5円硬貨が2000円、1円が5000円に?「プレミア硬貨」を見つけたいなら知るべき3つのポイント

2022/03/26 19:00

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1円の価値は1円というのが当然のようだが、実はそうではない。1円の価値がじつはもとの価値の数100倍以上の値段で取引されていることも。どんな硬貨が高値で取引されているのだろう。高値で取引されている硬貨を見つけたいなら知っておきたいポイントを3つにまとめてみた。 ポイント1 「1円玉」の価値が約5,000円相当になる?

1円の価値は1円というのが当然のようだが、実はそうではない。1円の価値がじつはもとの価値の数100倍以上の値段で取引されていることも。どんな硬貨が高値で取引されているのだろう。高値で取引されている硬貨を見つけたいなら知っておきたいポイントを3つにまとめてみた。

ポイント1 「1円玉」の価値が約5,000円相当になる?

ここのところ日本の1円玉の価値が高騰している。平成の1円玉が5,000円相当になるケースも出てきた。なぜ、1円玉の価値が上がっているのか?それには2つの理由がある。

1 キャッシュレス決済の普及で硬貨の発行枚数が減少している

キャッシュレス決済の普及により、年々1円玉の発行枚数が減少しているのが一つの理由として挙げられる。発行枚数が少ない年の硬貨ほど価値が高くなる傾向にあるため、発行枚数が減っていけばその価値はさらに上がるのかもしれない。

2 中国の富裕層が日本の硬貨を投資対象にし始めた

中国の富裕層が、日本の硬貨を投資対象にし始めたことも高騰の一つの理由のようだ。

特に明治・大正時代に発行された1円銀貨の価値は大きく上がっており、状態が良ければ8万円相当になるものも存在する。

平成発行の1円玉が「プレミアコインに」?それはどんな1円玉?

平成に発行された1円玉にも高い価値を持つ「プレミアコイン」が存在します。1円玉の発行枚数が少ない平成23、24、25、29、30年の1円玉です。

それらの年に発行された1円玉は3,000円以上の価値が認められる場合も。とりわけ発行枚数が少ない2011~2013(平成23~25年)の1円玉の中には5,000円相当になったケースもあります。

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「1円玉」の価値が高騰中!?約5,000円相当になることも

ポイント2 1円玉が3000円、5円玉が400倍になる?プレミア硬貨

普段使っている小銭入れの中に、「プレミア硬貨」と呼ばれる希少性のある硬貨が眠っているかもしれない。プレミア硬貨とは、実際の金額以上の価値がつく硬貨のこと。なかには、もとの価値の400倍の値段で取引されるものも?ここではプレミア硬貨の見つけ方を紹介する。

製造枚数の少ない年の硬貨は価値が高い!

日本では、造幣局でその年に発行する硬貨の製造枚数が厳密に定められており、経済動向により変動。そのため極端に発行枚数が少ない年の硬貨もあり、プレミア硬貨として高値で取引されている。以下の年代のものはプレミアム硬貨にあたり、1円は3,000円、5円は実際の値段の400倍の2,000円で取引されることもある。

1円で高値がつくもの

・2011(平成23)年
・2012(平成24)年
・2013(平成25)年
・2016(平成28)年
・2017(平成29)年
・2018(平成30)年
・2019(平成31)年
・2019(令和元)年

5円で高値がつくもの

・2010(平成22)年
・2011(平成23)年
・2012(平成24)年
・2013(平成25)年

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今すぐ財布を確認!50円玉が400倍の値段に?プレミア硬貨とは

ポイント3 エラー硬貨には高値がつくことも

エラー硬貨もプレミア硬貨の一つ。エラー硬貨とは製造の段階でミスが生じた欠陥品のこと。エラー硬貨は通常なら検査で引っ掛かるのだが、希に検査をスルーして市場に出回ることがある。

1円玉のエラー硬貨には、両面が同じ模様でかつ片面の印刷が反転している「影打ち硬貨」や、印刷がズレている「印刷ズレ硬貨」などがある。

その希少性によっては10万~20万円ほどで取り引きされるものもあり、見つけたらかなりラッキーなプレミア硬貨といえよう。

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今すぐ財布を確認!1円玉が3000円で売れる!?プレミア硬貨とは

文/編集・dメニューマネー編集部

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