本連載では、恋愛におけるさまざまなシーンを題材にし、マネー・お金を軸にした見方・考え方を検証。物心両面で満ち足りた、自分の理想の暮らしを手にするための戦略を考察していきます。
お金で買えないものはない?「恋愛×マネー」研究 第12回
前回(第11回)は、急拡大するオンライン婚活市場について見てきました。出会いのオンライン化が急速に進んでおり、高所得者と出会うことも可能になっています。しかし、「本当のお金持ち」とオンラインで結ばれることはそうそうないでしょう。
今回(第12回)は「お金持ちと出会う方法」について考えていきましょう。
お金持ちはお金持ちと結婚することが多い
婚活女子は少なからず「できればお金持ち(富裕層)の男性と結婚したい」と思っていることでしょう。
筆者は家庭環境および職業柄、たくさんのお金持ちを見てきました。当然、結婚するお金持ち男性もたくさん見てきました。今回はそれらの経験も踏まえて解説していきます。なお本稿は筆者の個人的見解であることをご了承下さい。
まず、お金持ちといっても様々なタイプがいます。筆者の回りに多いのは、東京圏のバトンタッチリッチ(お金持ちの家に生まれて、ゆくゆくは資産や家業を受け継ぐ人)です。30歳前後の結婚適齢期には、修行を終えてファミリービジネスに戻り、部長クラスになっていることもあります。医者や政治家の息子の場合は、それくらいの年齢だとまだ修行中の人が多いかもしれません。
この手のお金持ちは、「生まれながらのお金持ちコミュニティ」のなかで結婚相手を探すことが圧倒的に多いです。ようは「お金持ちはお金持ちと結婚することが多い」ということです。このタイプは幼稚園や小学校から都内の名門校に通っていることが多く、学内恋愛の延長線、大人になってから再び旧交を温めてゴールイン、といったパターンをよく見かけます。
また、「所属学校を飛び越えたお金持ちコミュニティ」の成婚もあります。全く接点がない「幼稚舎からずっと慶應」という男性と、「幼稚園からずっと青学」という女性でも、親同士が知り合いだったり、共通の友人が多かったりするものです。同じような教育環境で育った(生まれがながらにしてお金持ちの)人は比較的価値観が似ているため、打ち解けるのも早いと言えます。
出会いのハブとなるキーパーソンを見つけて、ポジションを確立せよ
そうはいっても、「生まれながらのお金持ちコミュニティ」に所属していない人のほうが圧倒的に多いはずです。そのような人は、どのようにお金持ちと出会えば良いのでしょうか。
「お金持ちが多い場所に行く」というのはひとつのアイディアではあります。リッツカールトン東京のロビーに座っていれば、軽井沢の別荘地を歩いていれば、名門ゴルフ場のラウンジで休んでいれば、お金持ちと何かしらの接点を持てるかもしれません。お金持ちが好きそうな集会に習い事に通うことも想定できます。しかし、費用対効果はあまり高くないでしょう。
おすすめは、出会いのハブとなるキーパーソンを見つけて、そのキーパーソンに「気軽に声をかけられるポジション」を確立することです。筆者の経験上、お金持ち男性には「飲み会を開催するから、女性を何人か呼んでよ」と頼まれる、供給者たる存在がかなりの高確率で存在します(大体女性です)。「その人から毎回声をかけられるポジション」を目指すのです。
「そんな人は回りにいない」と思うかもしれませんが、交友関係を棚卸しすれば、意外と見つかるはずです。もちろん出会ったからといって、その後お金持ちと深い仲になれるかどうかは分かりませんが、出会わないと何も始まりません。
お金持ちの奥さんは圧倒的に美人が多い
これまで多くのお金持ちを見てきましたが、お金持ちの奥さんは圧倒的に美人が多いです。全員がそうとは言いませんが、ほとんどがそうと言っても良いのではないでしょうか。このように書くと批判が来るかもしれませんが、これは目を背けてはいけない事実だと思います。
資産運用と同じく、婚活も期待値が重要なゲームです。出会いの分母を高めつつ、自分磨きを続けることが目標達成の近道でしょう。
文・元証券マンの恋愛相談所長K
編集・dメニューマネー編集部
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(2021年9月29日公開記事)