子どもを育てている人の多くは「将来お金に困ってほしくない」と考えているはずですが、具体的にどのような教育をすれば「お金の貯まる人」に育つのでしょうか?
本をたくさん読ませる
本を読むという行為は、学力を高めるのに効果的な習慣の一つです。また、読書量や蔵書量と年収に相関があることは、いくつものデータによって示されています。
実際に子どもにたくさんの本を読ませるためには、「読書好きにすること」が重要です。
親が読んでほしい本を与えるのではなく、創作やノンフィクション、学術書など幅広いジャンルの蔵書を揃えておいて、いつでも手に取れる環境を作るのが効果的。
子どもは知的好奇心が旺盛なので、気になった本を読み、そこから興味が広がって自然と読書量が増えていくはず。まずは好きな本を見つける手助けから始めましょう。
自己主張できる環境を作る
意外なことに、反抗期に強く反抗した子どもほど高年収になるという調査結果があります。自己主張の多さや、納得できないことにノーと言えるパーソナリティがビジネスに活きるのでしょう。
実際に子育てに取り入れるなら、意図的に反抗期を作る必要はなく、自己主張がしやすい環境づくりや納得するまで考える習慣づくりをするとよいでしょう。
子どもとの会話を増やす、子どもが感情を伝えやすいようまずはこちらの感情を伝える、納得できないことにはノーと言う重要性を伝えるといった取り組みが効果的です。
お金の管理に慣れさせる
お金の管理に慣れさせることも重要です。お金の価値を体感するほど、将来資産管理に気を配れるようになります。
厳しめのお小遣い制にする、アルバイトを経験させる、欲しいものがあった時に無条件に買い与えるのではなく、なぜそれが必要なのかを説明させる、といったことが効果的です
稼ぐ能力×管理する能力が必要
子どもをお金の貯まる人に育てるためには、お金を稼ぐ能力と稼いだお金を管理する能力をそれぞれ伸ばすことが肝心です。
お金を稼ぐ能力を高めるためには、ここに挙げたもの以外に、英会話や運動の習慣なども役立ちます。管理については整理整頓の習慣や、算数や数学に力を入れるのもよいでしょう。
子どもが負担を感じない範囲で、取り入れられそうなものから少しずつ実践してみましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
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