dポイントをはじめとした共通ポイントは、別のポイントに交換できますが、たいていは“等価”か“少し減る”ものです。しかし、各種のポイントをdポイントに交換すると10%増量になるキャンペーンが8月1日から始まります。ただ、過去には15%増量キャンペーンもあり、「15%になるキャンペーンを待ったほうがいい」という人もいるようです。
たかが10%? されど10%
10%増量キャンペーンが始まるのは8月1日からで(事前エントリーは7月にできる)、ポイント交換をして10%増量になるということは、1,000ポイントならdポイントが1,100ポイントに、1万ポイントなら1万1000ポイントになります。
「たかが10%」と思うかもしれませんが、買い物で貯まるdポイントは金額の1.5%です(dポイントカード提示とd払い利用)。1万円買い物して貯まるdポイントは最大150ポイントなわけです。そう考えると、10%増えるのが貴重な機会であることが分かるのではないでしょうか。
今回、増量キャンペーンの対象企業は計43社で、ふるさと納税のふるなびポイントが交換できるほか、三菱UFJポイント(三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> )、セゾンカードの永久不滅ポイント、リクルートポイントのほか、ドラッグストアのマツキヨココカラポイント(マツキヨココカラ&カンパニー <3088> )、ポイントサイトのモッピーやハピタスポイントなどがあります。
15%増量キャンペーンを「待つべき」と考える人も
ただポイ活をしている人の間では「待つべきかも」という声が上がっています。というのも、過去にはdポイントクラブで「15%増量キャンペーン」もあったためです。
最近の実施状況を調べると、2023年3月のキャンペーンでは15%増量でしたが、その前、2022年11月、2022年8月はどちらも10%増量でした。
急ぎのポイント消費がないなら15%増量キャンペーンを待ってもよさそうですが、2024年3月に必ず15%増量キャンペーンがあるとは言い切れません。
文・谷口久美子(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
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