子供の送り迎えのときにあると便利な電動アシスト自転車だが、購入費用の一部を補助してくれる自治体がある。また、ヘルメットの着用が今年の4月1日から努力義務となったが、ヘルメット購入に対する補助・助成を行なっている自治体もあり、こういった補助金制度を使うと、お得に自転車本体やヘルメットを買えるかもしれない。
電動アシスト自転車を買うと数万円もらえる?
子どもを送り迎えに電動アシスト自転車を買おうとしている家庭もあるだろうが、購入費用が補助されるかもしれない。中には数万円もらえる自治体もある。電動アシスト自転車は10万円前後と高いので、住んでいる自治体の制度を調べてみよう。
額や条件は自治体によって異なる
電動アシスト自転車の補助金・助成金は、ほとんどの自治体で購入費用の1/2で、申請しないともらえない。
条件はだいたい同じで、BAAマーク(自転車安全基準に適合した製品に表示)適合・子ども2人乗せ自転車などですが、上限額は自治体ごとに異なる。
たとえば、東京都葛飾区と千葉県松戸市は上限が5万円、奈良県大和郡は4万円だ。
また補助金をもらうためには、地元の自転車販売店で買うことも条件になっている。この点、ネットで買ったほうが安いか、地元で買って助成金をもらったほうが安いか調べるとよいだろう。
自転車のヘルメットを買ったら補助金が出る?
4月1日から自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務となったが、あくまで“努力”で罰則はない。ただ事故にあうかもしれないと考えると、この際ヘルメットを買おうという人もいるだろう。ヘルメットを買う時に使える補助金はあるのだろうか。
自治体によってはヘルメット購入の補助金がある
自治体によっては、ヘルメット購入に対する補助・助成がある。
たとえば東京都23区では、足立区や荒川区、江東区、台東区、豊島区、港区、目黒区が補助・助成を行っている。
23区以外でも、八王子市や狛江市などが補助金を用意している。
補助金額や申請方法は自治体ごとに異なる
補助金額や申請方法は自治体ごとに異なり、江東区を例に挙げると、ヘルメット1個あたり最大2000円を助成してくれる。
対象となるのは区内在住者であること。また、区と連携している店舗にて、SGマークなど安全基準を満たしたヘルメットを買う必要があることだ。
店舗で免許証やマイナンバーカードなどの身分証明書を提示し、店舗に置いてある申込書を記入すると、割引価格で買える。
江東区のように、ヘルメット1個あたり2000円を助成している自治体は多い。
たとえば、台東区では、1歳の誕生日を迎えた子どもに幼児用ヘルメットを無償配布している。
ヘルメットのサイズと色は、それぞれ2種類用意。子どもの誕生日の翌月に区から書類が送られ、そこに記されているID・パスワードを使って電子申請すると、ヘルメットが自宅に届く。
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自転車ではヘルメットが義務に?買ったら使える「補助金」はあるのか
文/編集・dメニューマネー編集部
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