6月の検針分より電気代の大幅値上げが行われるため、最近は電気代の高騰が話題になっていますが、自宅で何気なくやっている「あること」が、さらに電気代を高くしてしまっているかもしれません。
1 便座のふたを開けっぱなしにする
トイレの便座のふたを開けっぱなしにしていると、熱が逃げてしまいます。ふたをしめることで熱の放出を抑えられるので、省エネになります。
「貯湯式」の温水洗浄便座の場合、使わないときはふたをしめるようにすると、年間約1,080円の節約になるといいます(経済産業省資源エネルギー庁の試算)。
2 浴室乾燥機を多用する
メーカーや機種にもよりますが、浴室乾燥機の電気代は高めで、1時間あたり30~50円かかるものが多いようです。
1時間あたり50円だとすると、1日3時間使えば150円。30日使い続ければ、浴室乾燥機の電気代だけで4,500円にもなります。
どうしてもというとき以外は、部屋干しなどで対応したほうがよいでしょう。
3 古い家電を使い続けている
古い家電ほど電力を多く消費し、電気代が高くなる傾向があります。同じ家電を10年以上使っている人は、特に注意してください。
折を見て、よりエネルギー効率の高い新しい家電に取り換えたほうが、電気代を節約できるでしょう。
4 エアコンの風量を「弱」で使用し続ける
節約しようと思って、エアコンの風量を「弱」にして使い続けるよりも、自動運転にしたほうが電気代を節約できます。
エアコンが電力を最も消費するのは、電源を入れてから設定した温度まで室温を近づけているとき。その後、温度を維持するために使う電力はそう多くありません。
風量を弱に設定していると、設定した温度に達するまで時間がかかるため、逆に電気代がかかってしまいます。最適な風量に調節してくれる自動設定にしておきましょう。
5 テレビの明るさ調節を一度もしていない
テレビを買ってから、一度も明るさの調節をしたことがないという人は多いでしょう。
テレビの消費電力の大半はバックライト。画面が明るければ明るいほど、消費電力も多くなります。
周囲の明るさに合わせて自動で明るさを変更してくれる機種もありますが、そうでない場合は調整してみましょう。節電になるだけでなく、目の負担も抑えられます。
文/編集・dメニューマネー編集部
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