子どもを将来、お金に困らせたくないと考えている人が大多数だろうが、子どもを稼げる大人にするにはどんな教育方法が有効なのだろうか?お金持ちの子育て方法をマネて、子どもを将来お金持ちへと導いてみよう。
富裕層が子供に教えているお金のこと
お金持ちが子供にしているお金の教育や、その考え方には共通点や特徴があるす。お金持ちの金銭教育から学べるポイントにはどんなものがあるのか?
子供名義での投資の目的は「子供が投資に触れる機会」をつくること
富裕層は子供の名義で株や投資信託などを買っているが、これは子供の資産を増やすためというより、子供が投資に触れる機会を作るのが目的のようだ。また「貯金」ではなく「投資」であることもポイントといえよう。
子供の頃から投資に触れさせておけば、大きくなってから投資を続けるだろう。投資は期間が長いほど有利なので、早くからから投資を始めておいたほうが資産を増やす意味でもよい。
また、子供の名義で口座を開いて預金させている人は多いだろうが、投資している(させている)人がいるのも富裕層の特徴ではないかと、富裕層に接する機会の多い銀行員は指摘している。
必要なお金は惜しまないが、お小遣いは制限する
富裕層は子供にとって必要な物や習い事にはお金を惜しまないが、ゲームや遊びなど子供が自由に使えるお金は制限してやりくりさせることで、金銭感覚をつけさせている。
富裕層の中には、子供のために買ったピアノなどを置いている家も多いといいます。
子供のためになるものにはお金を惜しまない反面、子供に渡して自由に使わせるお小遣いの額は決して多くないようだ。
富裕層に学ぶ「稼げる子ども」にするためのポイント
「裕福な家庭の子どもは、将来お金持ちになる確率が高い」のは、親の資産を受け継いだり、親が教育や習い事にお金をかけたりしているからだけではない。富裕層にとって子育ては後継者育成の一環でもあるため、「自分の力で稼げる子ども」に育てることは非常に重要だ。
創造性や意思決定力を養う
富裕層が自分の子どもにアートや音楽と親しむ機会を与えるのは、創造力を刺激し、子どもの可能性を伸ばすためだ。
創造性が豊かになることで、常識にとらわれない自由な発想が生まれ、そこから価値のあるものを創りだすことができる。
また、感性や直感の発達にも役立つとされていることから、価値のあるものを見極め、自分の意思で決断できる能力が磨かれる。
アートや音楽が絶対に必要かというと、お金をかけなくても創造性や感性、直感を養えるアクティビティはたくさんある。
工作やダンス、絵画、作文、ブロック遊び、砂遊びなど、子どもの五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)を刺激し、脳を活性化させることを意識したい。
お金の価値観・増える仕組みを教える
近年、子どもの金融リテラシー教育が注目されているが、富裕層は子どもが幼い頃からお金の価値観を教え込んでいる。
「浪費=お金を減らすもの」「投資・貯蓄・ビジネス=お金を増やせるもの」という2つの観念を養うことで、子どもはお金が減る・増える仕組みやお金の大切さについて、自然に学ぶことができるだろう。
「子どもにお金のことを教えるのはまだ早い」と思う人もいるかも知れないが、金融リテラシーに適齢期はない。
健全な経済観念や投資・ビジネスの視点について幼いころから学んでおくことは、子どもの将来にかけがえのない恩恵をもたらすのではないだろうか?
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富裕層に学ぶ「稼げる子ども」にするための 5つのポイント
文/編集・dメニューマネー編集部
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