SNSには「今月ライターの副業でいくら稼いだ」といった書き込みがあり、「ライターって稼げるんだ」と思っている人も少なくないでしょうが、そんなに甘くありません。実際に副業ライター全体では、平均月収額は1万1000円程度といいます。
ただ、コツをつかめば月5万円は稼げるようになります。それは「専門性を生かす」「募集内容・作業の詳細は細かくチェック」「文字単価1円以上の案件に応募する」です。
コツ1 専門性を生かす
最初のコツは自分の専門性を生かせる案件を見つけて応募することです。
金融機関に勤めている人ならマネーや不動産といったように本業の知見を生かすほか、学生時代にやっていた部活や専攻していた分野の知識も生かせるかもしれません。そのほか、映画やドラマなどの趣味でも構いません。自分が詳しく知っているジャンルの案件に応募するのです。
さらに、ライターとしての得意ジャンルを作りたいという場合は、関連する資格を取得するのも良いでしょう。
たとえば、金融ジャンルならFP、不動産なら宅建などが挙げられます。これらの資格を持っていると、他のライターに差をつけられます。
コツ2 募集内容・作業の詳細は細かくチェックする
仕事の詳細や、発注者のプロフィール・評価は必ずチェックしましょう。
特に、執筆以外にやるべき作業がないかは事前に確認しておきましょう。似たような募集でも、実は重要な部分が異なっているかもしれません。契約して作業を始めてから「想像と違っていた」となっても、後の祭りです。
特にライターを募集する企業にはたくさんの応募がきます。しっかりと募集内容を確認せずに連絡していたら、簡単に不採用になります。コピペでの応募などもってのほかです。
コツ3 慣れてきたら文字単価1円以上の案件に応募する
副業案件の募集サイトを見ると、文字単価が1字1円を下回る募集も多くあり、経験値がない時はこうした単価の案件に応募して、何回か仕事をこなして要領がつかめたら、1文字1円以上の案件に挑戦してみましょう。
コツ1で述べたように、専門性が生かせる案件の中でも、少なくともちょっと特殊なジャンルなら、1字3円以上のものも多くあります。
幅広い案件に対応するために、Googleの検索結果の上位に登場させるSEOの知識をつけることと、数をこなして作業スピードを上げることです。そのためにも少しでも興味のある案件があったら応募して実績を作りましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
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