即日発行できるクレジットカードのおすすめは、三井住友カード（NL）だ。　三井住友カード（NL）は最短10秒で専用のアプリやウェブの会員ページ上にデジタルカードが発行され、ネットショッピングすぐに使える。

カード本体がすぐにほしいなら、ACマスターカードやエポスカードが最短即日で発行可能だ。

即日発行できるクレジットカードは、デジタルカード、本カード、仮カードの3種類がある。どれを選べばいいかは、すぐにカードがほしい理由によって変わる。

例えば、ネットショッピングやスマホ決済用にすぐにクレカがほしい場合にはデジタルカードが適している。

手元に現金がなく支払いを先延ばししたい場合や、海外旅行で使いたい場合には、本カード受け取り型が良いだろう。

スムーズにクレカを使うためにも、発行すべきカードの種類は間違えないようにしよう。

本記事では、即日発行できるおすすめのクレジットカードを紹介していく。失敗しない即時発行カードの選び方や、審査に通るポイントなども解説していこう。

即日発行できるクレジットカード14選

即日発行できるクレジットカードのうちの、おすすめの14枚を厳選した。

ネットショッピングやスマホ決済ですぐに使いたいならデジタルカードが良い。中でも三井住友カード（NL）は、最短10秒で発行可能だ。システムメンテナンスの時間を除き、24時間365日にわたり即時発行に対応している。

手元に現金がないためクレジット決済したい場合や、海外で使いたい場合は、本カードをすぐに発行してもらえるACマスターカードやエポスカードを選ぼう。

三井住友カード（NL）

三井住友カード（NL）は、申し込みから最短10秒で、デジタルカードが即時発行される。受付時間もメンテナンス時間を除き24時間365日の対応だ。

ただし19：31～翌8：59の間に申し込んだ場合は、ショッピング利用枠5万円かつ、1回払いのみ利用可能な状態での発行となる。正式なショッピング利用枠やキャッシング枠は、9：00以降に随時審査したうえで設定される。

三井住友カード（NL）では本人確認を書類ではなく、電話認証で行う。顔写真付きの本人確認書類がなくても、即時発行の申し込みができるのはメリットだ。

三井住友カード（NL）のそのほかの特徴
三井住友カード（NL）には、特定のコンビニや飲食店でのスマホのタッチ決済で最大7％還元になる特典がある。対象店舗は、セブン-イレブンやローソン、マクドナルド、ケンタッキーフライドチキンなどだ。

最大7％還元にするには、スマホのタッチ決済を使う。三井住友カード（NL）をスマホのApple PayやGoogle Payなどに登録し、コンビニでクレジット払いまたはタッチ決済と伝えるか、セルフレジでクレジットを選択するだけだ。

三井住友カード（NL）のクレカ本体でタッチ決済をした場合は、5.0％還元になる。

三井住友カード（NL）の最大7％還元の対象店舗で、昼食代として1日600円を使うケースを想定し、たまるポイントを確認してみよう。

1日600円、1ヵ月で9,600円の利用であっても、7.0％還元なら年間で1万80ポイントもたまる。1.0％還元との差は、8,640ポイントと大きい。

しかし三井住友カード（NL）は、通常還元率が0.5％と低い。対象店舗の利用頻度が低い場合には、別のクレカを選んだほうが多くのポイントをためやすいだろう。

三井住友カード（NL）の口コミ

出典：MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査

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（公式サイト）

JCB CARD W

JCB CARD Wは、モバ即入会を選べば、最短5分でデジタルカードが発行される。モバ即とは、モバイル即時入会サービスのことで、受付時間は9：00～20：00だ。受付時間外の申し込みは、翌日扱いとなる。

原則、土日祝日もモバ即入会は可能だが、年末年始や大型連休時などは審査に時間がかかるおそれがあるので注意しよう。

JCB CARD Wのそのほかの特徴
JCB CARD Wは、JCBプロパーのなかでは珍しい1.0％還元のクレジットカードだ。申し込み条件である年齢に合致していて、JCBプロパーならではのメリットに魅力を感じるのであれば選択肢に入る。

JCB CARD Wには、JCBオリジナルシリーズパートナーと呼ばれる優待店舗でのポイントアップサービスがある。なかでもAmazonで2.0％還元は貴重だ。ほかにはセブン-イレブンで1.5％、スターバックス カードへのオンライン入金またはオートチャージで5.0％などがある。

ただしJCB CARD Wの利用でたまるOki Dokiポイントは、使い道によって還元レートが異なる。還元率を保てる使い道は、以下に限られている。

なおJCB CARD Wは、若年層向けのクレカとして設計されているため、高校生を除く18歳以上39歳以下に当てはまらない場合は、作れない。一度作ってさえしまえば、40歳以降も無料で使い続けられる。

JCB CARD Wの口コミ

出典：MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査

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（公式サイト）

JCB CARD W Plus L

JCB CARD W Plus Lも、最短5分でデジタルカードの発行が可能なモバ即に対応している。即時発行が希望の場合、9：00～20：00の間に申し込みを済ませよう。

年末年始や大型連休などのときは、受付時間内であっても審査に時間がかかるおそれがある。

JCB CARD W Plus Lのそのほかの特徴
JCB CARD W Plus Lは、JCB CARD Wにいくつかの特典が追加されたクレジットカードである。優待店舗でのポイントアップをはじめ、基本的なスペックおよび特典はJCB CARD Wと変わらない。

JCB CARD W Plus Lだけの特典は、以下の通りだ。

これらの特典またはカードデザインにひかれたなら、JCB CARD W Plus Lは適している。

JCB CARD W Plus Lのデメリットとしては、JCB CARD W同様、せっかくの高還元カードながら1.0％還元のまま使える用途は少ないことが挙げられる。付与されたOki Dokiポイントの使い道は検討する必要がある。

また、JCB CARD W Plus Lは申し込み条件が高校生を除く18歳以上39歳以下である点にも注意しよう。

JCB CARD W Plus Lの口コミ

出典：MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査

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（公式サイト）

JCBカード S

JCBカード Sも、最短5分の即時発行が可能なモバ即に対応している。すぐにデジタルカードがほしいのなら、9：00～20：00の間に申し込もう。

ただし、年末年始や大型連休などの時期は、審査に遅れが出るおそれがあるので注意が必要だ。

JCBカード Sのそのほかの特徴
JCBカード Sは、JCBプロパーのなかで年会費が永年無料かつ、年齢制限の上限がないクレジットカードだ。40歳以上で年会費無料のJCBプロパーカードがほしいのなら、JCBカード S一択となる。

また、JCBカード S会員だけが使える「優待 クラブオフ」サービスがあるが、その優待店舗数は国内外20万ヵ所以上だ。ホテルやレストラン、映画にショッピングとジャンルは非常に豊富である。

さらにシーズンによっては、特別イベント優待も実施している。各地の博物館や水族館の会員限定貸し切りイベントや、バスツアー、体験ツアーなどである。

JCBカード全般の特典ではあるが、ワイキキトロリー（ピンクライン）無料乗車をはじめ、ハワイで使える優待も多い。ハワイ旅行が好きなら、1枚はJCBカードを持っておくのが良いだろう。

ただしJCBカード Sは通常還元率が0.5％と低い。優待を積極的に利用すれば還元率以上のメリットを得やすいが、そうでない場合にはお得さを感じづらいだろう。

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出典：MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査

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セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードは、最短5分でデジタルカードが発行可能なクレジットカードである。受付時間は、原則24時間365日だ。

ただし「申し込み受付番号のお知らせ」メールを受信した時刻が21：30以降の場合は、翌日の申請扱いとなる。なるべく早い時間に申し込むのが良い。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードは運転免許証やマイナンバーカードといった本人確認書類が手元になくても、オンライン登録が可能な金融機関口座を保有していれば、即時発行に申し込める。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードのそのほかの特徴
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードは、電子マネーのQUICPayを利用すると、2.0％還元で買い物ができる（※）。日ごろからQUICPayを活用している人には、特にメリットがある。
（※）利用金額が年間合計30万円（税込）に達するまでが対象

ただし通常還元率は0.5％と低く、かつセゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードの利用でたまる永久不滅ポイントは、使い道によって還元レートが異なる。還元率を保てる方法は、以下の通りだ。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードの口コミ

出典：MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査

SAISON CARD Digital

SAISON CARD Digitalも、申し込み完了から最短5分でデジタルカードが発行可能なセゾンカードだ。即時発行を希望する場合には、最低限21：30までに申し込み受付番号のお知らせメールを受信する必要がある。

SAISON CARD Digitalは、金融機関のオンライン口座登録に伴い本人確認ができれば、別途、運転免許証やマイナンバーカードなどの書類がなくても即時発行できる点も含め、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードと変わらない。

SAISON CARD Digitalのそのほかの特徴
SAISON CARD Digitalは、セゾンカードのなかでもシンプルな機能のみを持つクレジットカードだ。SAISON CARD Digitalならではのメリットとしては、セゾンPortal上に表示されるカードデザインを複数種類の中から自由に選べることぐらいである。

SAISON CARD Digitalのポイント還元率は0.5％と低く、かつ以下の特典はほとんどのセゾンカードに付帯する特典だ。

SAISON CARD Digitalの口コミ

出典：MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査

PayPayカード

PayPayカードは、申し込みに5分、審査に2分の最短7分でカード番号が発行されるクレジットカードだ。

ただし、21：30～翌10：00までの申し込みに関しては、審査が翌日12時以降に回される。即時審査を望むのであれば、早い時間に申し込みを済ませよう。

PayPayカードは、金融機関のオンライン口座登録時に本人認証ができれば、本人確認書類が不必要なクレカの1枚だ。運転免許証やマイナンバーカードなど、顔写真付きの書類が用意できない人に適している。

PayPayカードのそのほかの特徴
PayPayカードは、通常還元率が最大1.5%の高還元クレカだ。そのうえ利用条件をすべて達成できれば、1.5％まで還元率を高められる。

PayPayカードでは、条件を2つとも達成した月の翌月が1.5％還元になる。毎月判定されるので、PayPayカードおよびPayPayの継続的な使用を心掛けよう。

ただし、ためたPayPayポイントは使い道が少なく、PayPay加盟店で1ポイント＝1円で使うのが基本だ。PayPayカード単体では活用できないので、PayPayアプリも積極的に使用することになる。

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出典：MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査

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ACマスターカード

ACマスターカードは、本カードもデジタルカードも最短即日で発行できるクレジットカードだ。ただし本カードの即日発行に関しては、自動契約機（むじんくん）を使う必要がある。用途に合わせて、申し込み方法を選択しよう。

ACマスターカードの本カードの受付時間は、自動契約機の営業時間である9：00～21：00の間だ。

ACマスターカードのデジタルカードはオンラインで申し込みできるが、審査の対応時間が平日9：00～18：00である。時間外および土日・祝日の申し込みは、翌営業日の9：00以降に審査を回される。

※本カード発行後にデジタルカードも発行可能

ACマスターカードのそのほかの特徴
ACマスターカードは、アコムのカードローンが付帯するクレジットカードだ。最高800万円までの借り入れが可能（※融資限度額は審査によって個別に決定）なので、一般的なクレカのキャッシングに比べると自由度が高い。

ただし毎月の利用金額に対する自動キャッシュバックは、還元率が0.25％と低い。そのほかの特典や保険もないのは、一般的なクレカと比較してデメリットである。

出典：MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査

エポスカード

エポスカードは、本カードを最短即日で受け取れるクレジットカードだ。オンラインで申し込みをしてから店頭に向かうか、または申し込みからすべてを店頭で済ませるかの2パターンがある。

オンライン申し込みにおける審査対応時間は公開されていないので、確実に即日で受け取りたいのであれば、店頭申し込みが良い。店頭申し込みの場合は、最短30分でカード発行となる。

エポスカードの店頭申し込みの場所は、マルイ系列の施設内に設置されているエポスカードセンターである。施設によって営業時間や休業日が異なるので、事前に確認しておこう。

エポスカードのそのほかの特徴
エポスカードは、国内における優待店舗が多いクレカである。飲食店やレジャー施設、美容室に温泉などさまざまなシーンで使える。アクティブに出掛けることが多い人ほど、メリットを得やすいだろう。

またエポスカードは、海外旅行保険が比較的手厚い。

年会費無料のクレカで海外旅行保険の充実したものがほしいのなら、エポスカードが選択肢に入るだろう。

一方、エポスカードは、通常還元率は0.5％と低いので、普段使いではメリットを感じづらい。

エポスカードの口コミ

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セゾンカードインターナショナル

セゾンカードインターナショナルは、本カードを最短即日で受け取れるクレジットカードだ。

セゾンカードインターナショナルをすぐにほしい場合は、オンラインで申し込んでから、セゾンカウンターで受け取ると良い。カードカウンターの設置施設によって営業時間が多少異なるため、事前に確認してから申し込もう。

オンライン申し込み自体の受付時間は、19：29までだ。19：30を過ぎてからの申し込みは翌日の手続き扱いとなる。

最寄りにセゾンカードインターナショナルを発行できるカードカウンターがない場合は、エポスカードを検討すると良いだろう。

セゾンカードインターナショナルのそのほかの特徴
セゾンカードインターナショナルは、SAISON CARD Digitalと基本スペックはほぼ変わらない。

セゾンカードのベーシックなクレカがほしい場合は、即日発行で本カードが必要ならセゾンカードインターナショナル、デジタルカードならSAISON CARD Digitalといった選び方になるだろう。

またSAISON CARD Digitalは、追加カードの発行に対応していない。家族カードやETCカードが必要なら、セゾンカードインターナショナルが良い。

セゾンカードの利用でたまる永久不滅ポイントは、その名の通り、有効期限がない。クレカ決済がメインでなく、ほとんど使わないという人でもポイント還元の恩恵を受けやすいだろう。その代わり、還元率は0.5％と低めだ。

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イオンカードセレクト

イオンカードセレクトは、仮カードが最短30分の審査後に受け取れるクレジットカードだ。仮カードには国際ブランドが付いていないため、イオンマークのある店でしか使えない。

本カードと同様のイオングループ特典は使えるので、例えば、以下のようなケースで役に立つだろう。

上記に当てはまる人は17：00までにオンラインでイオンカードセレクトの申し込みを完了させてから、10：00～18：00の間にイオン店頭内に設置されたイオン銀行まで受け取りに行こう。

イオンカードセレクトのそのほかの特徴
イオンカードセレクトは、イオングループの対象店舗では常に1.0％還元になる。さらに毎月20日・30日のお客さま感謝デーでは、買い物代金から5％OFFになる。

買い出しをはじめ、ひんぱんにイオンスーパーを使っている人ほど、イオンカードセレクトのメリットを得やすいだろう。

またイオンカードセレクトは通常還元率は0.5％と低めだが、イオンカードセレクト×WAONなら、合計還元率が1.0％（オートチャージ時に0.5％＋WAON決済時に0.5％）だ。ファミリーマートやローソンなど、イオングループ以外にもWAON加盟店は多くあるので、比較的ポイントはためやすい。

ただしイオンカードセレクトは、銀行口座の開設および紐づけが必要なため、本カードの到着までが約2～3週間と遅い。「イオンマークのある店以外でも、早めにクレカ決済ができるようにしたい」という人にはあまりおすすめできない。

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ルミネカード

ルミネカードは、仮カードが最短20分で発行可能なクレジットカードだ。仮カードを希望の場合は、ルミネやニュウマンのカードカウンターで申し込むことになるので、受付時間を確認したうえで向かおう。

仮カードは、ルミネ（新宿・ルミネエスト新宿・有楽町・北千住・池袋・立川・町田・荻窪・大宮・川越・横浜・藤沢）と大船ルミネウィング、ニュウマン（新宿・横浜）でのみ利用できる。利用可能枠は20万円までだ。

ルミネカードの仮カードは、本カード同様、ルミネやニュウマンの買い物が5％OFFになる特典は付帯する。

ルミネカードのそのほかの特徴
ルミネカードは、ルミネグループの対象店舗でお得なクレジットカードだ。まずルミネやニュウマンでは、いつも5％OFF、年に数回は10％OFFで買い物ができる。ネットショップのアイルミネも同様だ。

ルミネカードは、Suicaの利用時に還元がある。モバイルSuicaへのチャージは1.5％還元、モバイルSuica定期券・グリーン券の購入は5.0％還元である。

ただしルミネカードの年会費が無料なのは初年度だけだ。2年目以降は1,048円（税込）がかかる。ルミネやニュウマンでよく買い物する人や、通勤・通学でよくSuicaを利用する人以外は、年会費を上回る得をするのが難しいだろう。

ルミネカードの口コミ

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三井住友カード ゴールド（NL）

三井住友カード ゴールド（NL）は、最短10秒でデジタルカードが即時発行できるクレジットカードだ。メンテナンス時間を除き、24時間365日にわたり即時発行に対応している。

ただし夜間（19：31～翌8：59）の申し込みは、即時発行こそ可能であるものの、ショッピング利用枠は5万円、1回払いのみで利用可能といった臨時的なものだ。正式な利用枠は、翌9：00以降に改めて審査が行われ、定められる。

これら三井住友カード ゴールド（NL）の即時発行のルールは、三井住友カード（NL）と変わらない。

三井住友カード ゴールド（NL）のそのほかの特徴
三井住友カード ゴールド（NL）は、年間100万円以上の利用を1回でも達成すれば、以後の年会費がすべて無料になるのが特徴だ。

そのうえ年間100万円以上の利用を達成した翌年は、継続特典として毎年1万ポイントがプレゼントされる。100万円利用時には、通常付与と合わせて合計1万5,000ポイントがたまるので、合計還元率は1.5％だ。

三井住友カード ゴールド（NL）は、年間100万円、月平均8.4万円の利用が継続して可能なら、還元率重視派におすすめの即日発行可能カードである。

ただし、年間100万円を超えると、合計還元率が下がっていってしまう。

三井住友カード ゴールド（NL）を最大限生かすのであれば、年間100万円利用まではメインカードとして、超えた後は特典対象店舗だけで使うサブカードとするのが良いだろう。2枚以上のクレカを使い分けよう。

三井住友カード ゴールド（NL）の口コミ

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JCBゴールド

JCBゴールドもまた、最短5分のデジタルカード即時発行に対応した珍しいゴールドカードだ。9：00～20：00の間に、ナンバーレス入会を済ませよう。申し込みが時間内に間に合わなかった場合は、翌日以降に審査を回される。

JCBゴールドは土日・祝日も申し込みは可能だが、年末年始や大型連休などのタイミングは即時審査とならないおそれがある。

これらのルールは、JCB CARD WやJCBカード Sなど、即時発行なJCBカード全般に共通している。

JCBゴールドの特徴
JCBゴールドには独自の特典も付帯するが、どちらかといえばさらに上のグレードを狙って作る人が多い。JCBゴールド ザ・プレミアや、JCBプラチナといったクレジットカードだ。

特にJCBゴールド ザ・プレミアに関しては、JCBゴールドの利用中に以下の条件のうちいずれかを満たせば、必ずインビテーション（招待）がもらえる。

年間100万円なら月平均8.4万円、年間200万円なら月平均16.7万円の利用で達成可能だ。

JCBゴールド ザ・プレミアは、ダイニング特典やホテル特典にプライオリティ・パスなど、プラチナカードクラスの特典がいくつか付帯する。ラグジュアリーな体験をしたいのなら、JCBゴールドでクレジットカードヒストリー（クレヒス）を積むのはいいだろう。クレヒスとはクレカやローンの利用履歴のことだ。

一方、ステータス性や高級特典に興味がないのであれば、JCBゴールドの年会費1万1,000円（税込）は割高である。

JCBゴールドならではの特典として、空港ラウンジサービスのラウンジ・キーが利用可能になったり、スマホ保険やゴルフ場優待が付いたりはするが、いずれも人を選ぶ。ただし初年度の年会費は無料なので、興味があれば気軽に試すのもよいだろう。

JCBゴールドの口コミ

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即日発行できるクレジットカードの種類

即日発行できるクレジットカードの種類は、オンライン決済での利用が基本の「デジタルカード型」、プラスチックカードが発行されて実店舗でもオンラインでも利用できる「本カード型」、同様にプラスチックカードが発行されて、特定店舗でのみ使用できる「仮カード型」の3つに分かれる。

デジタルカード型

デジタルカード型とは、専用のアプリ上、またはウェブの会員ページ上に発行される仮想のクレジットカードだ。

審査後すぐに発行、確認できるものが多く、スピード性に優れている。反面、本カードに比べると利用先が限られるのはデメリットだ。カード情報のみで決済ができるネットショップやアプリ課金、またはApple PayやGoogle Payが利用可能な店舗などが基本的な利用先となる。

利用想定に実店舗があるのなら、事前に決済方法の対応状況を確認しておくと安心だ。

ただしデジタルカード型であっても、本カード（プラスチックカード）も後日郵送されるのが、一般的である。

本カード発行型

本カード発行型とは、デジタル版ではなく、クレジットカード本体が発行されるタイプだ。

クレカに付帯する国際ブランドの加盟店であれば、ネットショップでも実店舗でも利用できる。

国際ブランドの加盟店は、Apple PayやGoogle Payといったスマホ決済の加盟店よりも全世界的に多い。即日発行を求める理由が実店舗での利用なのであれば、本カード発行型が良いだろう。

ただしカードの受け取り方法を郵送にした場合は、手元に届くまでに数日かかってしまう。すぐに利用したい場合には、店頭まで出向く必要があるだろう。

ACマスターカードなら自動契約機（むじんくん）、エポスカードならエポスカードセンター、セゾンカードインターナショナルならセゾンカウンターだ。最寄りに店舗があるかは、申し込み前に確認しよう。

仮カード発行型

仮カード発行型とは、特定店舗でのみ使えるカードが発行可能なクレジットカードを指す。

イオンカードセレクトならイオンマークのある店舗でのみ、ルミネカードならルミネ（新宿・ルミネエスト新宿・有楽町・北千住・池袋・立川・町田・荻窪・大宮・川越・横浜・藤沢）と大船ルミネウィング、ニュウマン（新宿・横浜）でのみ使える。

カードの受け取りは店頭だ。どちらの仮カードも対象店舗で利用した際に特典（割引または還元率アップ）があるので、急きょ当該クレカがほしくなったときには、重宝するだろう。

ただし上記2枚のクレカは、どちらも本カードが手元に届くまでに時間がかかる。イオンカードセレクトは申し込みから約2～3週間、ルミネカードは約10日～3週間だ。

即日発行できるクレジットカードの選び方

即日発行できるクレジットカードはさまざまなので、自分の目的や用途にあったクレカを選ぶと良いだろう。

例えば、ネットショッピングやスマホ決済用で即日発行のクレジットカードがほしい場合にはデジタルカードが適している。審査に不安を抱えているのならば、比較的審査に通りやすい消費者金融・流通系が良い選択になる。また、手元に現金がなく支払いを先延ばししたい場合には本カード受け取り型が適している。

その他、海外で使用したい場合や特典・ポイントを重視したいなど、自分の消費行動や求める付加価値によってもベストの選択は変わってくる。

目的や用途別におすすめのクレジットカードを選ぶ場合には、以下を参考にしてほしい。

ネットショッピングやスマホ決済ですぐに使いたい…デジタルカード型

ネットショッピングやアプリ課金、またはApple PayやGoogle Payなどといったスマホ決済の利用であれば、カード本体がなくても事足りる。デジタルカードの即時発行に対応したクレカを選ぶのが良いので、選択肢は豊富だ。

審査に不安がある…消費者金融・流通系カード

消費者金融や流通会社が発行する一般カードは、相対的にみて審査基準がそこまで高くはない。どちらも自社やグループ会社のサービスへの流入を狙って、クレカを発行するためだ。

おすすめは次の2つだ。

手元に現金がないのですぐにクレジット決済したい…本カード受け取り型

手元に現金がなく、クレジット決済でひとまず支払いを先延ばしにしたい状況なのであれば、本カード（プラスチックカード）の即日発行に対応したものが良い。

発行スピードだけであればデジタルカードのほうが優秀だが、使えるシーンが基本的にネット上に限定されてしまう。

Apple PayやGoogle Payなどのスマホ決済に登録すれば実店舗でも使えはするが、スマホ決済の導入状況は地域や客単価によって偏りがあることが、経済産業省の調査により分かっている。（2021年発表『キャッシュレス決済 実態調査アンケート』より）

手元に現金がない状況であればこそ、なるべく多くの店舗で使える本カードを早めに手に入れるのが良い。

海外で使いたい…本カード受け取り型

海外旅行や出張時に使えるクレジットカードが急ぎで必要なときには、本カードの即日発行が可能なものを選ぼう。

海外では、クレカを社会的な信用を計る指標としたり、身分証明書代わりに使用したりすることもあるためだ。本カードを提示できなくては、現地のホテルやレンタカーなどの利用を断られるおそれがある。

また日本のスマホ決済のほとんどが、海外では使用できない。Apple PayやGoogle Payは利用できることも多いが、SuicaやiD、PayPayなど日本発のものはまず利用できないと思ったほうが良い。

さらにGoogle Payに登録可能なクレカであっても、海外では利用できないケースもある。例えばUCカードやセゾンカードなどが該当する。混乱を避けるためにも、本カードの入手を優先するのが良いだろう。

特典やポイント還元が充実したものがいい…即日発行カードすべてから吟味

審査にこれといった不安がなく、「お得なクレカがすぐにほしい」と考えているのなら、即日発行のカードすべてが選択肢になる。自分の求める条件に合ったクレカを選ぼう。

特定店舗ですぐに使いたい…仮カード型

企業によっては、自社店舗だけで使える仮カードを発行していることがある。

イオンカードセレクトは、オンラインで申し込み、最短30分の審査後にイオン店頭（実施店舗のみ）で受け取れる。

ルミネカードは、ルミネもしくはニュウマンの店頭で申し込み、最短20分の審査後にその場で受け取れる。

ゴールドカードを即日発行したい…デジタルカード型ゴールドカード

ゴールドカードのなかにも、即日発行に対応したものが一部ある。

即時発行されるのは、どちらもデジタルカードだ。プラスチックカードは最短3営業日で発行、手元に届くのは申し込みから約1週間後になる。

即日発行できるクレジットカードの審査は甘い？

即日発行できるクレジットカードは、仕様上、審査基準が単純化されてはいるが、だからといって、審査が甘いというわけではない。

クレジットカードを即日発行する仕組みと審査基準について解説していこう。

即日発行の仕組みと審査の流れ

即日発行を可能にしているのは、審査の機械化およびシステムの向上が進んでいるためだ。クレジットカードの審査では、申請情報（属性）と信用情報がチェックされ、支払い能力を判断される。

このうち申請情報（属性）は、スコアリングシステムにかけられて審査されるのが一般的だ。スコアリングシステムとは借り手の信用度を採点し、融資の可否や金額、返済期間、金利などを決定するものである。即日発行に対応しているカード会社は、このシステムが非常に優れていると考えられる。

ただし、すべてがシステムに任されているというわけではない。それこそ24時間365日にわたって最短10秒に対応している三井住友カード（NL）も、以下のような例外を加えている。

夜間帯（19：31〜翌8：59）申込における即時発行審査承認後のご利用枠はショッピング利用枠5万円、ご利用方法は1回払いのみとします。 夜間帯申込後に行う弊社所定のショッピング利用枠の審査により、ショッピング利用枠の増枠およびキャッシング利用枠およびリボ払い・分割払い利用枠を定めるものとします。
出典：三井住友カード株式会社

夜間帯、つまりスタッフの手による審査ができない時間帯である。システムによる機械的な審査しか行われないため、臨時的な措置が取られているのだろう。

また三井住友カード（NL）に限らず、「審査内容によっては即日発行ができないおそれがある」といった注意書きはよくある。

審査基準

クレジットカードの審査は、申請情報（属性）と信用情報から個人の支払い能力を確認するものだ。支払い能力は「契約条件に見合っているか」だけでなく、「適切な利用限度額はいくらか」の判断にも用いられる。

申請情報（属性）
申請情報（属性）は、申込時に入力した情報、年齢や職業、家族構成などほぼすべてが審査の対象だ。

審査の方法としては、まずはスコアリングシステムにかけられる。年齢が20代だから○点、雇用形態が正社員だから○点といった具合に、情報の一つひとつを機械的に数値化するシステムだ。

「家計的な余裕が大きい＝支払い能力が高い」と判断されるため、働き盛りの年代であったり、安定して収入を得やすい職種や雇用形態であったりするほうがスコアは取りやすい。

合計スコアがクレカごとに定められた基準を上回っていれば、システム上の審査は通過となる。あくまで総合的な評価であるため、ひとつの申請情報に難があっただけで審査落ちすることはまずない。

審査に余計な時間がかかるので、故意はもちろんミスもないように申し込みは慎重にしよう。

信用情報
信用情報とは、過去のクレジット契約やローン契約に関する申し込みや利用の履歴を客観的に記録したものだ。カード会社は割賦販売法上、審査に信用情報を使用しなければならないと定められている。
出典：割賦販売法

一方、「収入に見合わないクレジット利用により、支払いの延滞を繰り返している」といった記録があれば、支払い能力に難ありと評価されるだろう。

なかでも金融事故と呼ばれる以下の信用情報が登録されている場合には、踏み倒しリスクが著しく高いと評価されるため、審査落ちがほぼ確実だといわれている。

また信用情報には、ローンに関する利用履歴も残される。クレジットカードを申し込む際にキャッシング枠を希望した場合や、ACマスターカードのようなカードローン付きを選んだ場合は、借入残高が審査に大きく関わるので注意しよう。

キャッシングやカードローンの契約には貸金業法が適用され、個人の借り入れは一部を除き、年収の3分の1を限度とすることが定められているためだ。

過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています（総量規制）。例えば、年収300万円の方が貸金業者から借入れできる合計額は、最大で100万円となります。
出典：日本貸金業協会

また割賦販売法上でも、新規借入額や借入残高が一定を超えると、より慎重に審査することが定められている。

支払可能見込額調査の適用除外規定
・限度額が30万円以下の範囲でカード等を交付、付与、極度額を増額する場合　等 （但し、指定信用情報機関への照会の結果、以下に該当する場合は支払可能見込額調査を行わなければならない。）
・延滞がある場合
・自社の債務額が50万円超の場合、又は他社を含む債務額が100万円超の場合
出典：内閣府

通常、限度額が30万円以下のクレカであれば、支払可能見込額調査を省略して良いことになっている。しかし50万円以上のキャッシング枠で申し込んだ場合や、借入残高と今回の希望キャッシング枠の合計が100万円以上になる場合は、調査が必須となるのだ。

クレジットカードを即日発行して利用するまでの流れ

クレジットカードを即日発行するときの流れは、まず事前に必要書類を手元に用意してから申し込む。審査の経過を待ち、通過したらカードを受け取って利用が可能になる。

クレカによってはオンライン申し込みと店頭申し込みの2パターンに対応していることがあるが、店頭申し込みは時間がかかりやすい。基本的にはオンライン申し込みが便利だ。

手順1,申し込みに必要な情報や書類を準備

まずは申し込みに必要な情報や書類を準備しよう。一般的には以下が最低限必要となる。

本人確認書類は、運転免許証をはじめとした顔写真付きのものが望ましい。即日発行は、「顔写真付きの本人確認書類が用意できる人限定」としているクレジットカードも多いためだ。

顔写真付きの本人確認書類が用意できない人は、特に必要書類を確認しよう。

クレカによっては、別の方法で本人確認をするため書類提出が必須でないものもある。

さらにはACマスターカードやセゾンカードインターナショナルのように、各種健康保険証＋追加書類1枚でも本人確認が可能なクレカもある。

そのほか、年収や勤続年数、借入残高といった情報は明らかにしておくと、申請情報の入力がスムーズになる。

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手順2,申し込む

準備ができたら、申し込みを開始しよう。基本的には各クレジットカードのウェブサイトにアクセスし、申請フォームへと進む流れになる。

名前や住所などの個人情報を説明の通りに入力するだけなので、数分で完了する人が多いだろう。

口座の登録や必要書類の提出は、クレカによってタイミングが異なる。申請フォーム内で済ませるものもあれば、申請完了後、登録および提出の手続きページへと促されるものもある。

いずれにせよ、口座の登録や必要書類の提出まで済まないと発行されないクレカが一般的だ。申請情報の入力から口座の登録や書類提出までは、一貫で済ませよう。

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手順3,審査結果を待つ

申し込みが完了したら、審査は自動的に開始される。申込者ができることはないので、結果通知が届くまで待とう。通知が届くまでの時間は、クレジットカードによって異なる。

また結果の通知方法もメール、LINE、アプリ上などさまざまだ。

通知とは別に審査状況を照会できる方法が用意されているクレカもあるので、通知がなかなか来ずに心配なときはそちらもチェックしてみよう。

手順4,カードを受け取る

デジタルカードの場合は、専用アプリ上もしくはウェブの会員ページ上にまず発行される。審査通過の通知が届いたら、ログインして確認しよう。

本カードは後日発行されるので、そちらも受け取ろう。受け取りは原則、本人でなくてはいけない。本人確認書類は、必要なケースと不要なケースがある。念のため、手元に用意しておくと安心だ。

本カード型も同様だ。到着日時を確認して、本人が受け取る。

また本カード型や仮カード型では、店頭受け取りが可能なものがある。店頭で受け取る際には、本人確認書類と審査結果のメールを用意して行くと良い。クレカによっては口座登録に使うキャッシュカードが必要な場合もある。

手順5,カードの利用

デジタルカードを利用する際は、まずネットショッピングやアプリ課金などのオンライン決済であれば、アプリや会員ページでカード情報を確認しよう。そこに記載されたカード番号や有効期限、セキュリティコードなどを入力すれば、決済できる。

一方、デジタルカードを実店舗で利用する場合には、Apple PayやGoogle Payといったスマホ決済サービスにカード情報を登録する必要がある。各アプリから登録を済ませたうえで、店舗で当該の決済方法を指定しよう。

どのスマホ決済サービスに加盟しているかは、店舗によって異なる。加盟店以外では使用不可なので気を付けよう。

本カードでも完全ナンバーレスタイプのものであれば、オンライン決済時はアプリや会員ページでカード情報を確認してから使う必要がある。表面ナンバーレスタイプであればカード裏面、通常タイプであれば表面にカード情報が記載されている。

実店舗での利用は、カードを決済端末に差し込むか、端末にかざすだけのタッチ決済の2パターンだ。波状のラインが4本入ったタッチ決済対応マークが付いたクレカであれば、どちらの方法も利用可能である。

仮カードは対応店舗でのみ使える簡易カードなので、決済端末に差し込むタイプか、バーコード読み取りタイプが一般的だ。

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即日発行クレジットカードの審査に通るためのコツ

クレジットカードを即日発行するためには、審査にスムーズに通過する必要がある。コツは、申込条件にマッチしているか、必要書類などの事前準備が基本だが、キャッシング枠に申し込まないことや一度に複数のカードに申し込まないことも大事だ。

以下の5つのコツを踏まえたうえでクレジットカードに申し込もう。

申し込み条件にマッチしているか確認

申し込み条件に自分が合っているかは、よく確認しよう。申し込み条件とは、最低限の契約基準であるためだ。

一般カードの多くは、誰でも作りやすいように申し込み条件が易しいが、そのなかでも年収に関する要件がないクレカは審査が不安な人に適している。

ゴールドカード以上になると、年収要件が追加されることが多い。それも本人の安定収入である。

被扶養者である専業主婦（主夫）や無職の学生はもちろん、収入の安定性に不安がある人は、一般カードを選ぶのが無難だ。

必要な情報や書類は事前に準備

申し込みに必要な情報や書類は、事前に準備しておくとスムーズだ。

申し込むクレジッカードを選んだら、まずはウェブサイト上で必要な書類を確認すると良い。即日発行とそうでない場合とで、必要書類が異なることもあるので、注意しよう。

またオンライン申し込みによるデジタルカードや本カードの即日発行では、ウェブ上で登録可能な金融機関の口座を求められるのが一般的だ。

各カード会社は登録可能な金融機関を一覧化しているので、自分の保有口座が対象であるかを確認しておこう。

申請フォームに入力する情報のうち、定かでない内容があれば、あらかじめ確認してメモを取っておくと、よりスムーズに手続きを進められる。

キャッシング枠を申し込まない

即日発行をしたいのであれば、キャッシング枠は申し込まないのが無難だ。クレジットカードであっても、キャッシング（＝現金の借り入れ）は貸金業法の対象となる。

割賦販売法と貸金業法、適用される法律が増えれば、カード会社も審査には慎重にならざるを得ないだろう。

特に以下に当てはまる場合には、支払可能見込額の調査が省略不可となるので、注意が必要だ。

支払可能見込額の調査は、「年収（＋預貯金）－クレジット債務－生活維持費」といった算定方法に基づいて行われる。人の手を介するので調査が挟まれば、その分だけ審査は長引くだろう。

なおACマスターカードは、カードローンとセットになったクレカなので、必ず割賦販売法と貸金業法に基づいた審査が実施される。その代わり、長年にわたりカードローンを運営しているため、蓄積されたノウハウによるスムーズな審査が可能だ。

一度に複数に申し込まない

「どのクレジットカードでもいいからすぐにほしい」といったときでも、連続して複数枚を申し込むことは避けるのが無難だ。

信用情報には申し込みの履歴も残るため、カード会社から「お金によほど困っているのではないか」や「入会特典だけを目当てにしているのではないか」と疑われ、審査に影響するおそれがあるためだ。これを多重申し込みと呼ぶ。

何枚以上で多重申し込みとみなされるかは、各社の基準、属性、そのほかの信用情報などとの兼ね合いになるため、定かではない。

まずは1枚ずつ、審査結果を待ってから申し込むことを心掛けよう。

当日中にほしい場合、受付終了時間ギリギリは避ける

発行からカードの受け取りまでを当日中に済ませたい場合は、なるべく早い時間に申し込むのが良い。審査にかかる時間は、カード会社の業務状況や申込者の属性・信用情報などによって大きく異なるためだ。

以下は、申し込みのタイムリミット目安だ。

あくまで各社が発表している受付時間や審査時間から逆算した目安であり、「この時間までに申し込めば即日発行が確実」というわけではない。

よくあるQ＆A