にそろっているが、場合によってはコスパの悪いお買い物をしてしまうことも。
有名メーカーでも要注意!量の少ない「お菓子」
スーパーに負けないほどの品数が並ぶことも珍しくない100均のお菓子コーナー。そのラインアップにつられて、ついカゴに入れてしまうことがある。
注意したいのが、有名メーカーのお菓子だ。知名度の高い商品だと安心して選びやすいかもしれないが、スーパーの商品よりも内容量が少ない可能性がある。
パッと見ただけでは量が分かりにくいことも。パッケージの大きさで判断せず、日頃スーパーで購入する量の販売価格を覚えておき、100円が本当にお得かどうか判断するクセをつけておくとよいだろう。
自販機よりは安くても……「ペットボトル飲料」
お買い物中に喉が渇いたとき、飲料コーナーを見かけるとペットボトルに手が伸びるかもしれない。
ペットボトル飲料は携帯性に優れて便利だし、自販機よりも安く買えるので助かる人も多いだろう。しかし、スーパーではペットボトル飲料をかなり割安で販売していることもある。
ショッピングセンター内の100均を利用している場合は、ぜひスーパーまで足を伸ばしてみてほしい。
一人暮らしにありがちなNG行為
節約につながっていると思っていても、実はまったく節約になっていないことがある。一人暮らしの人によくある、勘違いにもとづくNG行動には、次のようなものがある。
エアコンを付けたり消したりする
エアコンのスイッチをこまめにオンオフにすると、電気代の節約につながると思われがちだが、実のところ電気代がかえって高くなることがある。
冷房を14時間付けっぱなしと、30分ごとに入り切りで運転した場合の消費電力を調べたところ、付けっぱなしのほうが、こまめに入り切りしたときよりも消費電力が少なくなることがあるという(ダイキン調査)。
ちょっとした外出ならエアコンは切らずに付けっぱなしにしたほうが、節約につながるだろう。
趣味にも一切お金をかけない
趣味にかけるお金をケチり過ぎるのもよくない。趣味とは、自分が好きで時間を忘れて没頭できること、ストレスが発散できること。
趣味にかけていたお金を削り過ぎると、発散できていたストレスがたまってしまうし、それこそ反動がきて度の超えた無駄遣いしてしまうかもしれない。
趣味もしっかり楽しむことで、仕事もしっかり頑張れるようになる。趣味の出費は自分への投資と考え、毎月予算を決めて楽しみたい。
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「節約のつもりが実は勘違い」一人暮らしにありがちなNG4選
文/編集・dメニューマネー編集部
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