「老後破産」という言葉が聞かれるようになりました。これは文字通り、老後に破産してしまうこと、年金だけでは生活できずに貯金も尽きてしまって困窮するような状態を指します。既にニュースなどで見聞きして不安に感じている方も多いのではないでしょうか。そうならないように今からできることを確認して、早速実践しましょう。
老後破産しないために…60歳までに絶対やめた方がいいこと3選
FPが教える老後破産を防ぐために、できるだけ早くやめておきたいお金の使い方は次の3つです。「仕事を引退して悠々自適に楽しく暮らしたい」など老後の希望を実現できたとしても、しばらくたって途中でお金が尽き、その生活を続けられなくなってしまったらつらいもの。
NG1.見栄のための出費
NG2.無計画な浪費
NG3.言われるがままの投資
たしかに「みんなこうしているから」「これを持っていないと恥ずかしい」など周りからどう思われるかを基準にお金を使ったり、しっかりとした計画なしに使っていたりすれば、お金はたまりませんね。
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老後破産しないために…60歳までに絶対やめた方がいいこと3選
50代でこの状態だと危ない!老後破産の3つの前兆
次に確認するのが、50代の時点でこの状態だと危ないかも……という前兆。昔は50代というと人生の終盤のような扱いで「もうすぐ仕事を引退、その後はしばらく悠々自適に年金生活」という方が多かったと思います。ただ、近年は「人生100年」とも言われ、50代だとやっと折り返したばかりで、あと40~50年ずっと人生が続く可能性もあります。
チェックリストがわりに次の項目について確認してみてはいかがでしょうか。
貯蓄がないor 極端に少ない
自分の年金額や退職金額を把握していない
住宅ローン返済や子どもの進学資金の出費が10年後以降も続く見込み
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50代でこの状態だと危ない!老後破産の3つの前兆
老後破産しないために…50代までにやるべきこと3選
最後に、老後破産しないためにやるべきことを確認しておきましょう。
1.現状を把握する
2.理想の老後を考える
3.シミュレーションする
まずは、自分を取り巻くお金の状況を整理するところから始めましょう。老後までに、いくら貯蓄できそうか。住宅ローンや教育費の出費は終わるか。年金はいくらになりそうか。その次に、どんな老後を過ごせたらしあわせなのか考えてみます。何歳までどれくらい働いて、どこでどんな暮らしをしたいかなど。最後に具体的なシミュレーション。「かかるお金」から「もらえるお金」と「自分で用意できるお金」を差し引くと、老後のお金が充分そうか分かるでしょう。
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老後破産しないために…50代までにやるべきこと3選
編集・dメニューマネー編集部
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