いざという時のために覚えておきたい「避難勧告」や「避難指示」。紛らわしい言葉ですが2つの内容は異なります。

新しい資本主義や新しい生活様式など、さまざまなモノ・コトが見直されています。防災に関する「災害対策基本法」も改正、2021年5月20日より施行され、すでに新しい避難情報が運用されています。

「避難勧告」と「避難指示」、2つの違いが分かりますか？

大きな台風や地震が起きるたびに対策が見直されてきた

「避難勧告」は警戒レベル1（弱）から5（強）まであるうちの「レベル4」に該当する避難情報でした。ところが、災害対策基本法の改正により「避難勧告」は廃止され、「避難指示」に一本化されました。

「避難指示」は警戒レベル4に該当し、危険な場所から必ず離れる必要がある避難情報です。法律の改正前は「避難指示（緊急）」とされていましたが、同じ警戒レベル4に「避難勧告」と「避難指示（緊急）」があり、避難のタイミングが分かりにくいという指摘がありました。

これを踏まえ、災害時に迷うことなく行動を起こせるよう現在は「避難指示」に一本化されています。

解答：「避難勧告と非難指示」の違いとは……

「避難勧告」とは法律が改正される前の避難情報で、現在は廃止されています。「避難指示」が警戒レベル4で発せられる現行の避難情報です。

「避難指示」は危険地域にいる全員が避難しなければなりません。迷わずに行動しましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

【関連記事】
・老後破産するアブナイお金の使い方
・初心者向け！ネット証券オススメランキング（外部）
・10月から年金が減る？振り込み額が少なくなる2つのパターン
・積立NISAを始めるタイミングは2022年がベスト？（外部）
・金運アップにつながる朝の習慣4選