変動が大きいガソリン価格。全国平均は1リットル当たり170.1円で、前の週に続き、2週連続の値上がりとなりました(9月14日現在)。相次ぐ物価上昇で家計への影響が大きい昨今、「ガソリンは少しでも安い所で」と考える人も多いのではないでしょうか。
ガソリンスタンドでは、給油のときに「ガチャマン」という業界用語を使うことがあるそうです。聞き慣れない言葉ですが、音のイメージから何となく想像できるかもしれません。
「ガチャマン」とは一体何を指すのか知っていますか。
「ガチャマン」はガチャっとなるまでの給油
「ガチャマン」とは、ガソリンを給油する際に満タンになると給油ノズルが「ガチャッ」と音がして自動で止まるところまで給油することを指します。「ガチャ」+「マンタン」で「ガチャマン」です。
ガソリンの計量器の誤差は0.5%以内で、正確に計測給油を行い、自動停止します。「ガチャマン」の状態は既に満タンであるため、給油ノズルのレバーを少しだけ引き、少量を継ぎ足す給油は、ガソリンが溢れたり、引火したりする危険性があるため止めましょう。
ガソリンの値段は地域差がある
ガソリンの小売価格は、ガソリンの油槽所からの輸送費や周辺スタンドとの競合などの影響を受けるため、地域差が生まれます。
資源エネルギー庁が公表する2021年のデータ によると、レギュラーガソリンの平均小売価格が1番安かった県は徳島県、2番目は埼玉県でした。1番高かったのは鹿児島県、2番が長崎県で、いずれも離島が多い県であるため、輸送費代の上乗せ分が影響しています。
特に長崎県は2012年からの10年間で計7年、1番割高の県となっていて、全国平均との差額は最大で11円超になった年もありました。
文/編集・dメニューマネー編集部
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