希少価値の高さを思わせる「ビンテージ（ヴィンテージ）」や「アンティーク」。よく似たイメージがありますが、2つの意味は異なります。

時計やコイン、洋服、インテリアなどビンテージやアンティークの品物にはコレクターがいるものです。民間資格の「アンティーク検定」と取得して仕事に活かす人もいます。

「ビンテージとアンティーク」、2つの違いが分かりますか？

古いだけではなく芸術的価値の高いものがビンテージやアンティークになる

「ビンテージ」とは古くて価値が高いもののことです。「アンティークよりは新しい」という認識が一般的ですが、明確な基準はありません。ビンテージはファッション用語としてよく使われますが、英語のVintageはワインの等級や成熟度を表す言葉でもあります。

一方、「アンティーク」とは製造から100年を経過した工芸品や美術品を指します。この定義は貿易や国際取引の基本原則を定めるWTO（世界貿易機関）でも認められています。

アンティーク品を輸入する場合、鑑定書などで製造後100年を超えていることが証明されれば関税がかからない場合があります。アンティークはフランス語です。日本語では「骨董品」や「古美術」と言い換えられます。

解答：「ビンテージとアンティーク」の違いとは……

「ビンテージ」とは「アンティーク」より比較的新しく価値あるものを指し、「アンティーク」とは製造から100年以上経過した骨董品のことです。

文/編集・dメニューマネー編集部

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