ご当地トリビア！「徳島県」ジャストシステムや阿波製紙などが有名、中核は製造業【ご当地・東証１部企業】

2021/09/19 15:10

地鶏の国内トップシェアを誇る徳島県は、「阿波尾鶏」や「阿波ポーク」、「阿波牛」の3つを阿波畜産3大ブランドとしてアピールしている。本社を置く企業は数多いが、東証1部上場企業になると次の4社のみだ。証券コード企業名設立年月日住所

地鶏の国内トップシェアを誇る徳島県は、「阿波尾鶏」や「阿波ポーク」、「阿波牛」の3つを阿波畜産3大ブランドとしてアピールしている。本社を置く企業は数多いが、東証1部上場企業になると次の4社のみだ。

（表=東証の情報から編集部作成）

マンション内装ドア、国内シェア首位のニホンフラッシュ

建具メーカーとして創業したニホンフラッシュ <7820> は、室内ドアやシステム収納、サッシ額縁などの造作材を製造。マンション向けの内装ドアは国内シェア首位を誇っており、中国にも進出している。

1916年（大正5）年に創業した阿波製紙 <3896> は、手漉き和紙「阿波和紙」の伝統を継承し、書道用半紙などの和紙製品を製造。さらに自動車エンジン用の濾過紙や床材用原紙、ドライクリーニング用フィルターを製造するなど、和紙のみに留まらず多種多様な特殊紙を開発している。

ワープロソフト「一太郎」や、日本語入力ソフト「ATOK」をはじめとするソフトウェア開発や関連サービスを提供するジャストシステム <4686> は、子ども向けの学習ソフト開発も行う（本社情報は東証登録情報による）。

同社が開発した小学生向けデジタル教材サービス「スマイルゼミ」は、新型コロナウイルスの影響で休校や授業数減少を余儀なくされたことを受けた結果、デジタル教材を用いた学習サービスの調査において2位と高いシェアを誇る。

地銀の阿波銀行 <8388> は、地域産品などを取り扱う独自のECモール「ラシクルモール」を2021（令和3）年4月にオープン。同行と取引のある企業が出展しており、地域産品の販路拡大を目指す。

文/編集・dメニューマネー編集部
画像・and4me / stock.adobe.com