会社員の多くが実は使える「福利厚生」サービスで、テーマパークやホテルが安くなるかもしれない。大手の福利厚生サービスには、1万社以上が使っているベネフィットステーションや福利厚生倶楽部、ウェルボックスなどがあるので、会社が契約していないか総務に確かめるといいだろう(文中価格はすべて税込み)。
テーマパークが安くなる──レゴランド、サンリオピューロランドなど
レゴランド(名古屋市)に900円安く入れるのが、ベネフィットステーションだ。
レゴランドは繁忙期は入園料が高くなるが、最も高い7400円の大人(19歳以上)用フリーパスポート「レゴランドジャパン1DAYパスポートスーパーピーク」を6500円で売っている。通常4800円の子供(3~18歳)用も4100円。大人2人、子供2人の4人家族なら合計3200円もお得だ。
サンリオピューロランド(東京都多摩市)の来場予約付き日付指定券「デイeパスポートチケット」を800円引で買えるのが福利厚生倶楽部だ。
サンリオピューロランドも日によって価格が変わり、夏休みの最安値(7月31日~8月4日、8月28日~31日)の通常料金は大人(18~64歳)4300円だ。
割引を使えば大人1人3500円で、暑さをしのげる屋内施設でアトラクションやミュージカルなどを1日楽しめる。
西武園ゆうえんち(埼玉県所沢市)は過去にウェルボックスが販売。3300円のワンデーフリーチケットを900円にした実績もあるだ。新しい対象サービスは毎週発表されているらしいので、確かめるといいだろう。
あの高級ホテルも安くなる──ホテルニューオータニほか
ホテルニューオータニ(東京都千代田区)に特別価格で泊まれるのが福利厚生倶楽部の「夏休みセール」で、通常2万円台のスタンダードルームに一泊1万3500円から泊まれる。大手旅行予約サイトの同プランは2万200円となっている。前出のウェルボックスも、過去に1人2万2772円の部屋料金(2名1室)を4450円〜で販売したという。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市)から徒歩2分のホテル京阪ユニバーサル・タワーの宿泊料金が安いのがベネフィットステーション。
夏休み期間中の最安値は2023年8月30日で、スタンダードルームの大人1名の料金は公式サイトでは8770円のところ7000円となる。
日帰り、週末の気軽なレジャーにも使える
旅行の予定がなくとも、日帰りのレジャーでも福利厚生サービスは使える。ここまでに紹介した大手福利厚生サービス3社の会員なら、映画が安く観られる。
109シネマの映画観賞券は通常2000円のところ1400円になり、ほかにもTOHOシネマズやイオンシネマなど多くの映画館で優待が受けられる。
映画以外にもレンタカーや、マッサージ、スポーツジムなど幅広いサービスが割引対象だ
こうした福利厚生サービスは本人だけでなく、家族も使えることが多い。受けられるサービス内容は時期により変わるほか、条件があるため、早めに確認したほうがよいだろう。
文/編集・dメニューマネー編集部
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