家を買う際に最大で50万円補助される「すまい給付金」が2022年末までの入居分で終わります。収入が低いほど額が増え、住宅ローン減税とも併用できるので、最近マイホームを買った人は急いで確かめましょう。
給付金は最大50万円
給付金は住宅ローンの恩恵を受けにくい収入の人にメリットがあるよう、収入が少ないほど給付額が多くなります。
給付金の対象となるのは住宅を所有かつ居住していて、収入額が一定以下の人です。目安は収入額が510万円以下(消費税率8%で住宅を購入)か、775万円以下(同じく10%)の人です。
この制度ができた目的が、消費税率引き上げによる負担をやわらげることのため、収入によって額が変わるようです。
家の名義が単独か共同かは問わず、共同名義なら給付額は持ち分に応じた額です。住民票による居住確認も必要です。住宅ローンでなく現金で買った場合は対象が50歳以上だけです。
入居期限は2022年末まで。住宅引き渡し後1年3ヵ月までは申し込める
対象の要件には、2022年末までの入居です。ただ契約が2021年に終わっている前提です(新築の注文住なら21年9月末、分譲住宅や中古住宅は21年11月末まで)。
入居後に時間がたってしまった場合でも、住宅の引き渡しを受けてから1年3ヵ月までは給付金を申し込めます。申し込みは取得した住宅に入居後であれば、全国のすまい給付金申請窓口での手続き、郵送のどちらでも申し込めます。
このほかにも条件があるので、国土交通省のすまい給付金のサイトや最寄りのすまい給付金申請窓口で詳細を確かめましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
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