「FIRE」達成した人の共通点とやっていること

2022/03/21 22:00

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定年まで会社で働くのではなく、自由を満喫する生き方FIRE(Financial Independence, Retire Early、経済的自立・早期リタイア)が今、注目を集めている。FIRE達成者はどのようなことを意識しているのか。また、達成者に共通していることは? 1 FIREを達成する人がやっていること FIRE

定年まで会社で働くのではなく、自由を満喫する生き方FIRE(Financial Independence, Retire Early、経済的自立・早期リタイア)が今、注目を集めている。FIRE達成者はどのようなことを意識しているのか。また、達成者に共通していることは?

1 FIREを達成する人がやっていること

FIREを達成するまでの道のりは人それぞれだが、実際にFIREを達成している人たちは次の5つを実践している。

「生活費を計算する」「目標資産額とFIREの種類を決める」「買い物の基準を見直す」

FIRE達成者は、現状の生活費をもとに、FIRE達成後の生活費を計算しているのが特徴だ。

FIREを達成するには、年間生活費の25倍の資産が必要といわれている。例えば生活費が年300万円なら、7,500万円の資産を築き、年利4%で運用できれば、元本を減らさず生活が可能だ。

目標額を決めたら、資産運用に回す元手を増やすため、支出カットに取り組むことが求められる。ただし、無理な節約でストレスを溜めるのは避けたい。衝動買いなど後悔するお金の使い方をしていないか、サブスクなど惰性で使っているお金はないか、買い物の基準を見直してほしい。

「自分に合った資産運用をする」「FIRE後の生活を思い描く」

資産運用にはたくさんの種類が存在し、人によって向き不向きがある。よって、株式や投資信託、不動産など、さまざまな商品の中から自分に合うものを選ぶべきだ。金融商品なら、まずは少額から投資して適性を見極めることも大切といえよう。

そして、FIREを達成したいのなら、FIREを夢見るだけでなく、達成後の生活を具体的に想像することがモチベーション維持につながってくる。また、具体的に想像しておけば、FIRE後に理想とのギャップに悩む可能性も減るはずだ。

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2 「FIRE」を達成した3つのタイプ

FIREを達成した人は主に3つのタイプに分けられる。どんなタイプの人たちがFIREを達成しているのだろう?

タイプ1 ミニマリスト

ミニマリストとは、持ち物を極力減らし、必要最小限の物だけで暮らす人のことをさす。ミニマリストのなかにはFIREを実現する人も多くいる。

彼らは、「浪費ゼロ」を意識しており、自宅の物を減らし、趣味のグッズや書籍など手放しているようだ。

物に対しての執着もなく、物欲がないため支出が減り、その分お金が増えているのかもしれない。

タイプ2 副業をしている

サラリーマンとしての本業以外に副業し、総収入を増やしているタイプもFIREを達成していることが多い。

会社員で副業をする方法は今ではたくさんある。ク例えば、ラウドワークやウーバーイーツに登録する、メルカリで転売をする……、副業の業種は多種多様。

副業をしている人の多くは、副業で稼いだお金を積立投信などでしっかり運用しているようだ。

タイプ3 投資家として活躍している

前述のタイプ1やタイプ2の人も投資をしているのだが、タイプ3は、主に株式投資や不動産投資を中心に資産を増やしている人たちのことをさす。

このタイプに該当する人たちは、利率の低い定期預金にはお金を置かず、貯金が貯まれば、利回りの良い中古投資用不動産を購入していることがある。

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文/編集・dメニューマネー編集部

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