貯金1000万円を達成できる人たちが共通してやらないことがある。彼らは日々の生活の些細なことに気を配り、お金を着実に貯めているのだ。また、貯金1000万円達成者は銀行の使い方が上手い傾向にある。彼らはどんなことに気をつけているのだろうか?
貯金1000万円を達成する人が「絶対にやらない」こと
貯金1000万円を必ず達成できる方法はないが、貯金1000万円達成者の行動を分析することで、「こうすると成功確率が下がる」という共通項は挙げることはできる。貯金1000万円を達成する人が絶対にやらない行動にはどんなものがあるのだろうか?
支出を管理していない
一般的な収入で貯金1000万円を達成した人のなかに、何にいくら使っているか把握していない人はいない。
貯金を一言で表すと「貯金=収入−支出」だ。収入を急に上げることは難しいので、効率的に貯金をするためには、支出を抑えることが重要といえる。
固定費に無頓着
前述の支出管理に連動する話だが、貯金上手な人のなかに、固定費に無頓着な人はいない。
固定費とは毎月の支出が決まっているもので、家賃や水道代、電気代、ガス代、スマホ通信費、Wi-Fi代、保険料、その他サブスクサービスなどが挙げられる。
安いから買う
貯金上手な人は「安いから買う」という考えを持っていない。
「安物買いの銭失い」という言葉があるように、「安いから」という理由で買ったものは、結局ほとんど使わなかったり、すぐに壊れてしまい再購入して結局出費が膨らんだりすることも多い。
天引き貯蓄をしていない
一般的な収入で貯金1000万円を達成した人は天引き貯蓄(先取り貯蓄)を行なっている。
天引き貯蓄とは、お給料が入ったら一定金額を先に貯金してしまい、残りのお金で生活することだ。
たとえば、手取り収入20万円のうち2万円を天引き貯蓄し、18万円で生活するといったイメージだ。天引き貯蓄先は、簡単には解約できない口座だとさらに効果的だ。
貯金1000万円以上ある人の賢い銀行の使い方
銀行口座はいくつ持っているだろうか?多すぎても管理しきれないし、少なすぎても貯金がうまくできないかもしれない。「貯金1000万円」を達成した人は、銀行をどのように使っているのだろうか?
1000万円以上の貯金がある人が持っているもの
1000万円以上の貯金がある人を対象としたアンケートでは、73%もの人が「貯蓄用口座」を持っていて、生活費とは分けて貯金していると回答している。
回答者が500人という比較的小規模なアンケートではあるが、かなり高い割合で貯蓄用口座を活用しているようだ(2020年、まねーぶ「貯金実態調査」)。
少なくとも、「生活口座(使う口座)」と「貯蓄用口座」の2種類はあったほうが良さそうだということが分かる。
慣れてきたら3~4口座の使い分けも
2種類の口座の使い分けに慣れてある程度お金が貯まってきたら、次のステップも検討してみよう。「生活防衛資金口座」と「投資用口座」だ。
生活防衛資金は万が一の場合に備えて持っておく現金のことで、緊急予備費とも呼ばれている。
「生活費が足りなくなると貯蓄用口座から引き出すことがある」という人は、絶対に手を付けないお金として生活防衛資金口座を分けることも意味がある。
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貯金1000万円以上ある人の賢い銀行の使い方
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年7月24日公開記事)
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