日用品や食品など値上げラッシュが続いています。今回は、10月に株主優待の権利が得られる企業の中で、「食品」を優待品としている企業を紹介。サトウ食品 <2923> 、カナモト <9678> 、正栄食品工業 <8079> の各社は、餅やチョコレート菓子、北海道特産品などがもらえます。おいしくて家計の足しにもなる優待品をチェックしてみてください。

①サトウ食品──餅やパックご飯などの自社製品詰め合わせ

「サトウのごはん」「サトウの切り餅」などでおなじみの、サトウ食品 <2923> 。同社の株主優待は、自社製品の詰め合わせです。

サトウ食品の株主優待は100株以上持っている株主が対象です。保有株式数によって優待内容が変わり、100株以上で1,000円分の切り餅などの自社製品詰め合わせ、500株以上で2,000円相当、1,000株以上で3,000円相当、以降株式数が増えるごとに優待内容がグレードアップします。優待内容の詳細は同社Webサイトで確認できます。

②正栄食品工業──ナッツやチョコレート菓子など自社商品詰め合わせ

食品業界向けに原材料を輸入・仕入れ・販売をしている、正栄食品工業 <8079> 。同社の株主優待は、ナッツ類や乾燥果実、チョコレートなど種類豊富な自社商品です。

正栄食品工業の株主優待は、100株以上保有の株主が優待対象です。保有株式数に関わらず、同社のアーモンドやマカダミアナッツ・ミックスナッツなどのナッツ類、プルーンやマンゴーなどのドライフルーツ、チョコレートなどバラエティ豊かな内容の詰め合わせがもらえます。優待品の内容は変更になる可能性がありますので、同社Webサイトで確認しましょう。

③カナモト──北海道産黒毛和牛など北海道特産品

北海道札幌市に本社を置き、建設機械器具のレンタルサービスを行っている、カナモト <9678> 。同社の株主優待は、北海道の特産品です。

カナモトは、2022年3月の取締役会により株主優待制度が変更となりました。従来は1,000株以上からの優待でしたが、2022年10月より500株以上保有の株主が対象となります。今回の変更による移行期間が設けられており、2022年10月末基準については継続１年以上を継続半年以上と読み替えられます。

2022年10月末基準で、500株以上を継続半年以上の保有で2,000円相当の北海道商品、1,000株以上で4,500円、1,000株以上を3年以上持っていると8,800円相当になります。2023年10月末基準以降は、500株以上を1年以上保有していると株主優待が受けられます。（優待金額は2022年10月分と同額です。）

北海道の特産品には、北海道銘菓、JAようてい男爵＆たまねぎ、北海道産黒毛和牛肩ロース焼肉用、毛ガニ帆立セットなどです。優待内容は変更になる場合がありますので、詳細は同社Webサイトで確認しましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部
画像・siro46/ stock.adobe.com（画像はイメージです）

※この記事は優待情報の紹介が目的で、個別銘柄への投資を推奨するものではありません。株価や優待内容は変わることがありますので、投資を検討される際は必ずご自身でお確かめください。

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