年収がそこそこ高いのに、貯金ができていない人は、自分が気づかないだけで散財をしてしまっているのかもしれない。飲み会や食事に誘われたら、すべて参加していないだろうか。もちろん人付き合いは大切なことだが、ヒマだからといった理由で顔を出していてはお金が出ていく一方だ。どのような行動を意識してやめれば、お金が貯まるようになるのだろうか?
高年収なのにお金が貯まらない人の特徴
高年収なのに、なぜかお金が貯まらないという人は、日常生活で間違ったお金の使い方をしているかもしれない。どんな行動を取るとお金がなかなか貯まらないのだろうか?高年収なのにお金が貯まらない人の特徴を見てみよう。
付き合いによる支出が多い
お金が貯まらないという人は、とかく人付き合いにお金をかけがちで、言い換えれば「付き合いだから(お金が出ても仕方ない)」と思っていることが多い。
部下を連れて飲みに行ったり、取引先と交流を深めたりという機会も多いだろう。そうした飲食代は会社の経費で認められないことも少なくないので、お金も時間もかかりすぎる。
人付き合いによる出費を減らすには、本当にこの人との付き合いを大切にしたいのかを見極めることだ。そこには、ビジネス上のプラスや出世につながるといった打算的な側面があっていいし、損得感情抜きに大切にしたい関係があるならお金や時間をかけてもいい。
しかし、大して考えることもせずに「誘われたから」「何かメリットあるかも」と気軽に誘ったり、誘いに応じたりするのは止めたほうがいい。
収入が上がるとともに生活水準をあげている
収入が上がるとともに、生活水準を上げてしまっている人もお金が貯まりにくい。
収入が増えたからといって、日用品や外食で以前より高い商品を買ったり、高額なレストランに行ったりしていないだろうか。
一度上げてしまった生活水準を元に戻すのは難しい。今の収入が続けばいいが、収入が減る可能性もある。収入が上がっても、生活水準はむやみに上げずお金を貯めておきたい。
浪費癖がある人の特徴
浪費癖がある人は、必ずその原因となる問題が自分の中に潜んでいる。浪費癖をなくすには、自分の中に潜む問題を把握することが先決だ。その視点から、浪費癖がある人に多い特徴や改善策を見てみよう。
物欲が強い
浪費癖がある人には物欲の強さが目立つ。お金がなくてもリボ払いやカードローン、キャッシングなどで購入し、返済できない借金を抱える人もいる。
そのような人の多くは根本的な問題を抱えている。
たとえば、
・欲しいものを手に入れないと気がすまない
・欲しさゆえの衝動買いをしやすい
・満たされない心を買い物で埋めたがる
・人が持っていると欲しくなる
などの問題だ。そこを改善しないと浪費癖を抑えるのは難しいだろう。逆に言えば、その点を改善できれば急激に浪費癖が収まる可能性も秘めている。
計画性がなくルーズである
浪費癖がある人は、計画性がなくルーズな傾向もある。
「いつも遅刻ギリギリに家を出るので忘れ物が多く、出先でよくビニール傘などを買う」「整理整頓ができないので家にあるものをまた買ってしまう」などの行動で表れる。
自分にその傾向がある場合は「目立つ場所に明日の予定や持ち物を書く」「家族や友人などの協力を得ながら時間や持ち物、お金の管理を行う」などの対策と行うとよいだろう。
文/編集・dメニューマネー編集部
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