節電したらもらえる節電ポイントのように、国や自治体が音頭をとっているポイント還元サービスを注目されています。中には還元率が30%と高いものもあり見逃せません。
節電ポイント──国から2000円相当のポイントがもらえる
節電ポイントは、各電力会社の節電プログラムに参加し節電することで、国から2000円相当のポイントがもらえるキャンペーンです。今年の電力不足の対策の一つとして節電意識を高めてもらうのが目的とされており、期間は12月31日までです。
もともと各電力会社には、独自のポイントをもらえる節電プログラムがありました。例えばソフトバンクでんきでは、エコ電気アプリにある節電チャレンジを達成するとPayPayポイントをもらえます。節電ポイントは、そこに2,000円相当が上乗せされる形です。
ポイント還元の形は各電力会社により異なり、ポイントがもらえる、値引き、ギフト券などがあります。
グリーンライフ・ポイント──1~5%のポイントが上乗せ予定!
グリーンライフ・ポイントは、エコ関連商品を買うと国から購入額の1~5%のポイントがもらえるキャンペーンで、参加しているのNTTドコモやイオンなど26の会社です。
ポイントがもらえるエコ活動の例は、以下のようなものがあります。
NTTドコモ……dポイント連携のコンビニやスーパーで賞味期限が近い食材を購入
イオン……プラスチック製カトラリーの受け取り辞退
楽天……省エネ家電やサスティナブルファッション、ラベルレス商品の購入
それぞれ既存のサービスにポイントが上乗せされるため、もらえるポイント数や種類は異なります。8月から順次発行で、すでに始まっているサービスもあります。
自治体独自のポイント制度──20~30%還元も!
自治体の中には、独自のポイント制度を導入し、20~30%のポイント還元をしているところもあります。
例えば東京都世田谷区や神奈川県では「せたがやPay」や「かながわPay」という独自のアプリを導入し、せたがやPayの支払いでは30%のポイント、かながわPayの支払いでは最大20%のポイントが還元されます。
一般的なサービスで20~30%の還元率はなかなかありません。導入している自治体は限られますが、お住いの地域にあるなら活用してみてはいかがでしょうか。
文・佐々木佐奈(ライター)
編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・老後破産するアブナイお金の使い方
・初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部)
・10月から年金が減る?振り込み額が少なくなる2つのパターン
・積立NISAを始めるタイミングは2022年がベスト?(外部)
・金運アップにつながる朝の習慣4選