値がつくことがある。高価で買い取ってくれる金は、インゴット(地金)やアクセサリーばかりではなく、自宅にある意外なものが売れるかもしれない。
仏壇にあるあの金製品──買取価格100万円超えもあり得る?
仏具には金が使われている製品があり、特に「おりん」(おわん状の金属で、音を鳴らす仏具)は重さが200g前後のものが多く、純金製なら高値がつく可能性が高い。
たとえば18金で重量200gなら、2023年6月時点の相場で換算すると144万4000円の値段がつく計算になる。仏具には他にも香炉、高坏などに金が使われていることがある。
動かない腕時計が5万円?古いメガネは10万円以上も
時計にはベルトのコマや留め具、裏蓋などに金が使われているものがある。動かない、有名ブランドでない時計でも、金としての価値は残っているかもしれないのだ。
特にコマや留め具のような小さい部品は見落としがちだが、18金のコマが4gであれば上記と同じ相場換算で2万9000円程の値がつく。留め具も18金で総量3gならば買取価格は約2万円。合わせて約5万円だ。
昔のメガネフレームのなかには金が使われていたものがあった。メガネフレームはそれなりの重量があるので、もし金が使われていれば結構な金額が見込める。
フレームの重量は20g程あるので、もし18金製なら14万円を超える金額がつくことになる。
金歯がまさかの高値で買い取り
金は歯の詰め物としてもよく使われており、「金歯」も純度によっては専門業者に買い取ってもらえる。
金歯に使われる金などたいした価値はないと思うかもしれないが、金歯には18金や14金のものが多い。もし18金の金歯5本で総重量が16gであれば11万5000円ほどの値段が見込める。14金であっても8万6000円だ。
以上はあくまで現在の金相場と重さのみで試算したもので、状態によって買い取ってもらえるかどうか、相場並みの値段がつくかどうかは分からない。
しかし、他にも万年筆のペン先など金が使われている製品は身近に結構ある。金の価値が上がり続けている今だからこそ、身の回りの金製品を見直してみてはいかがみてはいかがだろうか。
文/編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・「貯金1000万円」ある人が言わない口グセ3選
・コスパ最高の格安SIM【PR】(外部)
・50代で「老後破産」する?定年前にやめるべき行為
・「老後資金」の作り方【PR】(外部)
・コストコの年会費4840円を「実質640円」にする方法