銀行員は普段からさまざまな人と取引をしているが、その際人の本性が垣間見えることがあるという。特に融資審査においては顧客の人間性を見て、返済能力などの信用度をチェックしている。ここでは、銀行員から見た「関わらないほうが良い人」と「騙されやすい人」の特徴を綴っていく。
銀行員は見た!絶対に関わらない方が良い人の特徴3選
銀行のやり取りでは、その人の本性を垣間見ることができる。ここでは、過去に銀行で法人融資担当として働いていた元銀行員が「関わらない方が良い」と思う人の特徴についてお伝えする。
自慢話が多い人
銀行員として法人営業を担当すると、中小企業などの経営者と話す機会がある。経営者といえば「お金持ち」というイメージがあるが、子供の教育や外車・旅行の自慢をする割に実はそれほど利益は出ていないケースも。
逆に大きな利益を出している経営者なのに質素な装いで謙虚な方も多いものだ。すべての人に当てはまる訳ではないが、自慢話は自信のなさの表れかもしれない。
人の話を聞かない人
銀行員としてはリスク商品(投資)を販売する際にはきちんと商品の説明等をする必要があるが、中には全然説明を聞かない人も多い。
しかし、このような人に限って運用で損失が出る場合に「そんな話は聞いてない!」とクレーマーになりやすい。
大切な決断が必要な時に真剣に話を聞かず、質問をしてこない人は注意したほうが良いといえる。
また、このような人に何か大切なことを説明する際には、きちんと説明した証拠を残しておくべきだ。
付き合う人がすぐ変わる人
経営者は事業を推進するエネルギーが必要だが、ワンマンすぎると周りの人が離れていく。
銀行員に対しては良い人そうなのに、社内の人間がよく変わる、友人関係が変わるという場合はその人の本性を疑ったほうが良い。
パワハラがある、嘘をつくなどの問題があるかもしれない。現状では良い付き合いができていたとしても手のひらを返される可能性があると思っておいたほうが良いだろう。
銀行員は見た!騙されやすい人の特徴3選
投資関係の話は、大切な資産を無くす可能性もあるので、騙されないように注意すべきだ。過去に銀行で働いていた元銀行員は、怪しい投資商品の勧誘について相談を受ける機会も多くあるという。ここでは、騙されやすい人の特徴を解説、自身が当てはまらないかチェックしてみてほしい。
好奇心がある
好奇心がある人は、「利益が得られる」という投資話に興味を持つ傾向にある。しかし、商品に対する理解があまりないのに相手の口車に乗せられて損するケースも。
金融機関以外が販売する商品には怪しいものもある。最初からお金を騙し取ろうと考える人もいることを忘れてはいけません。警戒心も忘れないようにしたい。
人に相談するのが苦手
人に相談するのが苦手な人も騙されやすい傾向にある。人にあれこれ言われたくない気持ちも理解できるが、誰かに相談すれば客観的な視点から詐欺だとすぐわかるケースもある。
大切な資産を減らさないためにも、不安な気持ちがある場合には信頼できる人に相談したい。
「元本割れしない」という言葉が好き
リスクを好まない日本人は元本割れを極端に嫌がるという。そのため、「元本割れはしない」「リスクはない」という言葉に弱い傾向にある。しかし、ローリスク・ハイリターンの商品はないと思っておいたほうが良い。
投資はリスクがあるので、リターンもある。元本割れしないのに大きなリターンを得られるという投資商品は怪しいものだと考え、そのような商品を勧める人とは早く離れるべきだ。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年5月4日公開記事)
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