高い年収を稼ぎ出す人たちは食事による体調管理を重視していて、朝食の内容が脳の働きに影響を与えるそうです。実際に仕事で成果を出す、パフォーマンスを高めるには朝食に何を食べればいいのでしょうか?
食材1 「卵」疲労回復や脳の活性化につながる
卵は“完全栄養食”と呼ばれることもあるほど、幅広い栄養素が含まれる食品です。ゆで卵や卵焼き、スクランブルエッグなど朝食メニューの定番ですが、あらためてその栄養価に注目しましょう。
主要なものだけでも、タンパク質、良質な脂質、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、おもに疲労回復、脳の活性化などの効果が期待できます。
なお、卵黄と卵白それぞれ含まれる栄養素が異なるため、どちらも食べるように心がけましょう。特に卵かけご飯では、卵白(白身)を取り除く人もいるようですが、もったいないです。
食材2 「ヨーグルト」メンタルの安定や免疫力アップの効果がある
卵と同様、豊富なタンパク質が含まれており、さらに腸内環境を整えるビフィズス菌や乳酸菌も含まれているのがヨーグルトの特徴です。シリアルにかけてよし、そのまま食べてよし。糖分が入っていないものならハチミツなどをまぜるとよいでしょう。
主な効果としては、腸内環境の改善によるメンタルの安定や免疫力アップなどが挙げられます。なお「牛乳でお腹をこわす」という人も、ヨーグルトならその心配はありません。
商品によって含まれる菌類が異なり、トクホや機能性表示食品にはオリジナルの菌類が含まれることもあります。
また、バナナも朝食にすると脳や体を働かせる効果があるので、輪切りにしてヨーグルトに加えて朝食にするといいでしょう。
食材3 「サーモン(鮭)」脳を活性化する成分が含まれている
サーモンには、良質なたんぱく質や、血流を促進するDHAやEPAが多く含まれています。
サーモンに含まれるDHA (Docosahexaenoic Acid=ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は、朝に摂ると血中濃度が高まりやすく、特にDHAは脳や目の網膜の脂質成分として脳に直接入って脳を活性化させる効果があります。
和朝食の定番メニューといえば、ご飯、味噌汁、卵焼き、納豆、そして焼き鮭でしょう。牛丼チェーンでも焼き鮭の朝食が用意されています。
仕事のパフォーマンスを高めるには、特別な食材は必要なく、価格の安いものだけで十分ということが分かります。
ただし、朝から食べすぎるのもよくありません。自分にあった食材と、午前中からバリバリ働くのに適した量を見つけましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
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