節約しているつもりが、実はそれほど効果がなかったり、逆に光熱費を高くしていたりすることがある。7月に反響の大きかったdメニューマネー厳選の「節約術」を紹介しよう。
「水道代」節約のNG行為5選
入浴や洗濯、歯磨きなど、私たちは毎日大量に水道を使う。そこで気になるのが水道代だ。水道代が高いのは、日々何気なくやっているNG行為5つが原因かも……
1 シャワーを流しっぱなしにする
2 トイレの水はいつも「大」で流す
3 食器をため洗いせずにその都度洗う
4 お風呂の残り湯を再利用せずに流す
5 歯磨きのときコップを使わずに口をすすぐ
水道代はシャワーをこまめに止めたりトイレの大小洗浄を使い分けたりするなど、日頃のちょっとした心がけで節水できる。
「ガス代を高くしている」NG行為5選
料理やお風呂など毎日使うガス。日頃何気なくやっている5つのNG行為が、ガス代を上げているかもしれない。
1 時間短縮のために強火で調理
1日に3回、20度の水1Lを沸騰させるとき、毎回強火から中火にすれば年間で2.38m3のガスの省エネになり、年間約390円の節約に。
2 食器洗いは常時高温
食器洗いの水温を下げるだけで、年間約1,430円の節約になる。
3 野菜の下ごしらえ段階からガス火で調理
ジャガイモに下ごしらえで熱を加える場合、ガスコンロから電子レンジに変えるだけで年間約950円の節約になる。
4 追い焚きが当たり前
追い焚きを日常的に使っていると、ガス代がかさむ原因に。2時間放置して4.5度低下した200Lのお湯を1日1回追い焚きする場合、年間約6190円の節約に。
5 シャワーはいつも流しっぱなし
シャワーは意外と多くお湯を使うため、流しっぱなしにしているとその分ガス代も上がる。シャワーを使わないときは止める習慣を。
電気代の「節約になっていない」NG行為5選
節約を心がけていても「思ったより電気代が高い」と感じたことはありませんか?その節約法が間違っているかもしれない。
NG行為1 エアコンをこまめにオン-オフする
節約のためと思ってエアコンをこまめにオンオフするのは逆効果なことも
NG行為2 扇風機を使わずエアコンだけ使う
エアコンの温度を上げて扇風機を併用したほうが電気代の節約につながるかもしれない。設定温度を上げて少し暑いと感じるなら、扇風機を併用を。
NG行為3 白熱電球や電球型蛍光ランプを使い続ける
LEDランプに買い換えれば節電になり、ランプ寿命も長くなります。 白熱電球からLEDランプに取り替えた場合は、年間で約2,430円の節約に
NG行為4 冷蔵庫にたくさんものを詰め込む
モノを詰め込むと、冷蔵庫の電力を大きく消費する。常温で保存できるものや長期間食べずに放置しているものは冷蔵庫から出して節電を。
NG行為5 古い冷蔵庫を大事に使い続ける
10年以上使っているなら買い替えたほうが節約になることも。あるメーカーの最新型冷蔵庫と10年前の冷蔵庫の電気代を比べると、301〜350リットルの冷蔵庫の場合、年間で約8,000円節約できる
エアコン「つけっぱなし」は本当に電気代かかるの?
「エアコンはつけっぱなしにするのと、こまめにオン・オフにするのと、どっちが得なのか」
パナソニック <6752> によると、外気温が35度以上の「猛暑日」などの場合は、「つけっぱなし」運転がお得になるが、30度程度までなら「こまめに消す」運転のほうがお得だそう。
ただし、たとえ「つけっぱなし」運転の場合でも、24時間稼働は行わず、1日のうち数時間はエアコンを休ませて自動おそうじ機能や内部クリーンを活用するのがおすすめだという。
エアコンの除湿と冷房は似て非なるもの!電気代が高いのはどっち?
除湿と冷房の電気代の違いと電気代を抑える方法を紹介。「温度だけを下げたいときは冷房」「湿度と温度を下げたいときは弱冷房除湿」「部屋の温度は下げず湿度のみ下げたいときは再熱除湿」と覚えておくと良い。
除湿と冷房の電気代、どちらが高い? 一般的に電気代が最も高くなるのは再熱除湿で次いで冷房、弱冷房除湿の順。電気代だけで見ると冷房よりもさらに弱い電力で稼働する弱冷房除湿が最もお得。ただし、それぞれにメリット・デメリットがあるため、シーンによって使い分けるのがベストだ。
知らないと損! 洗濯機の電気代を節約する方法3選
毎日のように使う洗濯機。洗濯機の電気代を節約する方法を3つとは?
1 こまめに洗うよりまとめ洗い
洗濯機の容量に対して4割の洗濯物を洗う場合と、8割で洗う回数を半分にした場合を比べると、水道代を含めて年間で約4,510円の節約になるという結果。
2 洗濯物の詰め込み洗いは厳禁
家電メーカーでは、洗濯物をやさしく効率良く洗う量は、洗濯機の最大容量の7から8割ほどを推奨している。このくらいが量を調整して1回の洗濯で汚れをきれいに落としつつ、節約もできる量と覚えておこう。
3 乾燥機能の使用頻度を抑える
洗濯物を自然乾燥させて未乾燥のものだけ乾燥機を使うと、乾燥機だけを使う場合と比べて、年間で約1万650円の節約に。
編集・dメニューマネー編集部
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