芸能界で数億円の被害も!「投資詐欺」を見分ける4つのポイント

2022/09/30 07:00

お笑い芸人・TKOの木本武宏さんが投資詐欺にあい、関係者の被害額をあわせると7億円になることが話題になりましたが、詐欺師たちは手を替え品を替え私たちのお金を狙っており、その手口は巧妙になっています。しかし、どんなに新しい商材や手法を取り入れていたとしても、投資詐欺には共通点もあり、それを見分けるポイントはこの4つです。

お笑い芸人・TKOの木本武宏さんが投資詐欺にあい、関係者の被害額をあわせると7億円になることが話題になりましたが、詐欺師たちは手を替え品を替え私たちのお金を狙っており、その手口は巧妙になっています。しかし、どんなに新しい商材や手法を取り入れていたとしても、投資詐欺には共通点もあり、それを見分けるポイントはこの4つです。

ポイント1 「元本保証」をうたう投資は詐欺

元本保証をうたっている投資は、詐欺と考えましょう。元本保証は出資法によって禁止されているため、元本保証の投資はありえません。

詐欺師はこちらを安心させるために「元本は確実に返ってくる」「過去の元本回収できた事例を紹介して絶対に安心だと紹介する」といいますが、こういった勧誘はすべて違法です。

ポイント2 「免許」がないと詐欺

金融商品の取り扱いは、金融商品取引法で免許が必要なので、免許がなければ詐欺と考えていいでしょう。免許を持っている業者は、金融庁のウェブサイトで確認できます。

ポイント3 話にで出た会社の存在が確認できないと詐欺

投資話の中で出てきた会社は必ず、その存在を調べましょう。もし存在しなければその投資は詐欺の可能性が高いです。

日本で存在している法人は、金融庁の法人番号公表サイトから調べられます。このサイトで調べて、出てこないようであれば詐欺だと考えたほうがいいでしょう。

詐欺師は「できたばかりの会社だから」「海外の法人だから」と言うかもしれませんが、そもそも存在が確認できないような会社に投資などすべきではありません。

ポイント4 「月3%以上の利益」など“おいしい”数字は詐欺

投資詐欺では、通常の投資ではありえないほどの利益が見込めると宣伝する場合があります。基準としては、「月に3%以上」増えると紹介されていたら詐欺の可能性が高いです。

時には月3%以上の利益が出ることもありますが、安定して月に3%という投資など基本的には存在しないと考えましょう。

詐欺師たちは専門用語などを使って投資を勧めてくるので、投資の内容で詐欺を見分けるのは難しい場合もあります。そういった際に、今回紹介した4つのポイントに絞って注目してみるといいでしょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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