「夫婦共働きでもなぜかお金が貯まらない」──。そんな悩みを抱えている夫婦は、お金の管理方法などをちょっと変えてみてはどうだろうか。すぐにでもできそうな次の3つのことを実践すれば、貯められるようになるかも。
1 家計の管理をどちらか一方に任せる
お金が貯まらない夫婦の中には、家計管理をどちらか一人が担うのではなく、夫婦がそれぞれやっていることがあるので、管理に自信のあるほうが家計を管理するといい。
共働きだと二人とも給与が入ってくるため、専業主婦(夫)の夫婦と比べてどうしても一人が管理という発想になりづらい。
ただ、お金を管理する側がすべてを決めるのではないことには注意が必要だ。特に大きな買い物をするときなどは夫婦で相談して二人で決めればよい。単なる役割分担と割り切ろう。
家計の管理をどちらかに任せたら、家計は可視化しよう。詳細を知っているのは管理する夫か妻だけ、管理しないほうにとってみれば「ブラックボックス」になってはいけない。可視化するには、銀行口座や家計用のクレジットカードを決めたり、家計簿ソフトを使ったりするとよいだろう。
2 家賃や通信料、サブスクなど固定費を見直す
家計をどちらが管理するか決めたら、まずは固定費を見直そう。できれば家賃など大きな額のものが見直せるとよいが、だからといって引越しにはお金がかかる。ただ「これは削れない」と決めつけずに、まずは毎月払っている固定費をリストにして、続けるかどうか、見做せないかどうか、是々非々で判断する会議を夫婦で持とう。
使っていないサブスクの料金や、スマホ契約時のオプションに関しては、早急に見直したほうがいい。
なお固定費の中でも大きな割合を占める家賃は、収入の20〜25%程度におさえたほうがいいとされるので参考にしたい。
3 夫婦で協力して「副業」で稼ぐ
固定費など出費を見直したら、今度は増やすことを考えよう。投資や資産運用についても、イデコやつみたてNISAなどを始めたいが、ここでは「副業」の重要性を推したい。
夫婦で副業を取り組むメリットは、一人でやるのは骨が折れることでも、夫婦2人でこなせば負担が減ること、お互いの強みを生かせること、いろいろな仕事を探すなかで夫婦のコミュニケーションが取れることなどがある。
たとえばYouTubeでカップルチャンネルを持つのもアリだろう。ウェブライターやアフィリエイトなどは短調だが、夫婦でやれば負担を大きく軽くできるかもしれない。
文/編集・dメニューマネー編集部
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