即日発行ができるクレジットカードは、三井住友カード（NL）、JCBカード W、PayPayカードなどがある。

中でも三井住友カード（NL）は最短10秒の即日発行(※)ができ、すぐにコンビニやネットショッピングで買い物に利用することができる。年会費無料であり、コンビニなど日常的に使うサービスでの還元率も高い。

本記事では、即日発行できるおすすめのクレジットカードを紹介していく。失敗しないカードの選び方や、審査に通るポイントなども解説していこう。

即日発行できるクレジットカードおすすめ16選

即日発行できるクレジットカードは、デジタルカード、本カード、仮カードの3種類がある。

特徴	発行方法	受け取り方法
店頭発行	店舗・窓口で申込み・発行	その場でカードを受け取る
デジタル発行	オンラインで申込み・アプリにカード情報を発行	アプリでカード情報を確認
仮カード発行	店頭/オンラインで申込み・用途限定の簡易的なカードを発行	郵送で受け取る（本カード）

ネットショッピングやスマホ決済ですぐに使いたいならデジタルカードが良い。中でも三井住友カード（NL）は、最短10秒で発行可能だ。システムメンテナンスの時間を除き、24時間365日にわたり対応している。

ここでは、数ある即日発行可能なクレジットカードの中から、特に審査スピードが早く、年会費無料でポイント還元率の高いものを厳選して16枚を紹介する。急ぎでクレジットカードが欲しい方は、ぜひ参考にしてほしい。

即日発行のクレジットカードは次の通りだ。

三井住友カード（NL）

三井住友カード（NL）は、申し込みから最短10秒（※1）で、デジタルカードが即時発行できる。受付時間はメンテナンス時間を除き24時間365日の対応だ。

ただし19：31～翌8：59の間に申し込んだ場合は、利用限度額に制限がある。ショッピング利用枠は5万円で、1回払いのみが利用できる状態での発行になる。

正式な利用限度額は、翌日9：00以降に随時審査したうえで設定される。

三井住友カード（NL）では本人確認を書類ではなく、電話認証で行う。顔写真付きの本人確認書類がなくても申し込みができるのはメリットだ。

三井住友カード（NL）の特徴

三井住友カード（NL）には、特定のコンビニや飲食店でのスマホのタッチ決済で最大7%（※2）ポイント還元になる特典がある。

対象店舗は、セブン-イレブンやローソン、マクドナルド、ケンタッキーフライドチキンなどだ。

最大7％（※2）ポイント還元にするには、スマホのタッチ決済を使う。

三井住友カード（NL）をスマホのApple PayやGoogle Payなどに登録し、コンビニでクレジット払いかタッチ決済と伝えるか、セルフレジでクレジットを選択するだけだ。

三井住友カード（NL）のクレカ本体でタッチ決済をした場合は、5％還元になる。

三井住友カード（NL）の最大7％（※2）ポイント還元の対象店舗で、昼食代として1日600円を使うケースを想定し、たまるポイントを確認してみよう。

1日600円、1ヵ月で9,600円の利用でも、7％還元なら年間で1万80ポイントもたまる。1％還元との差は、8,640ポイントと大きい。

しかし三井住友カード（NL）は、通常還元率が0.5％と低いのがデメリットだ。対象店舗の利用頻度が低い場合には、別のクレカを選んだほうが多くのポイントをためやすいだろう。

三井住友カード（NL）の口コミ

出典：MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査

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（公式サイト）

JCBカード W

JCBカードWは、モバ即入会を選べば、最短5分でデジタルカードを発行できる。

モバ即とは、モバイル即時入会サービスのことで、受付時間は9：00～20：00だ。受付時間外の申し込みは、翌日扱いになる。

原則、土日祝日もモバ即入会はできるが、年末年始や大型連休時などは審査に時間がかかるおそれがあるので注意しよう。

JCBカード Wは、JCBのプロパーカードのなかでは珍しい1.0％の高還元カードだ。

申し込み条件である18歳以上39歳以下で、JCBプロパーならではのメリットに魅力を感じるのであれば選択肢に入る。

JCBカードWには、JCBオリジナルシリーズパートナーと呼ばれる優待店舗でのポイントアップサービスがある。

なかでもAmazonで2.0％還元は貴重だ。ほかにはセブン-イレブンで1.5％、スターバックス カードへのオンライン入金またはオートチャージで5.0％などがある。

ただしJCBカードWの利用でたまるOki Dokiポイントは、使い道によって還元レートが異なる。高還元率を保てる使い道は、以下に限られている。

なおJCBカード Wは若年層向けのクレカとして設計されているため、高校生を除く18歳以上39歳以下に当てはまらない場合は作れない、というデメリットもある。ただし一度作ってさえしまえば、40歳以降も無料で使い続けられる。

JCBカード Wの口コミ

出典：MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査

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（公式サイト）

JCB カードW Plus L

JCBカードW Plus Lも、JCBカードWと同様、最短5分でデジタルカードが発行できるモバ即に対応している。

即時で作りたい場合、9：00～20：00の間に申し込みを済ませよう。

年末年始や大型連休などのときは、受付時間内であっても審査に時間がかかるおそれがある。

JCBカード W Plus Lの特徴

JCBカード W Plus Lは、JCBカード Wにいくつかの特典が追加されたクレジットカードである。優待店舗でのポイントアップをはじめ、基本的なスペックおよび特典はJCBカード Wと変わらない。

JCBカード W Plus Lだけの特典は、以下の通りだ。

これらの特典またはカードデザインにひかれたなら、JCBカード W Plus Lは適している。

JCBカードW Plus Lのデメリットとしては、JCBカードW同様、せっかくの高還元カードながら1.0％還元のままポイントを使える用途が少ないことだ。

また、JCBカード W Plus Lは申し込み条件が高校生を除く18歳以上39歳以下である点にも注意しよう。

JCBカード W Plus Lの口コミ

出典：MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査

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JCBカード S

JCBカード Sも、最短5分の即時発行が可能なモバ即に対応している。すぐにデジタルカードがほしいのなら、9：00～20：00の間に申し込もう。

ただし、年末年始や大型連休などの時期は、審査に遅れが出るおそれがあるので注意が必要だ。

JCBカード Sの特徴

JCBカード Sは、JCBプロパーカードのなかで年齢制限の上限がないクレジットカードだ。40歳以上で年会費無料のJCBプロパーカードがほしいのなら、JCBカード S一択になる。

JCBカード Sの大きなメリットは、JCBカード S会員だけが使える「優待 クラブオフ」サービスだ。

「優待 クラブオフ」サービスの優待店舗数は国内外20万ヵ所以上である。ホテルやレストラン、映画にショッピングとジャンルは非常に豊富である。

JCBカード全般の特典ではあるが、ワイキキトロリー（ピンクライン）無料乗車をはじめ、ハワイで使える優待も多い。ハワイ旅行が好きなら、1枚はJCBカードを持っておくのが良いだろう。

ただしJCBカード Sのデメリットとして、通常還元率は0.5％と低い。優待を積極的に利用すれば還元率以上のメリットを得やすいが、そうでない場合にはお得さを感じづらいだろう。

JCBカード Sの口コミ

出典：MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査

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セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードは、最短5分でデジタルカードが発行できる。受付時間は、原則24時間365日だ。

ただし「申し込み受付番号のお知らせ」メールを受信した時刻が21：30以降の場合は、翌日の申請扱いとなる。なるべく早い時間に申し込むのが良い。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードは運転免許証やマイナンバーカードといった本人確認書類が手元になくても、オンライン登録ができる金融機関口座を持っていれば、即時発行に申し込める。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードの特徴

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードは、電子マネーのQUICPayを利用すると、2.0％還元で買い物ができる（※）。日ごろからQUICPayを活用している人には、特にメリットがある。
（※）利用金額が年間合計30万円（税込）に達するまでが対象

ただし通常還元率は0.5％と低く、かつセゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードの利用でたまる永久不滅ポイントは、使い道によって還元レートが異なるのがデメリットだ。還元率を保てる方法は、以下の通りだ。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードの発行体験談を読む

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードの口コミ

出典：MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査

SAISON CARD Digital

SAISON CARD Digitalも、申し込み完了から最短5分でデジタルカードが発行できるセゾンカードだ。

即時発行を希望する場合には、最低限21：30までに申し込み受付番号のお知らせメールを受信する必要がある。

SAISON CARD Digitalは、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードと同様、金融機関のオンライン口座登録ができれば、運転免許証やマイナンバーカードなどの書類がなくてすぐに作れる。

SAISON CARD Digitalの特徴

SAISON CARD Digitalは、セゾンカードのなかでもシンプルな機能のみを持つクレジットカードだ。

SAISON CARD Digitalならではのメリットとしては、セゾンPortal上に表示されるカードデザインを複数種類の中から自由に選べることくらいである。

SAISON CARD Digitalはポイント還元率が0.5％と低い点と、券種独自の特典がない点がデメリットである。以下の特典はほとんどのセゾンカードに共通して付帯する特典だ。

SAISON CARD Digitalの口コミ

出典：MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査

PayPayカード

PayPayカードは、申し込みに5分、審査に2分の最短7分でカード番号が発行できる。

ただし、21：30～翌10：00までの申し込みに関しては、審査が翌日12時以降に回ってしまう。即時審査を望むのであれば、早い時間に申し込みを済ませよう。

PayPayカードは、金融機関のオンライン口座登録時に本人認証ができれば、本人確認書類がいらない。運転免許証やマイナンバーカードなど、顔写真付きの書類が用意できない人に適している。

PayPayカードの特徴

PayPayカードは、利用条件をすべて達成できれば通常還元率が最大1.5%になる高還元クレカだ。

PayPayカードでは、条件を2つとも達成した月の翌月が1.5％還元になる。毎月判定が行われるので、PayPayカードやPayPayの継続的な使用を心掛けよう。

ただし、ためたPayPayポイントは使い道が少なく、PayPay加盟店で1ポイント＝1円で使うのが基本だ。

PayPayカード単体では活用できないので、PayPayアプリも積極的に使用することになる。せっかく高還元を受けられてもポイントの使い方が限定されているのはデメリットといえる。

PayPayカードの発行体験談を読む

PayPayカードの口コミ

出典：MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査

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ACマスターカード

ACマスターカードは、本カードもバーチャルカードも最短即日で発行できる。

ただし本カードの最短即日発行に関しては、自動契約機（むじんくん）を使う必要がある。用途に合わせて、申し込み方法を選択しよう。

自動契約機（むじんくん）は、全国にある。最寄りの設置場所を探すときは検索フォームを利用すると良い。

ACマスターカードの本カードの受付時間は、自動契約機の営業時間である9：00～21：00（※）の間だ。

※年中無休（年末年始は除く）

ACマスターカードのバーチャルカードはオンラインで申し込みできるが、審査の対応時間が平日9：00～18：00である。時間外や土日・祝日の申し込みは、翌営業日の9：00以降に審査を回されるため注意しよう。

オンライン申し込みによる即日発行は20時ごろまで対応しているカードが多い中、ACマスターカードは18時までしか対応していないのはデメリットといえる。

※本カード発行後にバーチャルカードも作れる

ACマスターカードの特徴

ACマスターカードは、アコムのカードローンが付帯するクレジットカードだ。最高800万円までの借り入れができる（※融資限度額は審査によって個別に決定）ので、一般的なクレカのキャッシングに比べると自由度が高い。

ただし毎月の利用金額に対する自動キャッシュバックは、還元率が0.25％と低い。そのほかの特典や保険もないのは、一般的なクレカと比較してデメリットである。

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エポスカード

エポスカードは、本カードを最短即日で受け取れる。即時発行の方法は、オンラインで申し込みをしてから店頭に向かうか、申し込みからすべてを店頭で済ませるかの2パターンだ。

オンライン申し込みにおける審査対応時間は公開されていないので、確実に即日で受け取りたいのであれば、店頭申し込みが良い。

店頭申し込みの場合は、最短30分でカード本体を発行できる。

エポスカードの店頭申し込みの場所は、マルイ系列の施設内に設置されているエポスカードセンターである。施設によって営業時間や休業日が異なるので、事前に確認しておこう。

エポスカードセンターは、全国に57件ある。全店舗の情報は一覧から確認可能だ。

エポスカードの特徴

エポスカードは、国内における優待店舗が多く、飲食店やレジャー施設、美容室に温泉などさまざまなシーンで使える。アクティブに出掛けることが多い人ほど、メリットを得やすいだろう。

またエポスカードは、海外旅行保険が比較的手厚い。

年会費無料のクレカで海外旅行保険の充実したものがほしいのなら、エポスカードが選択肢に入るだろう。

一方、エポスカードは、通常還元率は0.5％と低いので、普段使いするうえではデメリットになりうる。

エポスカードの口コミ

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セゾンカードインターナショナル

セゾンカードインターナショナルは、本カードを最短即日で受け取れる。

セゾンカードインターナショナルをすぐにほしい場合は、オンラインで申し込んでから、セゾンカウンターで受け取ると良い。

セゾンカードインターナショナルを即日発行できるカードカウンターは、全国で5件しかない。

カードカウンターの設置施設によって営業時間が多少異なるため、事前に確認してから申し込もう。

オンライン申し込み自体の受付時間は、19：29までだ。19：30を過ぎてからの申し込みは翌日の手続き扱いになる。

最寄りにセゾンカードインターナショナルを発行できるカードカウンターがない場合は、エポスカードなら全国57ヵ所で本カードを即時で作れます。

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セゾンカードインターナショナルの特徴

セゾンカードインターナショナルは、SAISON CARD Digitalと基本スペックはほぼ変わらない。

カードを即日発行したい場合、本カードがほしいならセゾンカードインターナショナル、デジタルカードで良いならSAISON CARD Digitalという選び方になるだろう。

またSAISON CARD Digitalは、追加カードの発行に対応していない。家族カードやETCカードが必要なら、セゾンカードインターナショナルが良い。

セゾンカードの利用でたまる永久不滅ポイントは、その名の通り、有効期限がない。クレカ決済がメインでなく、ほとんど使わないという人でもポイント還元の恩恵を受けやすいだろう。その代わり、還元率は0.5％と低めなのがデメリットだ。

セゾンカードインターナショナルの口コミ

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エムアイカード プラス

エムアイカード プラスは、本カードを即日発行できる。

申し込み当日にエムアイカード プラスを受け取るには、三越伊勢丹グループ百貨店内のエムアイカードカウンターで申し込むか、オンライン申し込み後に店頭まで出向く必要がある。審査は約60分で完了だ。

営業時間や休業日は設置施設に準ずるため、臨時休業時や年末年始などは営業時間や休業日が変わることもある。

エムアイカード プラスの受け取りカウンターを訪れようと考えている人は、事前に各施設のウェブサイトで調べておこう。

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※店頭で申し込む場合は、本人確認書類とキャッシュカードを持参してカードカウンターに出向く

エムアイカード プラスの特徴

エムアイカード プラスは、三越伊勢丹グループ百貨店で利用するといつでも5.0％還元になる。年間利用額によっては最大10.0％還元も可能だ。

ただしエムアイカード プラスの年会費が無料なのは初年度のみで、2年目以降は2,200円（税込）がかかる。

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イオンカードセレクト

イオンカードセレクトは、仮カードを最短30分の審査後に受け取れる。仮カードには国際ブランドが付いていないため、イオンマークのある店でのみ使える。

本カードと同様のイオングループ特典は使えるので、例えば、以下のようなケースで役に立つだろう。

上記に当てはまる人は17：00までにオンラインでイオンカードセレクトの申し込みを完了させてから、10：00～18：00の間にイオン店頭内に設置されたイオン銀行まで受け取りに行こう。

イオンカードセレクトの即時発行カードが受け取りできる店舗は、次の通りだ。全店舗（100件以上）の情報は、WEBページから都道府県を選ぶと確認できる。

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イオンカードセレクトの特徴

イオンカードセレクトは、イオングループの対象店舗では常に1.0％還元になる。さらに毎月20日・30日のお客さま感謝デーでは、買い物代金から5％OFFになる。

買い出しをはじめ、ひんぱんにイオンスーパーを使っている人ほど、イオンカードセレクトのメリットを得やすいだろう。

またイオンカードセレクトは通常還元率は0.5％と低めだが、イオンカードセレクト×WAONなら、合計還元率が1.0％（オートチャージ時に0.5％＋WAON決済時に0.5％）だ。

ファミリーマートやローソンなど、イオングループ以外にもWAON加盟店は多くあるので、比較的ポイントはためやすい。

ただしイオンカードセレクトは、銀行口座の開設および紐づけが必要なため、本カードの到着まで約2～3週間かかる点がデメリットだ。

「イオンマークのある店以外でも、早めにクレカ決済ができるようにしたい」という人にはあまりおすすめできない。

イオンカードセレクトの口コミ

出典：MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査

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ルミネカード

ルミネカードは、審査時間が最短20分で仮カードを最短即日で発行できる。

仮カードを希望する場合は、ルミネやニュウマンのカードカウンターで申し込むことになるので、受付時間を確認したうえで向かおう。

仮カードは、ルミネ（新宿・ルミネエスト新宿・有楽町・北千住・池袋・立川・町田・荻窪・大宮・川越・横浜・藤沢）と大船ルミネウィング、ニュウマン（新宿・横浜）でのみ利用できる。利用可能枠は20万円までだ。

ルミネカードの仮カードは、本カード同様、ルミネやニュウマンの買い物が5％OFFになる特典が付帯する。

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ルミネカードの特徴

ルミネカードは、ルミネグループの対象店舗でお得に使えるのが特徴だ。

ルミネやニュウマンでは、いつも5％OFF、年に数回は10％OFFで買い物ができる。ネットショップのアイルミネも同様だ。

ルミネカードは、Suicaの利用時に還元がある。モバイルSuicaへのチャージは1.5％還元、モバイルSuica定期券・グリーン券の購入は5.0％還元である。

ただしルミネカードの年会費が無料なのは初年度だけだ。2年目以降は1,048円（税込）がかかる点はデメリットである。

ルミネやニュウマンでよく買い物する人や、通勤・通学でよくSuicaを利用する人以外は、年会費を上回る得をするのが難しいだろう。

ルミネカードの口コミ

出典：MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査

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ビックカメラSuicaカード

ビックカメラSuicaカードは仮カードを通常30分の審査後にその場で受け取れて、ビックカメラ、コジマ、ソフマップの店舗で使える（※Suica機能は付帯なし）。

仮カードの申し込み対応時間は通常20：00までだ。閉店時間が21：00よりも早い店舗では、閉店時間1時間前までになる。申し込みの際は、本人確認書類を持参しよう。

ビックカメラSuicaカードの仮カードが申し込みできる店舗の一例は次の通りだ。そのほかの対応店舗（全30件）はWEBページで確認できる。

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ビックカメラSuicaカードの特徴

ビックカメラSuicaカードは、通常ビックカメラポイントとJREポイントがそれぞれ0.5％ずつたまり、合計1.0％還元になる。さらにビックカメラでは、最大11.5％還元が可能だ。

ビックカメラSuicaカードはモバイルSuicaチャージで1.5％還元やモバイルSuica定期券が5.0％還元など、ビューカード全般における特典も付帯している。

仮カードは即日発行できるものの、本カードが自宅に届くのは約2～3週間かかる。ビックカメラ系の店舗以外で早く使いたい場合には注意しよう。

また、仮カードは限度額が最高20万円であるほか、ポイント還元率は1.0％だ。高額商品の購入やまとめ買いは、本カードを待ってからのほうがお得になる可能性がある。

三井住友カード ゴールド（NL）

三井住友カード ゴールド（NL）は、最短10秒（※1）でデジタルカードを即時発行できる。

即時発行のルールは、三井住友カード（NL）と変わらない。メンテナンス時間を除き、24時間365日申し込みに対応している。

夜間（19：31～翌8：59）の申し込みは、即時発行はできるが、利用限度額が決まっている。ショッピング利用枠が5万円で1回払いのみという、臨時的なものだ。

正式な利用限度額は翌9：00以降に改めて審査が行われ、定められる。

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三井住友カード ゴールド（NL）の特徴

三井住友カード ゴールド（NL）は、年間100万円以上の利用を1回でも達成すれば、以後の年会費がすべて無料になるのが特徴だ。

そのうえ年間100万円以上の利用を達成した翌年は、継続特典として毎年1万ポイントがもらえる。

100万円利用時には、通常付与と合わせて合計1万5,000ポイントがたまるので、合計還元率は1.5％になる。

ただし、年間100万円を超えると、合計還元率が下がっていってしまう。

三井住友カード ゴールド（NL）のメリットを最大限生かすのであれば、年間100万円利用まではメインカードとして使い、100万円を超えた後は特典対象店舗だけで使うサブカードとするのが良いだろう。

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三井住友カード ゴールド（NL）の口コミ

出典：MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査

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JCBゴールド

JCBゴールドは最短5分のデジタルカード即時発行に対応した珍しいゴールドカードだ。

即日発行のルールは、JCB CARD WやJCBカード Sなどと一緒だ。

その日中に作るためには、9：00～20：00の間に、ナンバーレス入会を済ませる必要がある。申し込みが時間内に間に合わなかった場合、審査は翌日以降になる。

JCBゴールドは土日・祝日も申し込みできるが、年末年始や大型連休などのタイミングは即時審査とならないおそれがあるため注意しよう。

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JCBゴールドの特徴

JCBゴールドは、空港ラウンジサービスのラウンジ・キーの利用や、スマホ保険やゴルフ場優待など、独自の特典が付帯する。

JCBゴールド ザ・プレミアや、JCBプラチナといったさらに上のグレードを狙い、クレジットカードヒストリー（クレヒス）を積む目的でJCBゴールドを作る人も多い。

特にJCBゴールド ザ・プレミアに関しては、JCBゴールドの利用中に以下の条件のうちいずれかを満たせば、必ずインビテーション（招待）がもらえる。

JCBゴールド ザ・プレミアは、ダイニング特典やホテル特典、プライオリティ・パスなど、プラチナカードクラスの特典がいくつか付帯する。

JCBゴールドの年会費は1万1,000円（税込）だが、初年度の年会費は無料なので、ステータス性や高級特典に興味があれば気軽に試してみよう。

JCBゴールドの口コミ

出典：MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査

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即日発行のクレジットカードの種類

即日発行できるクレジットカードは、オンライン決済での利用が基本の「デジタルカード型」、プラスチックカードが作られて実店舗でもオンラインでも利用できる「本カード型」、プラスチックカードだが特定店舗でのみ使用できる「仮カード型」の3種類に分かれる。

即日発行したい目的や用途にあったクレカを選ぶようにしよう。

デジタルカード型は即日発行してネットショッピングやスマホ決済ですぐに使える

ネットショッピングやスマホ決済用で即日発行のクレジットカードがほしい場合にはデジタルカードが適している。

デジタルカード型とは、専用のアプリ上、またはウェブの会員ページ上に作られる仮想のクレジットカードのことだ。

デジタルカード型は、審査後すぐに発行、確認できるものが多く、スピードに優れている。一方、本カードに比べると利用先が限られるのはデメリットだ。

基本的な利用先は、カード情報のみで決済ができるネットショップやアプリ課金、またはApple PayやGoogle Payが利用できる店舗などだ。

利用想定に実店舗があるのなら、事前に決済方法の対応状況を確認しておくと安心だ。

デジタルカード型であっても、本カード（プラスチックカード）も後日郵送されるのが、一般的である。

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本カード発行型は店頭で受け取りして海外旅行や実店舗で使える

海外旅行や実店舗で使えるクレジットカードが急ぎで必要なときには、本カードの即日発行ができるものを選ぼう。

本カード発行型とは、デジタル版ではなく、プラスチックのクレジットカード本体が作られるタイプのことだ。

クレカに付帯する国際ブランドの加盟店であれば、ネットショップでも実店舗でも利用できる。

クレジットカードは、海外では社会的な信用を計る指標にしたり、身分証明書代わりに使用したりすることもある。本カードを提示できなくては、現地のホテルやレンタカーなどの利用を断られるおそれがある。

また日本のスマホ決済のほとんどが、海外では使用できない。Apple PayやGoogle Payは利用できることもあるが、SuicaやiD、PayPayなど日本発のものは利用できないと思ったほうが良い。

さらにGoogle Payに登録できるクレカであっても、海外では利用できないケースもある。例えばUCカードやセゾンカードなどが該当する。混乱を避けるためにも、本カードの入手を優先するのが良いだろう。

本カードを即日発行できる場合でも、カードの受け取り方法を郵送にしてしまうと、手元に届くまでに数日かかってしまう。すぐに利用したい場合には、店頭まで出向いたほうが早い。

ACマスターカードなら自動契約機（むじんくん）、エポスカードならエポスカードセンター、セゾンカードインターナショナルならセゾンカウンターで、最短即日で本カードを受け取れる。最寄りに店舗があるかは、申し込み前に確認しよう。

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仮カード発行型はその場で作って特定店舗ですぐに利用できる

イオンやルミネ、ビッグカメラですぐに使いたいなら、これらの企業が発行する仮カード型が良いだろう。

仮カード発行型とは、特定店舗でのみ使えるカードが作られるタイプのクレジットカードを指す。

イオンカードセレクトは、オンラインで申し込み、最短30分の審査後にイオン店頭（実施店舗のみ）で受け取れ、イオンマークのある店舗でのみ使える。

ルミネカードは、ルミネもしくはニュウマンの店頭で申し込み、最短20分の審査後にその場で受け取れる。ルミネ（新宿・ルミネエスト新宿・有楽町・北千住・池袋・立川・町田・荻窪・大宮・川越・横浜・藤沢）と大船ルミネウィング、ニュウマン（新宿・横浜）でのみ使える。

いずれもカードの受け取りは店頭だ。どちらの仮カードも対象店舗で利用した際に特典（割引または還元率アップ）があるので、急きょ当該クレカがほしくなったときには、重宝するだろう。

ただし上記2枚のクレカは、本カードが手元に届くまでに時間がかかる。イオンカードセレクトは申し込みから約2～3週間、ルミネカードは約10日～3週間だ。

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クレジットカードを即日で発行した体験談【編集部独自調査】

編集部員が気になったクレジットカードを即日発行してみたところ、各カードが公式で発表している時間よりも短い時間で作れたという声が多かった。

実際に発行してみると、公式の情報からはわかりづらい確認ポイントや、手間取った工程が見えてきた。

JCB カードWは1分で審査終了したがカード番号の確認に手間取った

編集部のMさんがJCB カード Wのデジタルカードに申し込んだところ、入力は項目が多くやや面倒だったが、審査自体は1分くらいですぐ終わったそうだ。

ただし、発行後、カード番はをMyJCBアプリでしか確認できないことに気づかず手間取ったという。

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セゾンパールアメックスは申込みが簡単で2分で発行できた

編集部のMさんは、JCB カードWの発行から数カ月後、セゾンパールアメックスのデジタルカードにも申し込んだところ、JCB カードWよりも申し込みが楽で簡単だったという。

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PayPayカードは5分もかからず発行できて便利だった

編集部のYさんがPayPayカードを即日発行したところ、5分もかからず作ることができ、すぐにPayPayに登録可能だったという。

ACマスターカードは自動契約機（むじんくん）での受け取りに25分くらいかかった

編集部のYさんがACマスターカードに申し込んだところ、ネットの申し込み自体はすぐ終わったが、自動契約機（むじんくん）での受け取りが想像していたよりも大変だったという。

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クレジットカードを即日発行するまでの流れ

クレジットカードを即日発行するときの流れは、まず事前に必要書類を手元に用意してから申し込む。審査の経過を待ち、通過したらカードを受け取って利用が可能になる。

クレカによってはオンライン申し込みと店頭申し込みの2パターンに対応していることがあるが、店頭申し込みは時間がかかりやすい。基本的にはオンライン申し込みが便利だ。

申し込みに必要な情報や書類を準備

最初のステップは、申し込みに必要な情報や書類を準備することだ。クレジットカードの即日発行には、一般的に申請者と勤続先の各情報と、本人確認書類が最低限必要になる。

次の表は、申請情報のうち確認が必要になることの多い項目をまとめたものだ。

申込者の氏名や住所だけでなく、勤務先の電話番号や年収額なども必要になる場合があるので、事前に把握しておくと申し込みがスムーズだ。

まだ働き始めたばかりで年収がわからない場合には、給与額×12ヵ月で見込み額を入力すると良い。

本人確認書類の定義はカード会社によって異なるが、できれば運転免許証をはじめとした顔写真付きのものが望ましい。

上記のJCBにように、基本的に即日発行は顔写真付きの公的書類によって本人確認ができる人を対象にしている。

顔写真付きの本人確認書類が用意できない人は、特に必要書類を確認しよう。

クレカによっては、別の方法で本人確認をするため書類提出が必須でないものもある。

三井住友カード（NL）やセゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードなどは、金融機関認証（ネット上で支払い口座の登録ができれば可）による本人確認が可能だ。

エポスカードやエムアイカードプラスなど店頭受け取りのクレカは、書類提出による本人確認が一般的である。

三井住友カード（NL）に申し込む
（公式サイト）

申し込む

必要書類や情報の準備ができたら、申し込みを開始しよう。基本的には各クレジットカードのウェブサイトにアクセスし、申請フォームへと進む流れになる。

名前や住所などの個人情報を説明の通りに入力するだけなので、数分で完了する人が多いだろう。

例えばPayPayカードやエポスカードでは、申し込みにかかる時間は5分程度だ。

口座の登録や必要書類の提出は、クレカによってタイミングが異なる。申請フォーム内で済ませるものもあれば、申請完了後、登録および提出の手続きページへと促されるものもある。

いずれにせよ、クレカは口座の登録や必要書類の提出まで終わらないと発行されないものが一般的だ。申請情報の入力から口座の登録や書類提出までは、一貫して済ませよう。

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審査結果を待つ

クレカの申し込みが完了したら、審査は自動的に開始される。申込者ができることはないので、結果通知が届くまで待とう。通知が届くまでの時間は、カードによって異なる。

クレカの審査結果の通知方法は、メール、LINE、アプリ上などさまざまだ。

一部のクレカは、通知とは別に審査状況を照会できる方法が用意されている。通知がなかなか来ないため心配なときは、別の方法でチェックできないか確認してみよう。

カードを受け取る

デジタルカードの場合は、専用アプリ上もしくはウェブの会員ページ上に発行される。審査通過の通知が届いたら、ログインして確認しよう。

本カードは後日郵送で送られてくる。受け取りは原則、本人でなくてはいけない。本人確認書類は、必要なケースと不要なケースがあるため、手元に用意しておくと安心だ。

本カード型も同様だ。到着日時を確認して、本人が受け取る。

本カード型や仮カード型では、店頭受け取りができるものがある。受け取るにあたって必要なものは各社異なるので、事前に確認し忘れずに持参しよう。

ルミネカードとビックカメラSuicaカードは、本人確認書類さえあれば仮カードを発行してもらえる。ただしその場で支払い口座の登録も済ませたい場合（※）は、キャッシュカードも持参しよう。

（※）オンラインや郵送での手続きは、仮カード発行後に可能

カードの利用

デジタルカードを利用する際は、ネットショッピングやアプリ課金などのオンライン決済であれば、アプリや会員ページでカード情報を確認しよう。

そこに記載されたカード番号や有効期限、セキュリティコードなどを入力すれば、決済できる。

一方、デジタルカードを実店舗で利用する場合には、Apple PayやGoogle Payといったスマホ決済サービスにカード情報を登録する必要がある。

各アプリから登録を済ませたうえで、店舗で当該の決済方法を指定しよう。

どのスマホ決済サービスに加盟しているかは、店舗によって異なる。加盟店以外では使用できないので気を付けよう。

本カードでも完全ナンバーレスタイプのものであれば、オンライン決済時はアプリや会員ページでカード情報を確認してから使う必要がある。表面ナンバーレスタイプであればカード裏面、通常タイプであれば表面にカード情報が記載されている。

実店舗での利用は、カードを決済端末に差し込むか、端末にかざすだけのタッチ決済の2パターンだ。波状のラインが4本入ったタッチ決済対応マークが付いたクレカであれば、どちらの方法も利用可能である。

仮カードは対応店舗でのみ使える簡易カードなので、決済端末に差し込むタイプか、バーコード読み取りタイプが一般的だ。

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（公式サイト）

クレジットカードを最短で受け取るポイント

即日発行のクレジットカードを最短で受け取るには、対応時間内に確実に申し込むこととや、審査が早いデジタルカードを選ぶことがポイントだ。

また、審査時間をできるだけ短縮するために、クレジットカードのキャッシング枠を申し込まないほうが良いだろう。

即日発行に対応する時間帯に申し込む

クレジットカードによって即日発行の対応時間は異なる。営業時間の終了間際で申し込むと、その日の審査に間に合わない可能性があるため、基本的には早い時間の申し込みがおすすめだ。

いずれのクレジットカードもメンテナンス時間や年末年始など、臨時的に即日発行ができない場合もある。

ギリギリの時間に申し込んだ場合も翌営業日以降になる恐れがあるので注意しよう。

また、各カード会社がウェブサイト上で示している審査時間は、あくまで最短の目安だ。審査が長引く場合にはすぐに作れないこともある。

クレカの審査が長引く理由は、さまざまだ。申込者の属性や信用情報が込み入っており、支払い能力が判断しづらい場合は、カード会社は審査結果を出すのに慎重にならざるを得ない。

また申し込みが立て込んだり、複雑な属性や信用情報の申込者が多かったりして、スタッフの手が足りなくなるケースもあるだろう。

即時審査ができるデジタルカードに申し込む

発行スピードをできるだけ早くしたいのであれば、即時審査に対応したデジタルカードがおすすめだ。

デジタルカードは手続きから受け取りまでがネット上で完了するため、早く手軽に利用できる。

三井住友カード（NL）や三井住友カード ゴールド（NL）は特に発行までが早く、最短10秒（※1）だ。

※1 即時発行ができない場合があります。

キャッシング枠を申し込まない

即日発行をしたいのであれば、キャッシング枠は申し込まないのが無難だ。

キャッシング枠とは、現金を借り入れられる限度額を指す。申請時に金額を入力した場合、キャッシング枠を申し込んだことになる。

クレジットカードであっても、キャッシング（＝現金の借り入れ）は貸金業法の対象になる。

ショッピング枠は割賦販売法、キャッシング枠は貸金業法に基づいた審査が行われる。

特に以下に当てはまる場合には、支払可能見込額の調査が省略不可になるので、注意が必要だ。

支払可能見込額の調査は、「年収（＋預貯金）－クレジット債務－生活維持費」といった算定方法に基づいて行われる。人の手を介するので調査が挟まれば、その分だけ審査は長引くだろう。

正確に情報を入力する

クレカの申し込み情報は正確な入力を心掛けよう。事実と異なる内容で申請しては虚偽申告を疑われ、審査に悪影響を与える恐れがあるためだ。

入力ミスやうろ覚えからいい加減な申請をした場合でも、虚偽を疑われる恐れはある。疑われなかったとしても、再申請が必要になり発行に時間がかかる可能性がある。

例えば次の項目は、誤りやすいので注意しよう。

本人確認電話がきたらすぐに対応する

カード会社の審査では、申請情報が正確であるかを確認するため、自宅（携帯電話含む）や勤務先に電話がくることがある。

金融機関からの電話連絡に対応できないと審査が一時停止する恐れがあるため、すぐに出られるようにしておこう。

勤務先への電話に関しては、基本的には自分が取れなくても問題はない。

カード会社からの「（申込者）さんはいらっしゃいますか」という問いに対し、受け取った人が「はい、おります」や「現在離席中です」といった返答をすれば、本人確認は完了だ。

どちらの返答であったとしても、カード会社は申請情報の名前や勤務先が事実であると分かるためだ。

万が一、タイミングが悪く受け取れなかった場合には、すぐに折り返しをかけてその後の対処を仰ごう。

注意点

即日発行のクレジットカードを選ぶときまたは申し込むときには、次で紹介する2つの注意点を把握しておこう。

「発行スピードが早い＝審査が甘い」ではない

発行スピードが早いのは、審査が甘いからではない。

発行スピードの早さは、カード会社のノウハウの蓄積とシステムの進化によるものだ。審査そのものは法律に基づき、厳密に行われている。

カード会社は割賦販売法によって、支払い能力を超える契約を避けるための努力を求められているためだ。
出典：割賦販売法（e-Gov 法令検索）

どれほど発行までが早いクレジットカードであっても、申請情報が契約基準を満たさない場合や信用情報に長期遅延や債務整理などの問題がある場合は、審査落ちしやすくなるだろう。

審査基準が比較的易しいクレカを探しているのであれば、スピードだけでなく次のポイントも踏まえた選び方がおすすめだ。

カード本体が郵送の場合は7~14日間くらいかかる

デジタルカードや仮カードが即日発行に対応していたとしても、本カードが郵送の場合は手元に届くまでに7～14日間ほどの時間がかかる。

なかでも本カードが自宅に届くまでの時間が長いのは、イオンカードセレクトや、ルミネカード、ビックカメラSuicaカードの3枚だ。

時間がかかる主な理由は、キャッシュカードやSuicaなど、クレジットカード以外の機能が付帯しているためだ。

機能が充実しているクレジットカードは、本カードの発行および到着までに時間がかかることもあるという点に注意しよう。

よくあるQ＆A

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