結論として、審査なしで後払いできるバーチャルカードは存在しない。後払い式のバーチャルカードを発行する際は、割賦販売法に基づき申込者の支払い能力を審査することが義務付けられているからだ。
審査に不安がある人は、簡易審査を採用しているバーチャルカード(後払いアプリ)や審査なしで利用できるプリペイド型カードや電子マネーサービスを選ぼう。
本記事では、編集部が審査なしで後払いできるバーチャルカードを調査し、最新の16個を厳選し比較した。後払いのバーチャルカードには、以下のようなものがある。
※最大29,600円相当は最上位クレジットカードでのお取引が対象になります。
Olive フレキシブルペイ ![]() | バンドルカード![]() | atone(アトネ)![]() | Paidy(ペイディ)![]() | QUICPay (クイックペイ) ![]() | ultra pay カード後払い (ミライバライ) ![]() | ソフトバンクカード (旧ソンドルカード) ![]() | Kyash (キャッシュ) ![]() | BANKIT (バンキット) ![]() | ACマスターカード![]() | Nudge (ナッジ) ![]() | エポス バーチャルカード ![]() | SAISON CARD Digital ![]() | Visaプリペ![]() | dカード プリペイド ![]() | Smartpay (スマートペイ) ![]() | |
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利用条件 | ・18歳以上 デビット機能は審査なし | ・未成年は保護者 の同意が必要 ・ポチっとチャージ(後払い)は18歳以上 | ・未成年は保護者 の同意が必要 | ・未成年は保護者 の同意が必要 | ・QUICPay対応のクレジットカード ・デビットカード ・プリペイドカードの いずれかとの連携が必要 | ・未成年は保護者 の同意が必要 | ・ソフトバンク、 ワイモバイル、 ラインモ回線の いずれかの契約者 が利用可能 | ・未成年は保護者 の同意が必要 | ・18歳以上 | ・安定した収入と 返済能力を有する方で、 当社基準を満たす方 | ・18歳以上 | ・エポスカードの発行と エポスNetへの会員登録 (本人確認)が必要 ・18歳以上 | ・利用申込時の審査と セゾンPortalアプリの ダウンロードが必要 ・18歳以上 | ・6歳以上 | ・dアカウントの 登録が必要 ・12歳以上 | ・18歳以上 |
後払い手数料 | 無料 | 510円~ 1,830円(※1) | 支払い方法によって、 無料~209円 | 510円~ 1,830円 | 無料 | 500円~ 1,800円 | 無料 | 500円~ 1,800円 | 翌月末払い なら無料 | 10.0%〜14.6% (実質年率)(※2) | 支払い確定日の 翌月末までは無料 | 無料 | 無料 | チャージ方法によって、 無料~204円 | チャージ方法によって、 無料~204円 | 支払い方法によって、 無料~209円 |
限度額 | チャージの限度額は 30万円 | 3,000円〜50,000円 | 上限額は 利用者ごとに設定 | 本人確認後の審査 によって決まる | ・利用可能枠は支払いに 設定しているカードに準じる ・決済1回あたりの 上限額は2万円 | 3,000円~ 5万円/回 | 満12歳未満:最大2,000円/月 満20歳未満:最大2万円/月 満20歳以上:最大10万円/月 チャージは1万円/回 | 3,000円〜5万円 | 審査結果に より決まる | 10~300万円で 審査結果により決まる (※3) | 最大10万円 | エポスカードの 限度額に応じて設定 | 非公開 | 1日のチャージ上限:30万円 月間のチャージ上限:100万円 | 30万円 | 3,000円〜 5万円 |
使える店・ シーン | ネットショップ 実店舗 | ネットショップ 実店舗 | ネットショップ 実店舗 | ネットショップ 実店舗 | ネットショップ 実店舗 (※リアルカードが必要) | ネットショップ 実店舗 | ネットショップ 実店舗 (※リアルカードが必要) | ネットショップ 実店舗 | ネットショップ 実店舗 | ネットショップ 実店舗 | ネットショップ 実店舗 | ネットショップ 実店舗 | ネットショップ | ネットショップ 実店舗 | ネットショップ 実店舗 | ネットショップ 実店舗 |
対応機種 | iPhone Android | iPhone Android | iPhone Android | iPhone Android | iPhone Android | iPhone Android | iPhone Android | iPhone Android | iPhone Android | iPhone Android | iPhone Android | iPhone Android | iPhone Android | iPhone Android | iPhone Android | iPhoneのみ |
詳細 (公式サイト) | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | ACマスターカードの 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
※2.ショッピング枠利用時。
※3.300万円はショッピング枠ご利用時の限度額です。
※バンドルカード、Smartpay(スマートペイ)、atone(アトネ)、Paidy(ペイディ)、QUICPay(クイックペイ、ultra payカード後払い(ミライバライ)、ソフトバンクカード(旧ソンドルカード、Kyash(キャッシュ)、BANKIT(バンキット)、Oliveフレキシブルペイ、ACマスターカード、Nudge(ナッジ)、エポスバーチャルカード、SAISONCARD Digital、Visaプリペ、dカード プリペイドの公式サイトをもとに筆者作成
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- バーチャルカードの種類とおすすめの人
- 後払いできるバーチャルカードの4つのメリット
- 後払いのバーチャルカードを利用する際の注意点
- 後払いできるバーチャルカードの選び方【4つのポイント】
- よくある質問
審査なしで後払いできるバーチャルカードはある?

審査なしで後払いできるバーチャルカードを探す人は、簡易な審査で使えるカードや、チャージ式で審査不要のプリペイド型カードを検討しよう。審査なしで後払いが可能なバーチャルカードが存在しない法的な理由と、現実的に利用できるサービスを紹介する。
審査なしで後払いできるバーチャルカードは存在しない
審査なしで後払いできるバーチャルカードは存在しない。カード会社が後払い式のバーチャルカードを発行する際は、クレジットカードと同様に、割賦販売法に基づき申込者の支払い能力を審査することが義務付けられているからだ。バーチャルカードの提供は、割賦販売法における登録少額包括信用購入あっせん業者の事業に該当する。登録少額包括信用購入あっせん業者には、一定の基準を満たす与信審査の手法や与信審査に係る体制整備が求められる。
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限度額が低いバーチャルカードは簡易審査で利用できる
限度額が10万円程度と低いバーチャルカードは、簡易審査を通過することで利用できる。これは、利用限度額が低いためカード会社の貸し倒れリスクが小さく、クレジットカードに比べて審査基準が比較的緩やかになるためである。また、カード会社が割賦販売法に基づく「少額包括信用購入あっせん業者」として登録されている場合、法的規制が緩やかになるため、クレジットカードの審査よりも通りやすくなると言える。※出典:経済産業省「割賦販売法(後払分野)の概要」、e-Govポータル「割賦販売法」そのため、信用情報に不安がある人は、次のように利用限度額が低いバーチャルカード(後払いアプリ)であれば、利用できる可能性がある。これらのバーチャルカードは、クレジットカードの代わりとして後払い決済に利用できる。いずれもクレジットカードや銀行口座と紐づける必要がなく、発行時に審査も行われない。後払いサービスの決済の都度審査が行われるが、利用額や規約違反の有無などの簡易的な審査であればブラックでも通過できる可能性がある。最短1分!スマホですぐ払える
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プリペイド型バーチャルカードは審査なしで決済できる
プリペイド型バーチャルカードは審査なしで決済できる。プリペイド型は事前にチャージした金額の範囲内でのみ利用できるため、信用取引(後払い)ではなく、前払い方式となる。
このため、クレジットカードのような審査は不要で、基本的に誰でも発行・利用できる。
また、バーチャルカードの支払い方法をキャリア決済(電話料金合算払い)にするのであれば審査なしで後払いが可能だ。
カードの利用額を後払いする方法の中には、月々の電話料金と合算して支払う、つまりキャリア決済ができるものもある。本記事で紹介するカードの中では、ソフトバンクカードやdカード プリペイドがこれに該当する。ただしそのバーチャルカードに対応するキャリアの回線を契約している人だけがキャリア決済を利用できる。具体的に、ソフトバンクカードの場合はソフトバンク、ワイモバイル、ラインモのいずれか、dカードプリペイドの場合はドコモ、ahamo、irumoのいずれかを利用している必要がある。
後払いできるバーチャルカードおすすめ16選!審査なしや即日決済できるアプリ

審査に通過できるかオンラインで手軽にチェックできる3秒診断の活用がおすすめ
ACマスターカードには、審査に通過できるかどうか、オンラインで事前に診断できる「3秒診断」のサービスを用意している。年齢、年収(総支給額)、カードローンの他社借入状況の3つの項目を入力するだけで、審査通過の可能性を診断できる(氏名の入力は不要)。
審査に不安がある場合は、3秒診断を利用して審査通過の可能性を事前に確認してから申し込むといいだろう。ここでは、以下、AとBの次の2通りの条件で3秒診断を行った結果を比較してみよう。
年収(総支給額)……10万円
カードローンの他社借入状況……0円
診断結果……「カード発行できる可能性が高いです」
年収(総支給額)……10万円
カードローンの他社借入状況……10万円
診断結果……「ご入力いただいた内容だけではカード発行可能か判断できませんでした」
これらの結果から、年齢と年収が同じでも、他社からのカードローンの借り入れがすでにあるか否かで結果が分かれる可能性があると考えられる。
ACマスターカードを利用したい場合は、過去の借り入れを完済した上で申し込むこともポイントといえるでしょう。

Nudge(ナッジ)

Nudge(ナッジ)の概要
後払いの審査 | あり |
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利用条件 | ・カード発行前に審査が行われる ・アプリのダウンロードと本人確認書類の提出が必要 |
審査時間 | 最短5営業日 |
手数料 | 1日あたり利用金額(未返済分)×0.05%が利息として発生 ※支払い確定日の翌月末までは無利息で返済可能 |
限度額 | 最大10万円 |
利用単位 | 1円単位 |
使える店・シーン | ネットショップ 実店舗 |
対応機種 | iPhone Android |
詳細 (公式サイト) | 詳細はこちら |
申し込みから発行まですべてアプリで手続きできる。審査に通過するとアプリにカード有効化コードが届くため、リアルカードがなくても最短当日でオンライン決済で利用可能だ。
学生やアルバイト、パートも申込対象で、審査はAIによって行われる。限度額は最大10万円のため、使いすぎが不安な方も安心して利用できる。
2ヵ月間利息なしで利用できる
Nudgeでは利息が取引確定月の翌々月1日以降に発生するため、支払い確定日の翌月末まで無利息で返済できる。
利息が発生する前にアプリで通知があるため、返済忘れの心配も不要だ。最短で決済日翌日に返済できる。
例えば、10月中に3万円分利用した場合は11月30日までの返済なら利息が発生しない。後払いサービスの手数料や利息による負担が大きいと感じる場合にうれしい仕組みといえるだろう。
学生やアルバイト、パートも申込対象
Nudgeは学生やアルバイト、パートやフリーランスなども申込対象となっている。審査はAIを活用した簡易審査で独自の基準に基づいて行われるため、一般的なクレジットカード審査に通りにくい場合でも利用できる可能性がある。
アプリで当日中に決済できる!最短5営業日でカードが届く
Nudgeのクレジットカードはアプリから申し込むことができ、審査含めて最短5営業日で手元にカードが届く。
申込手順は次の通りだ。
- アプリをダウンロードし、アカウント登録を行う。
- 本人確認書類をアップロードする(マイナンバーカード・運転免許証・パスポートのいずれか1点)。
- 必要5項目を入力(勤務先情報や口座情報は不要)。
- 審査後、届いたカードをアプリから有効化する。
届いたカードは、Visa加盟店で利用可能だ。
また、申し込み後の審査に通過するとアプリにカードの有効化コードが届く。有効化すれば、アプリに表示されたカード情報を使ってオンライン決済が可能だ。そのため、リアルカードが手元になくても最短当日で利用できるようになる。
口座自動引き落としでの返済なら手数料無料
返済方法は口座自動引き落としのほか、セブン銀行ATMまたは銀行振込から選択できる。口座自動引落しなら手数料無料で返済できる。
エポスバーチャルカード

エポスバーチャルカードの概要
後払いの審査 | あり |
---|---|
利用条件 | ・エポスカードの発行とエポスNetへの会員登録(本人確認)が必要 |
審査時間 | 最短即日 |
手数料 | 無料 |
限度額 | エポスカードの限度額に応じて設定 |
利用単位 | 1円単位 |
使える店・シーン | ネットショップ |
対応機種 | iPhone Android |
詳細 (公式サイト) | 詳細はこちら |
支払いをメインのエポスカードと合算できるバーチャルカード
エポスバーチャルカードは、リアルカードを発行せずに使えるクレジットカードだ。ネットショップではメインカードと異なるクレジット番号を入力して利用するため、メインカードの不正利用のリスクを抑えられる。
メインカードとバーチャルカードそれぞれの利用状況はエポスNetで確認できる。支払いは合算できるため、カードごとに管理する手間が省ける。利用可能額もエポスカードの限度額に合わせて自分で設定できるので、使いすぎ防止にもなるだろう。
バーチャルカード発行にはエポスカードの発行とエポスNetへの登録が必要
エポスバーチャルカードを発行するための条件は、エポスカードを発行していることと、エポスNetに登録していることだ。エポスカードを持っていない場合は、まずはエポスカードの発行から手続きを始めよう。
ここではエポスカードの入会・発行手順、エポスNetの登録手順、エポスバーチャルカードの発行手順をそれぞれまとめているため、参考にしてほしい。
- エポスカード公式サイトから入会したいエポスカードを選び、利用規約に同意して申し込む
- 本人確認書類を選択する(運転免許証などの顔写真付き公的書類)
- 受け取り方法を選択する(マルイ店頭か配達)
- 口座振替手続きを行う
- 入会審査結果をメールで受け取る
- 申込時に選択した方法でカードを受け取る
- エポスカードを用意する。
- エポスNet公式サイトからカード番号や生年月日などの必要事項を入力する。
- ログイン用IDがメールで届く。
- ログインして利用開始する。
- エポスNetログイン後、規約に同意し本人確認事項を入力する。
- セキュリティコード入力後、申込完了するとカード番号が通知される。
- 利用可能額を設定すると利用可能になる。
すでにエポスカードを持っている人はエポスNetでバーチャルカードの発行手続きをするだけで、スムーズに利用開始できます。

SAISON CARD Digital

SAISON CARD Digitalの概要
後払いの審査 | あり |
---|---|
利用条件 | ・利用申込時の審査とセゾンPortalアプリのダウンロードが必要 ・支払口座の登録が必要 ・18歳以上 |
審査時間 | 最短5分 |
手数料 | 無料 |
限度額 | - |
利用単位 | 1円単位 |
使える店・シーン | ネットショップ 実店舗 |
対応機種 | iPhone Android |
詳細 (公式サイト) | 詳細はこちら |
SAISON CARDDigitalはバーチャルカードの即時発行に対応しており、申し込んだ当日中に決済に利用できるクレジットカードだ。手数料が無料で、セゾンカードの永久不滅ポイントが貯まるなどのメリットもある。国際ブランドをVisa、Mastercard、JCB、AmericanExpressの4種類から選べる点も特徴だ。
カード発行前の審査とセゾンPortalアプリのダウンロードが必要
SAISON CARDDigitalを発行するには審査があり、セゾンPortalアプリをダウンロードする必要もある。発行申請は次のような手順でWebから行える。
- Webで必要事項を入力し申し込む(支払用口座の登録が必要)
- 審査結果がメールで届く
- セゾンPortalアプリのダウンロード後、初回登録手続きを行う
- アプリ上にカード情報が表示される
- 後日ナンバーレスカードが自宅に届く
支払口座の情報を手元に用意しておくと、申し込みもスムーズに行えるだろう。申込開始から最短5分でアプリにバーチャルカードが発行される。
SAISON CARDDigitalはネットショップのほか、コンビニやスーパーなどの全国のQUICPay加盟店でも支払いに利用できる。
オンラインキャッシングが使える
SAISON CARDDigitalを申し込む際にオンラインキャッシング利用枠を設定すると、オンラインキャッシングも利用できるようになる。キャッシングを利用すると最短数十秒で希望した金額が振り込まれるため、手持ちの現金が少ないときや、急な出費が発生した際に役立つだろう。
国際ブランドを4種類から選べる
バーチャルカードはあらかじめ国際ブランドが決められているものが多いが、SAISON CARDDigitalはVisa、Mastercard、JCB、AmericanExpressの4つの国際ブランドから選択できる。どの国際ブランドにすべきか悩んだ場合は、シェア率が世界的に高く加盟店数が多いVisaがおすすめだ。
有効期限がない永久不滅ポイントが貯まる
SAISON CARD Digitalは、ほかのセゾンカードと同様に永久不滅ポイントが1,000円(税込)につき1ポイント貯まる。貯めたポイントは請求金額へ充当したり、ギフト券やアイテムと交換したりと使い道も豊富だ。
ポイントを請求金額に充当する場合、200ポイントごとに請求金額から差し引くことができる(200ポイント=900円分)。
例えば、30,000円の請求金額に対して2,000ポイント分充当する場合は9,000円が請求金額から差し引かれるため、支払額は21,000円となる。
請求金額へ充当する場合は、200ポイント単位で交換したポイント分の金額が請求金額から差し引かれる仕組みとなっている。200ポイント=900円分で交換可能だ。
Visaプリペ
Visaプリペの概要
後払いの審査 | あり(クレカとの連携が必要なため) |
---|---|
利用条件 | ・メールアドレスの入力と本人確認書類が必要 ・6歳以上 |
審査時間 | 1週間~10日でカードが届く |
手数料 | チャージの際、下記手数料がかかる 三井住友カードおよびVJAグループが発行するVisaカード、 Mastercardのクレジットカード、Olive(クレジットモード・デビットモード)、 SMBCデビット(Visa)以外の支払い:204円 インターネットバンキング:204円 |
限度額 | 1日のチャージ上限:30万円 月間のチャージ上限:100万円 |
利用単位 | 1円単位 |
使える店・シーン | ネットショップ 実店舗 |
対応機種 | iPhone Android |
詳細 (公式サイト) | 詳細はこちら |
Visaプリペは審査なしで誰でも簡単に申し込めるプリペイドカードだ。
チャージ方法が多彩・キャッシュバック特典があるなど、メリットも多いため、他社の後払いサービスの審査通過が難しい場合に検討してみるのもおすすめです。
申込対象は6歳から!審査なしで発行できるプリペイドカード
Visaプリぺは6歳以上で本人確認できる人であれば、誰でも発行できるプリペイドカードだ。
利用するにはリアルカードを発行する必要があるが、審査なしで発行できてVisa加盟店やApplePayに対応したネットショップでも利用できるため、他のバーチャルカードの発行が難しい場合に検討したい一枚と言える。
申込手順や利用可能店舗は次の通りである。
- 申込ページでご利用規約を確認し、メールアドレスを入力する。
- メールで申込URLを受け取る。
- 1週間から10日で郵送でカードが届く(※カード受け取り時に顔写真付き公的証明書を提示する)。
カードが手元に届くまで他のバーチャルカードと比べて日数がかかるため、スケジュールに余裕を持って早めに申し込みたい。
・Visaのタッチ決済加盟店
・iD加盟店(Apple Payまたは Google Payの場合)
・Apple Payに対応したネットショップ
また、Visaプリぺはチャージ方法の選択肢が多い。
・クレジットカード
・セブン銀行ATM
・ローソン店頭
・Vポイントと交換
三井住友カードのクレジットカードの利用額に応じて貯まるVポイントを、1ポイント=1円分でVisaプリぺの残高としてチャージすることもできる。
一部のチャージ方法を除いてチャージ手数料が無料
Visaプリぺは、下記の方法でチャージするなら手数料が無料となる。
・クレジットカード(三井住友カードおよびVJAグループが発行するVisaカード、Mastercardのクレジットカード、Olive(クレジットモード・デビットモード)、SMBCデビット(Visa)でチャージする場合)
・セブン銀行ATM
・ローソン店頭
・Vポイントと交換
<手数料が発生するチャージ方法>
・三井住友カードおよびVJAグループが発行するVisaカード、Mastercardのクレジットカード、Olive(クレジットモード・デビットモード)、SMBCデビット(Visa)以外のクレジットカード払い
・インターネットバンキング
これらの方法でチャージすると、1回あたり204円の手数料がかかってしまう。
利用額に応じてキャッシュバックの特典も
Visaプリペは、毎月の利用額の0.25%が、翌月10日に残高へキャッシュバックされる。
例えば11月分の利用総額が3万円だった場合は、0.25%の75円がVisaプリぺの残高へキャッシュバックされる。
ポイント交換の手間や有効期限切れの心配がなく、貯まったポイントを日常生活で無駄なく活用できる点がメリットだ。
dカード プリペイド

dカード プリペイドの概要
後払いの審査 | キャリア決済であればなし |
---|---|
利用条件 | ・dアカウントの登録が必要 ・ドコモの回線契約者でない場合は氏名、生年月日、住所などの入力が必要 ・12歳以上 |
審査時間 | 1週間程度でカードを発送 |
手数料 | チャージの際、下記手数料がかかる ローソン店頭、電話料金合算払い(dカード、dポイント)、 セブン銀行によるチャージ:無料 クレジットカードによるチャージ:204円 インターネットバンキングによるチャージ:204円 |
限度額 | 30万円 |
利用単位 | 1円単位 |
使える店・シーン | ネットショップ 実店舗 |
対応機種 | iPhoneのみ |
詳細 (公式サイト) | 詳細はこちら |
dカードプリペイドは審査なしで12歳以上ならだれでも発行できるプリペイドカードだ。利用額に応じてdポイントが貯まり、貯めたポイントをチャージに使える点も魅力だ。
キャリア決済なら審査なしで後払いできるプリペイドカード
dカード プリペイドは12歳以上であれば誰でも申し込めるプリペイドカードだ。
電話料金と合算するキャリア決済なら手数料無料で後払いができる。
申し込みにはdアカウントの登録が必要
dカード プリペイドに申し込むには、dアカウントの登録が必要だ。
ここではdアカウントの開設手順とdカードプリペイドの発行申込手順をまとめたので、参考にしてほしい。
- dアカウント設定アプリをダウンロードする
- 「新たにdアカウントを作成」をタップする
- 連絡先メールアドレスと予備の連絡先メールアドレスを設定する
- dアカウントのIDを設定する
- パスワードとお客様情報を入力する
- 各種利用規約の内容に同意するとdアカウントの設定が完了する
- dカードプリぺイド公式サイトからdアカウントへログインする。
- 申込情報を入力する。※ドコモの回線契約を持っている場合……表示された氏名、生年月日、住所などに誤りがないか確認する。
※ドコモの回線契約を持っていない場合……氏名、生年月日、住所などの必要項目を入力する。 - 申し込みから約1週間後にカードが郵送される。
手元に届いたカードはネットショップのほか、全国の実店舗(Mastercard加盟店とiD加盟店)で利用できる。
利用額に応じてdポイントが貯まる
dカードプリペイドで買い物をすると、200円(税込)につき1ポイントdポイントが貯まる。貯めたdポイントは、1ポイント=1円としてdカードプリペイドにチャージ可能だ。
なお、チャージ方法別の手数料は次の通りである。
・クレジットカードによるチャージ:204円
・インターネットバンキングによるチャージ:204円
Smartpay(スマートペイ)

Smartpay(スマートペイ)の概要
後払いの審査 | あり |
---|---|
利用条件 | ・電話番号、住所、クレジットカードか銀行口座の登録が必要 ・18歳以上 |
審査時間 | 非公表 |
手数料 | 無料 |
限度額 | 利用者ごとに設定。 本人確認を行うと引き上げ可能 |
利用単位 | 1円単位 |
使える店・シーン | ネットショップ 実店舗 |
対応機種 | iPhone Android |
詳細 (公式サイト) | 詳細はこちら |
クレジットカードか銀行口座を登録すれば手数料なしで後払いができる
Smartpayは、支払い方法としてクレジットカードか銀行口座を登録する必要がある。登録が完了すれば、後払いサービスのデメリットといえる手数料や利息なしで利用できる点がメリットだ。
さらに3回無料分割払いも利用できるため、高額決済に利用したい場合にも一括で支払う負担を避けられる。通常、クレジットカードの分割払いを利用すると手数料が発生するが、Smartpayならそのリスクを避けられる。
Smartpayはボルボ・カーやアウトドア用品を取り扱うスノーピークなどの一部の実店舗でも利用できる。本人確認を行えば、利用限度額を引き上げることも可能だ。
即時口座引き落とし(バンクダイレクト)なら国内200以上の金融機関で利用可能
Smartpayのバンクダイレクトは、オンライン決済で銀行口座から即時引き落としができる、国内初の後払い決済・BNPL(Buy Now, PayLater)サービスだ。同じく決済時に即時引き落としがされるデビットカードと同様の使い方ができる。
バンクダイレクトはメガバンクから地方銀行まで全国200以上の金融機関で利用できるため、銀行口座は保有しているもののクレジットカードを持っていないという方でも利用しやすい。
バーチャルカードの種類とおすすめの人
バーチャルカードは大きく、後払いサービス、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードの4つのタイプに分けられ、それぞれ利用できる場所や限度額、審査の有無が異なる。それぞれどのような方におすすめなのかを見てみよう。
- 後払いサービス:オンライン決済メインで利用したい方、簡易的な手続きや審査ですぐに利用したい方
- クレジットカード:リアルカードも所有してオンラインと店舗の両方で利用したい方
- デビットカード:審査なしで口座と紐づけて利用したい方、使い過ぎを防ぎたい方
- プリペイドカード:審査なしで事前チャージしながら利用したい方、使い過ぎを防ぎたい方
クレジットカードやカードローンのように信用情報の照会を行わない、簡易的な審査にとどまるバーチャルカードも存在する。後払いサービスやデビットカード、プリペイドカードが該当するが、これらのタイプならブラックリストでも審査に通過できる可能性がある。
後払いできるバーチャルカードの種類
審査なしで利用できて使い過ぎ防止にもなる
バーチャルカードの種類ごとの違い
バーチャルカード の種類 | 後払いサービス | クレジットカード | デビットカード | プリペイドカード |
---|---|---|---|---|
審査 | 必要 | 必要 | 不要 | 不要 |
サービス内容 | 後払い式 | 後払い式 | 即払い式 (支払いと同時に口座 から引き落とし) | 事前チャージ式 |
利用できる場所 (オンラインのみか 実店舗もありか) | 主にオンライン ※カード・店舗によっては 実店舗も利用可能 | オンライン・実店舗 | オンライン・実店舗 | 主にオンライン ※カード・店舗によっては 実店舗も利用可能 |
利用履歴・ 請求書 | Webやアプリで確認 請求書払いを選択すると封書 またはハガキで郵送される | Webやアプリで確認 有料で郵送に設定 することも可能 | Webやアプリで確認 | Webやアプリで確認 有料で郵送に設定 することも可能 |
限度額 | カードの種類や 審査結果にもよるが、 5万円程度のものが多い | 申込時の属性や 年収などによって 月々の利用限度額が決まる。 一般カードは10万~100万円 ゴールドカードは 50万~300万円程度 | 口座残高の範囲内 | カードの種類や 審査結果にもよるが、 30万円程度のものが多い |
表からもわかるように、後払いサービスやクレジットカードといった利用額をカード会社に一時的に立て替えてもらい後日支払う形態のサービスは、必ず審査が行われる。
一方、口座残高から利用額が即時引き落とされるデビットカードや事前チャージ式のプリペイドカードなら、審査なしで利用できる。
クレジットカードやカードローンの利用が難しい学生や主婦、審査に通れるか不安な状況の方などに特に向いている。
後払いできるバーチャルカードの4つのメリット
後払いできるバーチャルカードは、単に現金がなくても買い物ができるだけでなく、従来のクレジットカードにはない多くのメリットを持つ。特にそのスピード感やセキュリティ面の強みは、現代のキャッシュレス決済において大きな利点となる。
ここでは、後払いできるバーチャルカードの主なメリットを4つの観点から詳しく解説する。
1.アプリで即時発行でき、すぐに使える
後払いできるバーチャルカードの最大のメリットは、その発行スピードにある。
物理的なプラスチックカードの発行を待つ必要がないため、多くのサービスでは、スマホアプリをダウンロードしてから最短1分~数分でカード番号が発行され、すぐにオンラインショッピングなどで利用を開始できる。
例えば、三井住友カード(CL)やPayPayカードでは最短10秒、バンドルカードでは最短1分での発行を公表している。
これにより、「今すぐにオンラインで決済したい」「急に必要なものができた」といった状況でも、その場で申し込み、即座に利用することが可能だ。
この即時性は、物理カードの発行に通常1週間以上かかる従来のクレジットカードにはない、バーチャルカードならではの大きな強みと言える。
2.カード情報の漏洩や不正利用のリスクが低い
バーチャルカードは、物理的なカードが存在しないというその特性から、従来のクレジットカードが抱えていた様々なリスクを構造的に回避できる強みがある。
第一に、財布ごと紛失したり、カードをどこかに置き忘れたりする物理的な盗難・紛失のリスクが一切ない。 万が一スマートフォンを紛失した場合でも、パスコードや生体認証で保護されているため、即座にカード情報にアクセスされる可能性は低い。
第二に、飲食店や小売店で店員にカードを渡した際に、カード番号やセキュリティコードを盗み見られたり、スキミング(カード情報を不正に読み取る装置)されたりする犯罪に遭うリスクを根本から絶つことができる。
さらに、アプリならではの高度なセキュリティ機能も大きなメリットだ。
機能 | 説明 |
---|---|
カード番号の非表示・一時ロック | アプリ上でカード情報を隠したり、ワンタップで即座に利用停止・再開ができる。 |
利用通知機能 | 決済のたびにプッシュ通知が届くため、身に覚えのない利用を即座に検知できる。 |
ワンタイムカード番号 | 1回限り有効な使い捨てのカード番号を発行し、不正利用のリスクを最小限に抑える。 |
3.クレジットカードより申し込みのハードルが低い
多くの後払いバーチャルカードは、一般的なクレジットカードと比較して、申し込みのハードルが低く設定されている。
まず、「カード発行」自体に審査がないプリペイド型のサービスが多い点が挙げられる。
バンドルカードやKyashなどは、アプリをダウンロードし電話番号などを登録するだけで、まずはカード機能そのものを手に入れることができる。
そして、後払い機能(「ポチっとチャージ」など)を利用したいタイミングで、初めてその機能に対する審査が行われる。
この後払い機能の審査も、クレジットカードの審査とは性質が異なる場合が多い。
利用限度額が5万円〜10万円程度と比較的少額であるため、貸し倒れリスクが低く、信用情報機関(CIC/JICC)への照会を行わない、独自の簡易的な審査を採用しているサービスも多い。
このため、「信用情報に自信がない」「過去に審査落ちの経験がある」といった人でも、クレジットカードより申し込みの心理的・実際的なハードルが低いと言える。
4.オンラインショッピングでクレジットカード同様に使える
バーチャルカードは、オンラインショッピングにおいて、物理的なクレジットカードとほぼ同様に利用できる高い汎用性を持っている。
多くの後払いバーチャルカードは、アプリ上で「16桁のカード番号」「有効期限」「セキュリティコード」といった、オンライン決済に必要な情報が発行される。
そのため、Amazonや楽天市場などの大手ECサイトから、各種サブスクリプションサービスの支払いまで、クレジットカード決済に対応しているほとんどのサイトで利用することが可能だ。
これにより、クレジットカードを持っていない人でも、クレジットカード払いが必須の通販サイトやサービスを利用できるという大きなメリットがある。
後払い機能を使えば、実質的にクレジットカードと同じように、手元に現金がなくても欲しいものをすぐに購入できるのだ。
後払いのバーチャルカードを利用する際の注意点

手数料は後払い方法によっては高額になることがあり、予想以上に利用総額が増えてしまうことがある。また、限度額が5万円~10万円程度と低いことと、利用できる店舗が一般的なクレジットカードと比べて一部に限られる点にも留意しなければならない。
手数料がかかる
実際に手数料がいくらかかるのかは、カードの種類や金額によって異なる。特定の支払い方法を選択すると手数料が無料になるバーチャルカードもある。
利用総額が膨らみすぎないよう、手数料の詳細をよく確認した上で利用することが大切だ。
バーチャルカードの後払いサービスの手数料はカードの種類や利用額によって異なる
後払いサービスの手数料は、利用するカードの種類やチャージする金額によってさまざまだ。
本記事で紹介した16種類のバーチャルカードの手数料は次の通りである。
バーチャルカード16選の手数料比較
カードの種類 | 手数料 |
---|---|
バンドルカード | ポチっとチャージは1回のチャージにつき次の手数料がかかる 3,000円〜1万円:510円 1万1,000円〜2万円:815円 2万1,000円~3万円:1,170円 3万1,000円~4万円:1,525円 4万1,000円~5万円:1,830円 |
Smartpay (スマートペイ) | 無料 |
atone (アトネ) | 無料 ※口座振替の場合 コンビニ端末とPay-easy、電子バーコード、はがき請求書の場合は209円かかる |
Paidy (ペイディ) | 無料 ※口座振替の場合 コンビニ払いの場合は支払回数と金額に応じて、支払いの都度109円~390円かかる |
QUICPay (クイックペイ) | 無料 |
ultra payカード後払い (ミライバライ) | 後払い(ミライバライ)は1回のチャージにつき次の手数料がかかる 3,000円~1万円:500円 1万1,000円~2万円:800円 2万1,000円~3万円:1,150円 3万1,000円~4万円:1,500円 4万1,000円~5万円:1,800円 |
ソフトバンクカード (旧ソンドルカード) | 無料 |
Kyash (キャッシュ) | 申込金額に応じて次の手数料がかかる 3,000円〜1万円:500円 1万1,000円〜2万円:800円 2万1,000円〜3円:1,150円 3万1,000円〜4万円:1,500円 4万1,000円〜5万円:1,800円 |
BANKIT (バンキット) | 翌月末払い:無料 分割払い:10.76%~13.27%(実質年率) |
Oliveフレキシブルペイ | 無料 |
ACマスターカード | 10.0%~14.6%(※1) 3.0%~18.0%(※2) |
Nudge (ナッジ) | 1日あたり利用金額(未返済分)×0.05%が利息として発生 ※支払い確定日の翌月末までは無利息で返済可能 |
エポスバーチャルカード | 無料 |
SAISON CARDDigital | 無料 |
Visaプリペ | チャージの際、次の手数料がかかる 三井住友カードおよびVJAグループが発行するVisaカード、 Mastercardのクレジットカード、Olive(クレジットモード・デビットモード)、 SMBCデビット(Visa):無料 上記以外のカードの支払い:204円 インターネットバンキング:204円 |
dカード プリペイド | チャージの際、次の手数料がかかる ローソン店頭、電話料金合算払い(dカード、dポイント)、 セブン銀行によるチャージ:無料 クレジットカードによるチャージ:204円 インターネットバンキングによるチャージ:204円 |
※2 キャッシング枠利用時
※バンドルカード、Smartpay(スマートペイ)、atone(アトネ)、Paidy(ペイディ)、QUICPay(クイックペイ、ultrapayカード後払い(ミライバライ)、ソフトバンクカード(旧ソンドルカード、Kyash(キャッシュ)、BANKIT(バンキット)、Oliveフレキシブルペイ、ACマスターカード、Nudge(ナッジ)、エポスバーチャルカード、SAISONCARD Digital、Visaプリペ、dカードプリペイドの公式サイトをもとに筆者作成
上の表から、手数料や利息をかけずに後払いを利用できるカードは、次の12枚です。手数料無料となる条件が設けられているカードもあるため、併せて確認しておきましょう。

- Smartpay(スマートペイ)
- atone(アトネ)※口座振替の場合
- Paidy(ペイディ)※口座振替の場合
- QUICPay(クイックペイ)
- ソフトバンクカード(旧ソンドルカード)
- BANKIT(バンキット)※翌月末払いの場合
- Oliveフレキシブルペイ
- Nudge(ナッジ)※支払い確定日の翌月末までは無利息で返済可能
- エポスバーチャルカード
- SAISONCARDDigital
- Visaプリペ※三井住友カードおよびVJAグループが発行するVisaカード、Mastercardのクレジットカード、Olive(クレジットモード・デビットモード)、SMBCデビット(Visa)でチャージした場合
- dカードプリペイド※ローソン店頭、電話料金合算払い(dカード、dポイント)、セブン銀行でチャージした場合
限度額が低い
限度額が低い理由として、バーチャルカードを提供する多くの企業が「登録少額包括信用購入あっせん業者」に該当していることが挙げられる。この種の業者は、法的に10万円を超える限度額を設定することができない。
バーチャルカードの限度額は5万円~10万円程度と少額
バーチャルカードの限度額は高くても5万円から10万円程度と少額だ。
本人確認を行うことで限度額を引き上げたり、クレジットカードと紐づけて限度額をクレジットカードと同等にできたりするカードもあるが、一般的なバーチャルカードの限度額は5万円程度と考えて良いだろう。
限度額が低い理由はバーチャルカード提供会社が登録少額包括信用購入あっせん業者に該当するから
限度額が低い理由としては、バーチャルカードを提供する会社の多くが、登録少額包括信用購入あっせん業者に該当することが挙げられる。
登録少額包括信用購入あっせん業者がクレジットカード発行等の包括信用購入あっせん業を営むことができるのは、極度額10万円の範囲内となっている。
加えて、利用限度額が低いバーチャルカードを提供する事業者が行う与信審査は、カードローンやクレジットカードの審査よりも簡易的なものであることが認められている。
簡易的な審査で利用できる分、バーチャルカードは限度額が低く設定されていると考えられます。

利用できる店舗が一部に限られる
カードの種類や店舗によっては利用できるため、発行する前に、自分が主に利用したいシーンで問題なく使えるかどうかを確認することが大切だ。
バーチャルカードの後払いに対応する実店舗は増えつつある
ネットショップと比べるとまだ少ないが、バーチャルカードのタッチ決済が利用できる実店舗は大手のコンビニやスーパー、ドラッグストア、チェーン系飲食店などで増えつつある。
例えば、Visa加盟店で利用できてスマートフォンのタッチ決済も設定できるバーチャルカードなら、全国のVisaタッチ対応店舗でも利用できる。QUICPayも、スマホアプリで設定を行うと全国約267万ヵ所で電子マネーとして使える。
具体的にどのような実店舗で利用できるのかはカードの公式サイトで確認できるため、日常的に利用するお店があるかどうかをチェックすると良いでしょう。

後払いできるバーチャルカードの選び方【4つのポイント】
数多くの後払いバーチャルカードの中から、自分に最適な一枚を見つけるためには、4つの重要な比較ポイントがある。
「審査なし」という言葉だけで選ぶのではなく、「手数料はどれくらいかかるのか」「自分のよく使う店で本当に使えるのか」といった、より現実的な視点で比較検討することが、後悔しないカード選びの鍵となる。
ここでは、後払いバーチャルカードを選ぶ上で特に重要となる4つのポイントを解説する。
1.審査方法で選ぶ(信用情報機関の照会の有無)
後払いサービスの審査方法は、大きく2つのタイプに分けられる。自身の信用情報に不安があるかどうかで、どちらのタイプを選ぶべきかが変わってくる。
三井住友カード(CL)やPayPayカード、ACマスターカードなどがこれに該当する。これらのカードは、申し込み時にCICやJICCといった信用情報機関に記録されている個人のローンやクレジットの利用履歴(クレジットヒストリー)を照会する、本格的な審査が行われる。過去に延滞などの金融事故があると、審査通過は難しい。
バンドルカードやKyash、Paidyなどがこのタイプだ。これらの多くは、カード発行自体には審査がなく、後払い機能の利用申し込み時に、信用情報機関への照会を行わない独自の審査(利用状況など)を行うことが多い。そのため、クレジットカードの審査に落ちた経験がある人でも、利用できる可能性がある。
自身の信用情報に不安がある場合は、後者の「独自の簡易審査」を採用しているサービスを選ぶのが賢明な選択と言える。
2.後払い手数料の安さで選ぶ
後払いサービスを利用する上で、手数料は返済総額に直接影響する最も重要な要素の一つだ。手数料の体系はサービスによって大きく異なり、主に「都度固定型」と「金利型」の2種類に分けられる。
バンドルカードの「ポチっとチャージ」やKyashの「イマすぐ入金」などがこのタイプだ。3,000円から1万円のチャージで500円、2万円のチャージで800円といったように、入金する金額に応じて固定の手数料が毎回発生する。一度にまとめてチャージし、計画的に利用する人に向いている。
ACマスターカードやNudgeなどがこのタイプで、一般的なクレジットカードやカードローンに近い仕組みだ。手数料は借入残高と利用日数に応じて日割りで計算される。すぐに返済できる見込みがあれば支払う利息を少なく抑えることができるが、返済が長引くと手数料がかさむ可能性がある。
月に何度も少額の後払い機能を利用するなら、手数料が無料のクレジットカード一体型(三井住友カード(CL)など)や、利用額が低いうちは手数料も低く抑えられる金利型のサービスが有利になる場合が多い。
一方で、月に1、2回、まとまった金額を後払いで利用するなら、手数料が固定されているタイプの方が、総コストを管理しやすいと言える。
自身の利用スタイルを想定し、どちらのタイプがよりお得になるかを検討すべきである。
3.利用したい店舗・サービスで選ぶ(オンライン・実店舗)
後払いバーチャルカードを選ぶ際は、自分が主にどこで利用したいかを明確にすることが重要だ。
サービスによって、オンラインショッピング専用のものと、実店舗でも利用できるものに分かれる。
Amazonや楽天市場などのECサイトでの買い物が中心であれば、ほとんどのバーチャルカードがVisaやMastercardのブランドとして発行されるため、クレジットカードと同じように利用でき、選択肢は非常に広い。エポスバーチャルカードのように、オンライン決済のセキュリティを高めることに特化したサービスも存在する。
実店舗での利用を考えているなら、Apple PayやGoogle Payといったスマホのタッチ決済に対応しているサービスを選ぶ必要がある。三井住友カード(CL)やPayPayカード、バンドルカードなどは、スマホを専用端末にかざすことで、コンビニやスーパー、ドラッグストアなど全国の多くの加盟店で支払いが可能だ。
「ネット通販でしか使わない」のか、「普段の買い物でも使いたい」のか、自身の主な利用シーンを想定することで、選ぶべきカードは自然と絞られてくる。
4.カード発行までのスピードで選ぶ
「今すぐこのオンライン決済を済ませたい」といった緊急性で選ぶなら、カード発行までのスピードが最も重要な判断基準となる。
後払いバーチャルカードは、物理的なカードの郵送を待つ必要がないため、申し込みから利用開始までが非常にスピーディーなサービスが多い。
ただし、そのスピードはサービスによって大きく異なるため、自身の緊急度に合わせて選ぶ必要がある。
▼最短数分〜即日で発行できる主なサービス
以下は、申し込みから数分、あるいは即日でバーチャルカードが発行され、オンライン決済が可能になるサービスだ。
サービス名 | 審査・発行スピード |
---|---|
バンドルカード | 最短1分 |
Kyash | 最短1分 |
PayPayカード | 最短2分 |
プロミスVisaカード | 最短3分 |
atone(アトネ) | 最短5分 |
Paidy(ペイディ) | 最短5分 |
SAISON CARD Digital | 最短5分 |
SMBCモビット | 最短15分 |
ACマスターカード | 最短20分 |
QUICPay(クイックペイ) | 即時 |
ultra pay カード | 即時 |
ソフトバンクカード | 即時 |
Smartpay | 即時 |
エポスバーチャルカード | 即日 |
▼発行に数日かかる、または物理カードの到着が必要なサービス
一方で、申し込みから利用開始までに数日、あるいは物理カードの到着を待つ必要があるサービスもある。急いでいない場合は、これらの選択肢も検討できる。
サービス名 | 審査・発行スピード |
---|---|
Oliveフレキシブルペイ | 最短3営業日 |
BANKIT(バンキット) | 3営業日程度 |
Nudge(ナッジ) | 最短5営業日 |
Visaプリペ | 1週間~10日 |
dカード プリペイド | 1週間程度 |
このように、一口に「バーチャルカード」と言っても、その発行スピードには大きな差がある。「今すぐ使いたい」のか、それとも「数日待てる」のか、自身の状況を明確にして選ぶことが重要だ。
よくある質問
バンドルカードとリアルカードの違いは?
リアルカードとは、Visa加盟店で支払いを行えるバンドルカードの一種だ。
バンドルカードは基本的にインターネットのみで決済できるバーチャルカード、実店舗の一部で利用できるリアルカード、リアルカードよりさらに多くの店舗で使えるリアル+(プラス)カードの3種類がある。
バンドルカードのうちバーチャルカードは、本人確認なしで無料で発行できる。リアルカードやリアル+カードとは異なり、物理的なカードは存在せず、スマートフォンのアプリ上にカード情報が表示されるのみだ。基本的にオンライン決済専用であり、Google Payなどを経由しなければ実店舗で利用できない。
一方、バンドルカードのうちリアルカードとリアル+カードは別途申し込みをすることで発行されるプラスチックカードであり、リアルの店舗で提示すればスマートフォンを使わなくても決済できる。ただし発行には手数料が300円~700円かかる。リアル+カードについては本人確認も必須である。
クレジットカードのバーチャルカードは必ず審査がある?
クレジットカードのバーチャルカードは、発行時に必ず審査が行われる。
どのような審査が行われるのかはカードによって異なるが、本人確認と信用情報の照会は必ず行われる。カードによっては電話による職場への在籍確認が行われる場合もある。
クレジットカード以外のバーチャルカードについては、後払い利用時に簡易な審査が行われるケースが多い。ただし、携帯料金と合算するキャリア決済により支払いを遅らせる場合は、審査なしで利用できる。
バーチャルカードには後払い以外の使い方もある。事前に金額をチャージして利用するプリペイドカード、口座から利用額が即時引き落とされるデビットカードの利用であれば審査なしで利用可能だ。
関連記事>>審査なし・必ず審査が通るクレジットカードは?即日発行で通りやすいカード13選!
審査なしで後払いするには?
携帯料金と合算するキャリア決済を選択すれば、審査なしで後払いサービスを利用できる。
本記事で紹介したバーチャルカードの中では、ソフトバンクカードやdカードプリペイドでキャリア決済が利用可能だ。キャリアに対応する決済アプリをダウンロードしてバーチャルカードを発行するだけで利用できるようになり、発行時や決済時に審査も行われない。
キャリア決済以外の後払いサービスは、カード発行時や決済時に必ず審査が行われる。審査なしで利用できるカードにはデビットカードやプリペイドカードもあるため、後払い以外の選択肢も検討してみると良いだろう。
後払いアプリはコンビニで使えますか?
スマートフォンのタッチ決済に対応できる後払いアプリなら、コンビニでも利用できる。
例えばソフトバンクカードの場合、iPhoneならApple Pay、AndroidならiDでそれぞれ設定すると、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなどのコンビニや全国チェーンの飲食店といった実店舗でもタッチ決済で利用できるようになる。
後払いできるバーチャルカードのおすすめは?
Paidy(ペイディ)は後払いできるバーチャルカードの中でも特におすすめだ。
利用に必要なのは電話番号とメールアドレスの入力のみで、最短5分で利用できる手軽さと、口座振替なら手数料無料となる点が魅力だ。
また、ペイディの分割あと払いは支払いを3回・6回・12回に分割できる。こちらも口座振替なら分割手数料無料のため、高額な出費が発生しても手数料の負担を抑えて月々の支払額を調整できるだろう。
バーチャルカードはアプリで使える?
バーチャルカードはアプリ内課金やECサイトなどのネットショップで幅広く利用できる。アプリ内の決済での使い方は、大きく次の2通りに分けられる。
・クレジットカードと同様にカード番号、セキュリティコード、カードの有効期限、名義人名を入力する
・注文時に支払方法から利用したい後払いサービスを選択する
審査なしのバーチャルカードは?
審査なしで後払いできるバーチャルカードは存在しない。カード会社が後払い式のバーチャルカードを発行する際は、クレジットカードと同様に、割賦販売法に基づき申込者の支払い能力を審査することが義務付けられているからだ。
ただし、携帯料金と合算で支払うキャリア決済を利用できるバーチャルカードであれば、実質後払いするかたちでも審査なしで利用可能だ。キャリア決済はソフトバンクカードやdカードプリペイドで利用できる。
審査なしで即日で使えるバーチャルカードは?
発行時の審査なしで即座に利用できるバーチャルカードは、次の4枚だ。いずれもアプリのダウンロードや電話番号、メールアドレスの入力といった簡単な手続きだけで済むため、手軽に利用開始できる。
・バンドルカード
・Paidy(ペイディ)
・ultra payカード後払い(ミライバライ)
・Kyash(キャッシュ)
なお、バーチャルカードの後払いサービスを利用する場合は決済の都度審査が行われる点に留意しよう。
10万を審査なしで後払いするには?
10万円というまとまった金額を、完全に「審査なし」で後払いできる正規のサービスは、残念ながら基本的に存在しません。
理由は、後払いという仕組みが、サービス提供側が利用者に対して代金を立て替える(信用供与する)ものであり、貸し倒れのリスクを避けるために、何らかの形で支払能力や信用度を確認するプロセス(=審査)が必ず伴うからです。
ただし、「厳しい信用情報に基づく審査ではない」「書類提出などが不要で手軽に利用開始できる」といった意味合いで、「審査なしに近い」「簡単な審査」と捉えられる可能性のある方法としては、以下のようなものが挙げられます。しかし、これらも10万円の利用には制限があったり、何らかの確認が必要になったりします。
後払いサービス(BNPL:Buy Now, Pay Later)
Paidy (ペイディ), NP後払い, atone (アトネ) など。
マエカリ後払いは審査なし?
「マエカリ後払い」は、申し込みの時の審査は不要なので、手軽に始められます。
しかし、実際に利用するたびに、その利用が可能かどうかの確認(審査)が毎回行われます。
そのため、この確認に通らない場合は、その時はサービスを利用できないことがあります。

契約中のキャリアに対応する決済アプリをダウンロードしてバーチャルカードを発行するだけで使えるため、審査なしで後払いを利用したい場合に検討してみましょう。