“きみの元気は〜僕の元気さ、ファイト!”の歌のCMでおなじみの「ニプロ <8086> 」。医療器具メーカーの大手で、人工透析で使うダイアライザ(人工腎臓)の国内シェアトップです。同社が製造した注射器は、米ファイザー製のコロナワクチン1瓶の採取回数を6回から7回に増やし、より効率的な接種を可能にしました。 社
“きみの元気は〜僕の元気さ、ファイト!”の歌のCMでおなじみの「ニプロ <8086> 」。医療器具メーカーの大手で、人工透析で使うダイアライザ(人工腎臓)の国内シェアトップです。同社が製造した注射器は、米ファイザー製のコロナワクチン1瓶の採取回数を6回から7回に増やし、より効率的な接種を可能にしました。
社名の「ニプロ」は何かの略称です。一体、何の略でしょうか。
「健康でありたい」という願いに応える会社
「ニプロ」は、“Nippon(日本)”と英語で製品を表す“PROducts”の文字を組み合わせた略語です。社名には、世界に通用する日本製品をつくりたいという願いが込められています。
同社は、1947年故・佐野 實氏が滋賀県大津市で電球の廃品再生事業を立ちあげ、1954年に日本硝子商事(株)(現ニプロ)を設立。ガラス加工のノウハウを活かした医療用ガラス製品を扱う事業を行ったのがはじまりです。
「ニプロ」のダイアライザは世界シェア3割
主力商品のダイアライザ(人工腎臓)は、腎臓の機能を代替してくれる機器で、人工透析を行う際に使われています。ダイアライザの世界シェアは2位、国内シェアはトップです。また、海外からの需要も高く約7割を輸出。今後さらに海外への輸出が伸びると見込んでいます。
文/編集・dメニューマネー編集部
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