「定年後も働きたい」が5割超!60代以降も働きたいならすぐ始めるべきこと

2022/10/12 10:00

50代から70代の人に老後も働きたいか尋ねたところ、58.3%が「働きたい」もしくは「働く必要がある」と答えた。 調査はインディードが9月、50〜70代の各世代の男女各300人、計1,800人を対象に9月実施。現在就業している人の約9割が60・70代以降も働き続ける意欲・必要性を持っていることも分かった。 いま働いてい

50代から70代の人に老後も働きたいか尋ねたところ、58.3%が「働きたい」もしくは「働く必要がある」と答えた。

調査はインディードが9月、50〜70代の各世代の男女各300人、計1,800人を対象に9月実施。現在就業している人の約9割が60・70代以降も働き続ける意欲・必要性を持っていることも分かった。

いま働いている人は9割が働き続ける予定

60・70代以降も「働きたい」もしくは「働く必要がある」と感じている人の割合は、50〜70代全体で58.3%。ただ年代が低いほど、働く意欲や必要性を感じている割合は高く、50代で75.5%、60代で58.3%、70代で41.0%だった。

多くの人が、老後も働く意欲があるものの、具体的にどんな形で働くかを検討していない人も少なからずいて、その割合は22.6%にのぼった(働きたい・働く必要があるという人のうち)。

理由として最も多かったのが、「年齢が理由で仕事が見つからなさそう」で、次に多かったのが「考えてもどうなるものでもない」など、消極的なものが多かった。

高齢者雇用などに詳しい藤村博之教授(法政大学経営大学院)は、60・70代のキャリアを考える上で大切なこととして、「考えるタイミング」と指摘。「本調査では3人に1人は60歳以降に考えているという結果となりましたが、その先も働く年数が長くなってきている中で、もっと早くから考えることが望ましい」として、早くから考えるべきと説く。その上で、「年齢を理由に選択肢を狭くしたり諦めたりしないでほしい」としている。

文/編集・dメニューマネー編集部

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