全国旅行支援(全国旅行割)が10月11日に始まるが、その直前、10月8日(土)から10日(月)まで三連休で「遠出しないまでもちょっと旅行したい」という人もいるはず。三連休も何かお得に旅行する方法はないのだろうか?
県民割が受けられないかチェック
最初にチェックしたいのは、「県民割」(ブロック割)だ。全国旅行支援が10月11日から始まるため、これにあわせて10日まで延長されている。
県民割は、割引率が最大50%、上限額5000円で、最大2000円分のクーポンがもらえるもので、対象は近隣県への旅行だ。
たとえば千葉の県民割にあたる「千葉とく旅キャンペーン」が受けられるのは、千葉県だけでなく、栃木、茨城、群馬、埼玉、神奈川、山梨県在住者。
茨城県の「いば旅あんしん割」の対象者は、茨城県民のほか、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、山梨、福島の各県に住んでいる人だ。
全国旅行割を11日からではなく20日スタートと発表した東京都の都民割「もっとTokyo」は10月31日までで、対象は都民限定という内容だ。
まずは住んでいる都道府県の観光キャンペーンサイトや、各旅行事業者サイトを確かめよう。
県ではなく市町村がキャンペーンをしていることも
県民割ではなく、市などが観光キャンペーンを行なっていることもある。
たとえば横浜市の「Find Your YOKOHAMAキャンペーン」は、同市の対象施設での宿泊が割引を受けられる。
利用の条件は、神奈川県のほか、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、山梨、静岡のいずれかの県に住んでいることだ。
また北海道札幌市の「サッポロ割」は3000円分の旅行代金が割引になる(一人一泊税込5000円以上)ほか、地域クーポンが2000円もらえる。10月31日まで行われており、全国どこに住んでいる人でも対象となる。さらにこの割引は、全国旅行割と併用できるという。
ちなみに、荒尾梨や炭鉱施設などで有名な熊本県荒尾市の荒尾市宿泊キャンペーンは販売予定数に達したため、10月4日に販売終了が明らかにされた。対象は沖縄県を除く九州在住者だった。
また全国どこに住んでいる人でも奈良県への旅行で割引クーポンが使えるキャンペーンも、人気のため販売数が上限に達したためか、既に販売を終了している。
行きたいところが決まっている人は、早めに確かめたほうがいいだろう。
またサッポロ割のように併用できるキャンペーンもある。よりお得に旅行したいなら、ニュースや各自治体の観光キャンペーンサイト、旅行事業者のウェブサイトはこまめにチェックしておこう。
文/編集・dメニューマネー編集部
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