6月の検針分から電気代が大きく値上げされたが、自宅で何気なくやっていることが電気代を高くしているかもしれない。たとえば、冷蔵庫の中を食料品でいっぱいにしていないだろうか。こういった行為が電気料金を高くしている。電気代を高くする行為にはどのようなものがあるのだろうか?
電気代を“無意識のうちに”高くするNG行為
最近は電気代の高騰が話題になっているが、自宅で何気なくやっている「あること」が、さらに電気代を高くしてしまっているかもしれない。
エアコンの風量を「弱」で使用し続ける
節約しようと思って、エアコンの風量を「弱」にして使い続けるよりも、自動運転にしたほうが電気代を節約できる。
エアコンが電力を最も消費するのは、電源を入れてから設定した温度まで室温を近づけているとき。その後、温度を維持するために使う電力はそう多くはない。
風量を弱に設定していると、設定した温度に達するまで時間がかかるため、逆に電気代がかかってしまう。最適な風量に調節してくれる自動設定にしておこう。
便座のふたを開けっぱなしにする
トイレの便座のふたを開けっぱなしにしていると、熱が逃げてしまう。ふたをしめることで熱の放出を抑えられるので、省エネになる。
「貯湯式」の温水洗浄便座の場合、使わないときはふたをしめるようにすると、年間約1,080円の節約になるという(経済産業省資源エネルギー庁の試算)。
節約のつもりがかえって電気代を高くするNG行為
節約を心がけて生活しているつもりが、「いつもの電気代と変わらない」「むしろ電気代が上がった」という経験はないだろうか?実は、節約のつもりで行っている行動が、かえって電気代アップにつながっている可能性がある。電気代アップにつながるNG行動にはどのようなものがあるのだろうか。
冷蔵庫の中がいつもいっぱい
24時間電源を入れている冷蔵庫は、節約しにくい家電と感じている人もいるかもしれない。
節約を考えると、外食費を抑えて自炊を考える人もいるだろう。「自炊しよう」と食材が安いときに買いだめする人もいるが、買いだめは要注意だ。
冷蔵庫の中がいつもいっぱいに詰まっている状態だと、多くの電力を必要としてしまう。冷蔵庫内は余裕を持たせておく方が節電につながるので、注意したい。
古い洗濯機を大切に使う
「節約のために古くなっても使おう」と考えている人もいるかもしれない。物を大切に使うことは素晴らしいことだが、家電は日々進化している。そのため、10年以上経った家電については、買い替えた方が節約につながるケースもある。
2018年度の内閣府の調査によると、洗濯機の平均使用年数は10.8年だ。あるメーカーの10年前の洗濯機と最新モデルの洗濯機の使用電気代を比べると、年間で約8,000円節約できることが分かった。
最新の洗濯機では、洗濯時の省エネだけでなく乾燥機能に対する省エネ効果も期待できる。
また、節水機能も進化しているので、電気代とともに水道代も節約できるだろう。
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節約のつもりがかえって電気代アップ?!NG行動3選
文/編集・dメニューマネー編集部
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