森林面積は県土のうち実に72％を占め、豊富な森林源をもつ秋田県。ここに本社を置き、東証１部上場している企業は地銀1行のみだ。

（表=東証・日経の情報から編集部作成）

人口減少率が過去最大の秋田県、地元企業を人材サービスで支援

秋田県は、今年4月に判明した2020年国勢調査（速報値）で、前回15年の調査と比較した人口減少率が6.2%で、過去最大の減少幅だった。

こうした厳しい現実の中、県内唯一の東証１部上場企業・秋田銀行 <8343> は、リクルートキャリアやマイナビと業務提携し、人口減少や少子高齢化による人材不足が課題である顧客企業に向け、人材サービス提供を進めている。

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また100％出資で地域商社「詩の国秋田」を設立。台湾の金融グループ、中國信託ホールディングとの取引支援をするデスクを設置し、海外での取引拡大も視野に入れていくという。

県内大手企業としてはほかに、マックスバリュ東北 <2655> やインスペック <6656> などがあるが、いずれも東証2部上場。またUMNファーマは昨年、マザーズ上場を廃止している。

文/編集・dメニューマネー編集部
画像・and4me / stock.adobe.com

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