人気ゲームシリーズ「ドラゴンクエスト」の第12弾となる「ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎」が発売されることが5月27日、明らかになった。英題は”The Flames of Fate”。スクウェア・エニックスがドラクエ35周年の記念特番で明らかにしたものだが、PS5やSwitchなど、どのハードでリリースされるのかや、いつ発売されるのかなど詳細は明らかにされていない。
YouTubeでの特番で発表
発表されたのは、ドラクエの35周年を記念してYouTubeで放送された特番でのこと。2部構成で、第一部は「ドラクエの日 最新イベントニュース」として、第二部は「ドラゴンクエストシリーズ最新ラインナップ紹介」として様々な情報が発表された。
ドラクエ12だけでなく、パズルゲーム「ドラゴンクエストけしケシ」やシリーズのスピンアウト作品「ドラゴンクエスト トレジャーズ」などのリリースも発表された。
社会問題にもなったドラクエ
1986年に第一作が発売されたドラゴンクエスト。87年に「ドラクエ2」(悪霊の神々)が発売され、その時点で既に大人気だった。しかし、社会現象と言えるほどにシリーズの知名度と存在感を高め、人気を決定づけたのは88年に発売された、勇者ロトシリーズの完結編にあたる「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」だろう。
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当時のドラクエ人気がいかにすごかったかは、多くの子供たちがソフト発売日に学校を休んだことや、せっかく手に入れた入手困難なソフトを奪われるという「ドラクエ狩り」などが社会問題になったことからも分かる。
特に87年に発売されたドラクエ2が各地で品薄状態が続き、予約ができない店舗に品が追加されると、長蛇の列ができたことから、ドラクエ3は発売日から子供たちが学校を休んで並んだことがニュースになっていた。
今回、そのファミコン向けに制作、発売された「ドラクエ3」のリメーク版も、家庭用ゲーム機向けソフトとして発売されるという。
35年たっても衰えぬ人気
今なお人気が高いことは、スマホ向けゲーム「ドラクエウォーク」が2019年にリリースされたことや、今回発表されたドラクエ12の前作の「ドラクエ11」の出荷・ダウンロード販売本数が、2020年9月に600万本を突破していることなどからも分かる。
新作については、記念特番でドラクエの生みの親でゲームデザイナーの堀井雄二氏が「ダークな感じ」と説明、大人向けのドラクエであることを示したが、ハードも発売時期も明らかになっていない。公表されたのもロゴと、ティーザーとなる短い動画のみだ。
全世界同時発売を目指すというこのドラクエ12は、ゲームファン、ドラクエファンのみならず広く関心を集めそうだ。
文/編集・dメニューマネー編集部
画像・© 2011-2021 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
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