連載 お金で買えないものはない？「恋愛×マネー」研究 第13回
本連載では、恋愛におけるさまざまなシーンを題材にし、マネー・お金を軸にした見方・考え方を検証。物心両面で満ち足りた、自分の理想の暮らしを手にするための戦略を考察していきます。
前回（第12回）は、「お金持ちと出会う方法」について考えてきました。今回（第13回）はその続編として、「お金持ちにモテるための要素」について考えていきましょう。
容姿以外にも「富裕層男性ウケ」する決定的な要素
あくまで「公私両面で多くの富裕層男性を見てきた筆者」の個人的見解ですが、富裕層男性からモテる職業として、モデルやCA（キャビンアテンダント）、グラドル（グラビアアイドル）などが挙げられます。多くの人も概ね同様の見解をお持ちなのではないでしょうか。
なぜこれらの職業は富裕層男性からモテるのでしょうか。「容姿が良いからに決まっているだろう」とお叱りの声を頂くかもしれません。それはその通りだと思います。また、いわゆる「華のある職業」の典型例で、その肩書に惹かれるという面もあるでしょう。CAに関しては厳しい試験を通過しているので、それなりに学力や語学力が高いこともプラス要素でしょう（モデルやグラドルは学力が低いという意味ではありません）。
ただ、これらの職業には、容姿以外にも「富裕層男性ウケ」する決定的な要素があると考えています。それは「比較的スケジュールを柔軟に設定（対応）できる」ということです。
急な休暇取得や平日活動に対応できるか
というのも、エグゼクティブ系の富裕層は基本的に忙しいですし、休日に仕事をしていることも当たり前です。「何とか久しぶりの休みが取れたけど、平日の午前中だけ」ということもあるでしょう。月曜の午後に「明日午前はオフにできたから、急だけど今夜飲もうよ。22時に会食が終わる予定だから、23時に西麻布集合で！」と言われたらどうでしょうか。
多くの人は「明日も朝早くから仕事でして……」となってしまうでしょう（注：本稿はコロナ禍を克服した通常世界のやりとりを想定しています）。モデルやCA、グラドルが暇だとは決して言いませんが、比較的柔軟に対応できることが多く、このような誘いにも乗りやすい、結果として富裕層男性からの評価が高まりやすいというわけです。
「来週の水曜と木曜の2日間にオフが取れたから、箱根の温泉にでも行こうよ。一休のランキングで○位になった1泊8万円の高級旅館でお料理はウンタラカンタラ……」と言われたときに、平日2日間であってもパッと承諾できるかどうかで、富裕層男性からモテるかどうかが大きく変わってきます。
旅行は色々な面でハードルが高いとしたら、平日のゴルフに誘われたことをイメージすれば良いでしょう。機会があれば、一度平日に名門コースを回っている組を観察してみて下さい。いかにもお金持ちな男性と、いかにもモデルのような美女のグループがいるはずです。なお、ゴルフができる女性は強いです。富裕層は「お金持ちになってから、他のお金持ちに誘われてゴルフを始める」ケースが圧倒的に多いからです。
フリーランス系や投資家系の富裕層は時間に余裕があることが多いですが、だからこそ休日や金曜夜、お盆やお正月といった混みやすい時期をあえて外して活動する傾向にあります。そのような富裕層と近づくためにも、平日に比較的自由に動けることは大きな競争優位性となります。
「ノリが良いか」が重要
もちろん、読者の多くはモデルでもなく、CAやグラドルでもないことでしょう。ただ、これらの職業は柔軟に対応しやすいというだけであって、必要条件ではありません。要諦は「忙しいor一般的な人のカレンダーに反して動く富裕層男性のスケジュール感覚にいかにアジャストできるか」です。
富裕層男性の誘いに対してフットワーク軽く乗れるか、ストレートに言えば「ノリが良いか」が重要です。「ノリが良い」とは、自分の中で他のことを犠牲にして、その人との時間の優先順位を上げるということです。このような姿勢はきっと相手にも伝わることでしょう。
文・元証券マンの恋愛相談所長K
編集・dメニューマネー編集部
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