「株はお金に余裕のある人だけがやるもの」。そんな考えに囚われているのはもったいないかもしれない。今や株は1株から購入でき、小・中学生でも投資ができる時代だ。ハードルが高いと思われがちな株式投資の見方がきっと変わる4記事を振り返る。
任天堂株を約6万円で買う方法 メリット・デメリットは?
コロナ禍の巣ごもり需要でゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」(あつ森)の販売が好調な任天堂 <7974> 。同社の株を1単元(100株)買うには、最低でも約667万円(2021年7月6日終値)の資金が必要だ。しかし、その100分の1(約6万6,700円)で買う方法もある。
日本では、株の売買単位は1単元(100株)が原則。つまり、任天堂の株を買うには約645万円の資金が必要となるが、1株単位で購入できる「単元未満株」というシステムを使えば、約6万6,700円(売買委託手数料は別)で購入できる。
テスラ株は約7万円で買える?気になるマスク氏のビットコイン発言、EVの未来
電気自動車(EV)のパイオニアとして市場をけん引してきたテスラ。2021年4~6月期のEV販売台数は20万台を超え(米テスラ社の発表)、株価の上昇も期待される。
現在、テスラ社の株価は700ドル弱だが、2025年までに3,000ドルになるとの予想もあるという(キャシー・ウッド氏が率いるアーク・インベストメント・マネジメントによる)
記事では、そんなテスラ株を日本でも購入できることを紹介。日本株は100株単位での投資が原則だが、米国株は1株から投資できことが特徴です。7月27日現在のテスラ社の株価は657.62ドル、約7万円用意すれば投資できる。
株価が10倍になるお宝銘柄「テンバガー」の特徴と見つけ方5つのポイント
株式市場では、株価が10倍以上に成長した銘柄を「テンバガー」と呼ぶ。バガーは野球用語で「塁打」という意味。1試合で10塁打(テンバガー)を記録するくらいの勢いがある銘柄というわけだ。
テンバガーには大きく分けて3種類がある。記事では、そんなテンバガー(10倍株)の特徴と見つけ方と5つのポイントについて、ファイナンシャル・プランナーが考察している。
中3で月収1,000万円?「投資」は何歳からできるのか
YouTuber・SNSマーケターのキメラゴンさん(現在17歳)が、中学3年生で月収1,000万円を稼いだとして話題になっている。売り上げの大半は有料教材の販売だったそうだ。このほかにも、現在中学1年生のはるさん(仮名)は、小学5年生のときに株取引を始め、卒業までに1,000万円を稼いだという。
原則、未成年でも投資は可能とされている。下限年齢は特に設定されておらず、はるさんのように小学生でも投資できるということになる。 成人年齢が「20歳」から「18歳」になる2022年4月1日からは、18歳から親権者の同意なしに契約を結べるようになる。そこで気になるのが若年層の「金融知識」だが、文部科学省は2022年度からの高校の新学習指導要領に「資産形成」を組み込んでいるという。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年8月21日公開記事)
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