アメリカメジャーリーグ(MLB)で旋風を巻き起こしている大谷翔平選手。5月25日時点で、打者としてはホームラン数14本でア・リーグトップタイ。投手としては6試合に登板して1勝だが、防御率2.37、45奪三振という成績。
そんな二刀流の大谷選手の今シーズンの年俸は300万ドル (約3.24億円)という。高い額ではあるが、彼ほどの選手なら安いようにも感じられる。
果たして彼の年俸、時給にするといくらくらいなのだろうか?
162試合のうち159試合出るとすると……
ロサンゼルス・エンゼルスは5月25日までに47試合を終えている。大谷選手は46試合に出場して打率2割6分8厘、35打点、45安打、6盗塁。投手としてはそのうち6試合に登板、30回1/3を投げて1勝0敗0セーブと勝ち星には恵まれていないが、10失点(うち自責点8)で防御率は2.37、奪三振45という成績だ。
その大谷選手はエンゼルスと今年2月に、2年850万ドルの契約を結んだと報じられた。内訳は21年が300万ドル(3.24億円)、22年が550万ドルだ。
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MLBでプレーオフを含まないレギュラーシーズンの試合数は162試合。大谷選手は打者としても出場しているため、47試合消化した段階で46試合出ているので、今シーズンは162試合で159試合に出ると仮定する。
年俸を試合数で割ると、1試合あたり204万円ということになる。仮に準備やウォーミングアップ、クールダウンを含めて1試合を5時間とすると1時間あたり41万円の計算になる。
時給41万円と聞くと、平均的な会社員からすると驚きの額だが、大谷選手ほどの存在感(広告効果)と成績からすると、決して高くはないようにも思える。
さらに、ここにはタイトル獲得の賞金やCMなどのスポンサーは含まれない金額のため、今後の活躍次第でもさらに上乗せされていくだろう。
もちろん、ここには試合以外の練習や準備は含まれていないため、実態ではないことは言うまでもない。ことに大谷選手は練習熱心で知られるため、この計算がことさら無謀であることは承知である。
文/編集・dメニューマネー編集部
画像・Simone / stock.adobe.com
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