ふるさと納税の返礼品選びで、迷っているうちに年内に手続きが間に合わなかったり、品切れになったりするのは、よくあることです。ふるさと納税ではこうした悩みのほかにも、欲しいものがなかったり、返礼品が一気に届いて困ったりすることもあります。
その場合、「ポイント制」を導入している自治体に寄附して、返礼品選びを先送りする方法があります。
「ポイント制」なら返礼品をじっくり選べる
ふるさと納税のポイント制とは、自治体への寄附で金額に応じたポイントを発行してもらい、有効期限内に返礼品と交換する仕組みです。
ふるさと納税には年収に応じた控除の上限額があるので、枠を使い切りたいなら年収がほぼ確定する冬のボーナス後に寄附先と額を決めたいところですが、年末は人気の返礼品が品切れになったり、仕事が忙しくて返礼品を選ぶ時間がなかったりします。
その場合にポイント制を活用すれば年内に寄附だけ行い、年明けにゆっくり返礼品を選べるわけです。
ポイント制の2つのメリット 翌年に持ち越せるのが大きい
ポイント制を上手に使うと、ふるさと納税がより魅力的になります。その理由は次の2つです。
メリット1 返礼品を少しずつ受け取れる
生鮮食品のような返礼品は消費期限や冷蔵庫のスペースの関係で、一度に届くと困ることもあります。ポイント制を活用すれば、好きなタイミングで少しずつ返礼品を受け取れます。
メリット2 ポイントを合算して、年をまたいで使える
ポイント制では、ポイントを積み立てて合算できます。ポイントの有効期限は年末までではないので、欲しい返礼品に自分の限度額では手が届かない場合、ポイントを翌年に持ち越して合算すれば、欲しい返礼品に手が届く場合があります。
ポイント制のデメリット 使える自治体が限られ、有効期限がある
使い勝手のよいポイント制にも、多少の注意点があります。
デメリット1 ポイントを発行した自治体でしか使えない
ポイント制でもらったポイントは発行元の自治体でしか使えません。また、ポイント制はすべての自治体で導入されているわけではない点にも注意が必要です。
ポイント制を検討する場合、欲しい返礼品のある自治体がポイント制を導入しているかを調べておきましょう。
デメリット2 ポイントには有効期限がある
ポイント制の活用で最も注意が必要なのが、ポイントの有効期限です。有効期限は自治体ごとに決められているので、確認が必要です。
ふるさと納税が時間切れになるのをポイント制で回避できたのに、ポイントが期限切れになっては意味がありません。必ず期限内に返礼品と交換しましょう。
文・松田聡子(ファイナンシャル・プランナー)
編集・dメニューマネー編集部
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