ぜいたくをしていないのに、なかなかお金が貯まらないと悩む人もいるだろうが、そんな人は自分の気づかないところで散財しているかもしれない。たとえば、仕事の昼休憩に必ずコーヒーなどを買っていることも、浪費につながるかもしれない。お金が貯まらない習慣には、どのようなものがあるのだろうか?チェックリストにまとめたので、次の4つを日常的にやっていないか確かめてみよう。
ぜいたくしていないのに「お金が貯まらない」人の共通点
「ぜいたくしていないのに、お金がなかなか貯まらない」と悩む人は多い。収入があるのにお金が貯まらない人は、間違いなくお金を使っている。貯まらない理由が分からない人は、自分では気づかないうちにやってしまっていることが、お金が貯まるのを邪魔しているからだ。そこにはどんな共通点があるのだろうか。
チェック1 少額の買い物だからと「必要かどうか」考えずにお金を使っている
「ちょっとした額だから」と本当に必要か考えずに買い物する人は、お金が貯まらない。
例えば「仕事のお昼休憩などに必ずコーヒーを買う」「コンビニやスーパーのレジの前にあるお菓子をついつい買ってしまう」などだ。
仕事が合間に毎日1杯350円のコーヒーを買うと、1ヵ月で7000円、1年間で8万円以上かかってしまう(ひと月20営業日で計算)。
コーヒー代に限らず、こうした無意識に使ってしまう少額のお金のことを「ラテマネー」という。
まず自分がこうしたちょっとした支出をたくさんしていないか振り返ってみよう。「ぜいたくしてないのにお金が貯まらない」人は、「高額の買い物をしていない」だけで、「少額の買い物をたくさんしている」はずなのだ。
チェック2 「生活費の余った分が貯金額」という考えをしている
生活費の残りを貯蓄に回そうと考えている人もお金が貯まりにくい。
「頑張って節約したけど今月は残らなかった」となってしまう。最初から「これだけの額は毎月貯金する」と決めておくべきだ。
給料天引きを利用したり、給料日に貯蓄をは別口座に移したりすることで、自動的に貯金が増える仕組みを作ったほうがいい。そうすれば、ついつい使ってしまうことも防げる。
実は節約になっていないNG行為
節約につながっていると思っていても、実はまったく節約になっていないことがある。気づかないうちに浪費しているものには、次のようなものがある。
チェック3 エアコンを付けたり消したりする
エアコンのスイッチをこまめにオンオフにすると、電気代の節約につながると思われがちだが、実のところ電気代がかえって高くなることがある。
冷房を14時間付けっぱなしと、30分ごとに入り切りで運転した場合の消費電力を調べたところ、付けっぱなしのほうが、こまめに入り切りしたときよりも消費電力が少なくなることがあるという(ダイキン調査)。
ちょっとした外出ならエアコンは切らずに付けっぱなしにしたほうが、節約につながるだろう。
チェック4 賞味期限切れ間近の割引食品を大量まとめ買いする
スーパーの見切り品コーナーにある賞味期限切れ間近の商品に飛びつくと、食べ切れずに捨てることになって無駄だ。「安いから」で判断せず「必要か」を考えよう。
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「節約のつもりが実は勘違い」一人暮らしにありがちなNG4選
文/編集・dメニューマネー編集部
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