「お金持ちになりたい」「なぜ自分はお金持ちなれないのか？」などと、お金持ちについて考えたことはないだろうか？自らの力で富を築くためには、ある共通する思考を身につける必要がある。
「お金持ちはこう考える」富裕層に共通の5つの考え方
資産を実際に築いた富裕層、お金持ちはどういう考え方をするのか。実際に参考にしてみよう。
1 夢や目標を明確に設定している
ただ単にお金持ちになると思うだけでは、たくさんのお金を稼ぐことができない。
具体的な目標や夢を設定し、それに向かって行動することが大切だ。目標を明確にしながらそれに向かってトライアンドエラーを繰り返し、ゴールを設定するのが良い。
「お金持ちになるためには何をするべきか？」「どのように行動すればいいのか？」を考えよう。
2 常に学び続けている
お金持ちの人は、常に新しいビジネスを考えることや、必要とする知識を身につける努力をしている。
またグローバル化が進んだ現代社会に役立つ語学なども積極的に学んでいるのも特徴だ。
つまり、新しいことを学びながら、新しいビジネスにチャレンジし続けている。
3 時代の変化に対応できる
お金持ちは、時代の変化に対応できるように常に新しいものを取り入れている。仲間とアイデアを出し合い、マネジメントを学び続けているのだ。
4 有益な人と付き合う
ビジネスチャンスにつながる相手と日頃からコミュニケーションを取ったり、食事をしたりしている。友人とただ楽しむのではなく、一歩先のことを考えながらビジネスパートナーになりえる相手と付き合う。
5 買い物は「価格」より「価値」を重視する
買い物をするときは価格で商品を選びがちだが、お金持ちは自分にとって価値があるかどうかで判断する。ビジネスにおいても普段から価値を重視する傾向にある。
「お金持ちはケチ」は本当か？
「お金持ちはケチ（だからお金持ちになれた）」という意見を見かけることがある。しかし、それは本当なのか？ここでは、「お金持ちはケチなのか」について考察する。
保有資産が大きいので資産の毀損インパクトが小さい
結論から言えば、お金持ちはケチではない。むしろお金持ちは、気前よく支払う人が多い。なぜ気前よく支払う人が多いのか？いくつかの要因が想定される。
まず、保有資産が大きいため、相当高額なものでない限り、資産の毀損インパクトが小さいことが挙げられる。
例えば10億円の資産がある人にとって、100万円は資産額の0.1%となる。極論すれば100万円の毀損は誤差の範囲内だ。一方、資産500万円の人にとって100万円の毀損は大きな話といえよう。
また、富裕層は社会的地位が高かったり、所得が高かったりするので、支払い関係で余計な時間を使ったり、頭の容量を使ったりしたくないということが挙げられる。
少額のことで時間やエネルギーを取られるよりも、仕事に集中して、もっと稼げば良いという考え方だ。
なぜ巷では「お金持ちはケチ」と言われることがあるのか
なぜ巷では「お金持ちはケチ」と言われることがあるのか？こちらもいくつかの要因が想定される。
まず、お金持ちは「買おうと思えば買えるけど買わない」人が多いことが挙げられる。
例えば、富裕層がプリウスに乗っていたら、「プリウスなんかに乗っていないで、フェラーリやポルシェに乗れば良いのに。ケチケチしやがって」と思う人もいるかもしれない（トヨタ関係者の皆様、申し訳ありません）。
しかし、富裕層本人からすると「プリウスで十分」と感じているのだ。一般的に、「買おうと思えば買える立場」になると、そこまで物欲が湧かないもの。これはそのような立場にならないと分からない感覚なのかもしれない。
一般人が持つ「富裕層のあるべき消費姿勢」の押し付けともいえなくもない。富裕層であっても、全ての分野においてハイクオリティなものを利用していたり、身に着けていたりするわけではないのだ。
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「お金持ちはケチ」は本当か？富裕層を1000人以上見たFPが思うこと
文/編集・dメニューマネー編集部
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