NISA・つみたてNISA

投資初心者につきまとうリスク!「投資で失敗する原因」「NG行為」

2022/08/15 19:00

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投資にはリスクがつきものだが、投資初心者はどのような行為がリスクにつながるのか、理解していないことが多い。初心者向きと言われている「投資信託」や「NISA」にもリスクが潜んでいる。どんなことに注意して投資すればいいのだろうか? 投資初心者が大損するNG行動 投資ではリスクはつきものだが、特に投資初心者の場合、失敗につな

投資にはリスクがつきものだが、投資初心者はどのような行為がリスクにつながるのか、理解していないことが多い。初心者向きと言われている「投資信託」や「NISA」にもリスクが潜んでいる。どんなことに注意して投資すればいいのだろうか?

投資初心者が大損するNG行動

投資ではリスクはつきものだが、特に投資初心者の場合、失敗につながりやすい行動パターンがあるので注意が必要だ。どのような行動が当てはまるのだろう?

金融商品の特徴をよく理解せずに買う

金融機関の窓口などで投資の相談をすると、おすすめの金融商品を紹介されることもあるだろう。

しかし、商品の特徴をよく理解せずに買ってしまうことは避けよう。おすすめ商品としても、自分に合っているとは限らないからだ。

例えば、自分の「リスク許容度」よりもはるかにリスクの高い商品に投資していたことに後から気づき、後悔するケースがある。

リスク許容度とは、どれくらいまでなら投資元本がマイナスになっても受け入れられるかという度合いのことだ。

値動きを見て自分のタイミングで投資する

投資と聞くと、値動きをチェックして自分のタイミングで買うイメージを持つ人もいるかもしれない。

しかし、値動きを見極めるのはプロでも難しく、投資初心者が見極めるのは現実的ではない。 初心者には「積立投資」が適している場合が多い。

これは、一定額を定期的にコツコツと購入し、購入のタイミングを見計らう必要がない投資手法だ。

詳しく読む>>
投資初心者が大損するNG行動4選!失敗するリスクを減らすには?

NISAで買ってはいけない銘柄!投資初心者は注意

運用益に税金がかからないNISAニーサ)だが、実は投資に向かない銘柄がある。うっかり投資してあとから後悔することがないよう、「買ってはいけない銘柄」を避け、NISAに合う銘柄を選ぼう。

「毎月分配型の投資信託」は買ってはいけない

毎月分配型の投資信託は、毎月「分配金」をもらえるのが魅力だが、そもそも分配金には税金がかからないため、NISAのメリットを活かせない。

分配金というと、株式の配当金をイメージする人が多いだろう。しかし、毎月分配型の投資信託分配金は「元本払戻(がんぽんはらいもどし)」がほとんどだ。

元本払戻とは、投資家から集めたお金を、投資家に返すことをさす。

出したお金が返ってくるだけなので、NISA口座以外で受け取っても税金がかからない。

つまり、「税金がかからない」というNISAのメリットを活かせないのだ。

「低リスク投資信託」も買ってはいけない

債券中心の投資信託など、低リスクの投資信託では、利益が小さい分、NISAの税金に関するメリットも小さくなる。

せっかく一般NISAの非課税枠「毎年120万円×5年=600万円」を使うなら、株式や株式中心の投資信託など、ある程度の利益が見込める投資先を選ぼう。

「信託報酬が高い投資信託」は買ってはいけない

信託報酬が高い投資信託はコストがかさみ、利益が少なくなることに注意が必要だ。

信託報酬とは管理コストのことで、投資信託を保有している間中かかる。

つみたてNISAの運用期間は最長20年と長いため、できるだけ信託報酬が低い銘柄を選ぼう。

詳しく読む>>
NISAで買ってはいけない3つの銘柄!投資初心者は注意

投資初心者に人気の「投資信託」で大損!失敗の理由

投資に興味を持って調べ始めた人なら「投資信託は初心者向き」といった内容を目にしたことがあるかもしれない。確かに株式投資などよりも始めやすく、リスクを抑えやすい傾向はある。だからといって絶対に失敗しないというわけではない。

投資信託で失敗する原因

投資信託は、投資家から集めたお金を1ヵ所にまとめたもの(ファンド)を、運用のプロ(ファンド・マネージャー)が株式や債券などさまざまな投資先に分散して投資するしくみだ。

プロに任せられることに加え、少額でも始めやすいということも相まって、初心者にも人気がある。

「比較的失敗しにくい」「リスクを抑えやすい」と言われることも多いが、以下のような状態では損失につながりやすくなるため要注意だ。

投資信託選びを人任せにする
・一度に大金を投入する
・下がったときに焦って売る
・目先の利益を重視する
・手数料を考慮せずに投資する

投資信託の運用はプロ任せだが、どの投資信託を選ぶかは自分で決める必要がある。

自分が投資しようとしている投資信託はどんなものなのか、どんなリスクがあるのか、手数料はいくらかかるのか、分配金は毎月もらうより再投資に回した方が有利なのではないか、などきちんと知識を得たうえでよく考えることが必要だ。

詳しく読む>>
投資初心者に人気の「投資信託」で大損!失敗の理由

文/編集・dメニューマネー編集部

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