いまさら聞けない?株式投資で出た利益。NISAでなければ税金はいくら?【お金のクイズ】

2021/09/19 12:30

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第3問 株式投資で出た利益。NISAでなければ税金はいくら?

株式投資で得た利益にかかる税金。NISA口座ならゼロになるが、もしNISA以外の口座で投資して100万円の利益が出ると、税金はおよそいくら?

① 約20万円
② 約10万円
③ 約 1万円

日本では株式を売却して得た利益に対し、所得税と住民税を合わせて約20%の税金が課される。そのため100万円の利益に対しては約20万円、200万円の利益に対しては約40万円の税金が徴収されることになる。

正解は①の約20万円だ。

しかしNISA口座で株式投資をしていれば話は別だ。

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NISA(ニーサ)は国が2014年に導入した税制優遇制度で、将来に向けて資産形成に取り組む人を増やすことを目的とされている。NISA口座なら一定の投資金額以内であれば、株式投資や投資信託の保有で得た利益に対して税金が掛からなくなる。

NISAには3種類の制度がある

ちなみにNISAには「一般NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」の3種類があり、それぞれについて非課税投資枠や対象者が異なる。

一般NISAでは非課税投資枠が毎年120万円、つみたてNISAでは毎年40万円、0~19歳向けのジュニアNISAでは毎年80万円用意されている。それぞれで非課税期間も設けられており、一般NISAジュニアNISAは投資から最長5年、つみたてNISAは投資から最長20年だ。なおジュニアNISAは2023年で終わることになっている。

日本は欧米に比べて株式投資をしている人が少ない。一方、人生100年時代が到来すると言われている中、資産形成の重要性は増している。そんな中で新たに株式投資や投資信託を始める人は、まず非課税投資枠が用意されているNISAをぜひ利用したいところだ。

2024年には「新NISA」も始まる。興味がある人はぜひ調べてみてはいかがだろうか。

文・岡本一道(経済ジャーナリスト)
編集・濱田 優(dメニューマネー編集長)

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