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クレジットカードの3枚持ちで最強の組み合わせはコレ!選び方と使い分け方
クレジットカードの3枚持ちの最強の組み合わせは、「1枚目は普段使い用のカード」、「2枚目は特定の店舗やサービスで還元率が高くなるカード」、「3枚目は自分に合った特典や優待のあるカード」だ。
この組み合わせで3枚を選び、使い分ければ、それぞれのカードの特性を最大限に活かせる。ポイントを効率的にためられ、お得に買い物を楽しめるだろう。
具体的なカードとしては、1枚目は楽天カード、リクルートカード、Olive ゴールドのいずれかから選ぶのがおすすめだ。2枚目と3枚目は、人によって選択肢が大きく分かれる。例えばコンビニでお得になるクレカがほしいなら三井住友カード(NL)が、Suicaをよく使うならビックカメラSuicaカードがおすすめといった具合だ。
本記事ではこのような考えに基づいて、さまざまな利用シーンに合わせた最強の組み合わせをいくつか紹介する。
目次
- クレジットカード3枚持ちに最強の組み合わせはコレ!
- クレジットカード3枚持ちにおすすめの最強の1枚目は基本還元率1%以上、普段使いでお得なクレカ
- クレジットカード3枚持ちにおすすめの最強の2枚目は特定のお店やサービスで還元率が高くなるクレカ
- クレジットカード3枚持ちにおすすめの最強の3枚目は1・2枚目にはないサービスが付帯するクレカ
- 自分にぴったりのクレジットカード3枚は?最強の組み合わせ例
- とにかくポイントをためたい人はOlive ゴールド、ビックカメラSuicaカード、Amazon Prime Mastercardの組み合わせがおすすめ
- コンビニや飲食店をよく利用する人は楽天カード、三井住友カード(NL)、JCBカード Sの組み合わせがおすすめ
- ネットでよく買い物をする人は楽天カード、Amazon Prime Mastercard、ZOZOCARDの組み合わせがおすすめ
- Suica利用者は楽天カード、ビックカメラSuicaカード、三井住友カード(NL)の組み合わせがおすすめ
- 旅行好きの人はOliveゴールド、JCBカード S、Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・カードの組み合わせがおすすめ
- クレジットカードを3枚持つメリット
- クレジットカードを3枚持ちするときの注意点・デメリット
- よくある質問
クレジットカード3枚持ちに最強の組み合わせはコレ!
クレジットカードの3枚持ちの最強の組み合わせは、「1枚目は普段使い用のカード」、「2枚目は特定の店舗やサービスで還元率が高くなるカード」、「3枚目は1・2枚目にない特典やサービスのあるカード」だ。
カードごとの役割を明確にして選ぶことが、最強の組み合わせを作るポイントとなる。やみくもに申し込むのだけは避けよう。
本記事では、ポイント還元率の高さ、付帯サービスの充実度、利用シーンの多様性などを考慮し「最もお得に利用できるクレジットカードの組み合わせ」を「最強」と定義します。
たけなわアヤコ(ファイナンシャル・プランナー)
3枚をスムーズに選ぶためのコツは、1枚目から順番に決めていくことだ。
まずメインカードとなる1枚目は、基本還元率が1.0%以上のものを選ぶのが良い。普段使い用のため、どこの店舗でもお得になるもののほうが扱いやすいためだ。
カード名 | 楽天カード |
リクルートカード |
Olive ゴールド |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 | 5,500円(税込) ※条件付き無料 |
基本還元率 | 1.0% | 1.2% | 0.5% ※クレジットモードの場合 |
たまるポイント | 楽天ポイント | リクルートポイント | Vポイント |
申し込み条件 | 満18歳以上 | 満18歳以上(高校生は除く)で 安定した収入を有する ※専業主婦(主夫)と 学生は収入不問 |
満18歳以上 ※クレジットモードの 利用は満20歳~ |
特徴 | ポイントの2重取りが 可能な店が街に多い |
年会費無料で 1.2%の高還元 |
特典利用で基本還元率 最大2.5%が可 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
楽天カードは基本還元率が1.0%である。そのうえ、街の楽天ポイントカード加盟店であれば、ポイントの2重取りによって合計1.5~2.0%還元になる。
楽天ポイントカード加盟店の数は非常に多く、さらには続々と追加されている。「外出が多く、クレカ決済をよく使う」なら楽天カードがおすすめだ。
リクルートカードは、基本還元率が1.2%と高い。その代わり還元率がアップする店舗やサービスはないので、「ネットショップも実店舗も特定の店舗をよく使う訳ではない」という人ほど恩恵を受けやすいだろう。
Olive ゴールドは、まず選べる特典で「Vポイントアッププログラム+1%」を選択すると、基本還元率が常に1.5%になる。さらに年間100万円以上の利用があれば、毎年1万ポイントがプレゼントされる。これらの特典によってもらえるポイントを合わせると、最大還元率は2.5%だ。
Oliveゴールドは年間100万円以上の利用を1度でも達成すれば、年会費が永年無料になるので、「月平均8.4万円のクレカ利用がある」のなら、特にお得に使えるだろう。
2枚目は、よく使う特定の店舗やサービスでお得になるものを選ぶと良い。
カード名 | 三井住友カード(NL) |
Amazon Prime Mastercard |
ビックカメラ Suicaカード |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 ※プライム会費が別途発生 |
通常524円(税込) ※初年度無料、 2年目以降も条件付き無料 |
基本還元率 | 0.5% | 1.0% | 合計1.0% |
たまるポイント | Vポイント | Amazonポイント | ・ビックポイント ・JREポイント |
申し込み条件 | 満18歳以上 (高校生は除く) |
満18歳以上 (高校生は除く) |
満18歳以上 (高校生は除く) |
特徴 | 対象のコンビニ・ 飲食店で最大7.0%還元※2 |
Amazonで常に 2.0%還元 |
モバイルSuicaの チャージが1.5%還元・ 定期券が5.0%還元など |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
三井住友カード(NL)は、対象のコンビニと飲食店で最大7.0%還元(前述の※2)になる。例えば「セブン-イレブンやローソン、マクドナルドなどをよく使う」という人におすすめだ。
Amazon Prime Mastercardは、Amazonでの還元率がいつでも2.0%である。「ネットショッピングをよく利用する人」なら、持っておきたい1枚だ。
ビックカメラSuicaカードは、モバイルSuicaのチャージに使うと1.5%還元、定期券やグリーン券の購入で5.0%還元などの特典がある。「Suicaを通勤や外出などでひんぱんに使う」という人ほど得をする。
3枚目には、1枚目と2枚目では満たせなかった特典を持つクレカを選ぼう。
カード名 | JCBカード S |
Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・ カード |
アメリカン・エキスプレス®・ グリーン・カード |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 2万3,100円(税込) | 月会費制1,100円(税込) ※初月1ヵ月分無料 |
基本還元率 | 0.5% | 2.0% | 0.5% |
たまる ポイント |
Oki Dokiポイント | Marriott Bonvoy(R) ポイント |
固有名詞なし |
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生は除く)で 安定した収入を有する ※専業主婦(主夫)と 学生は収入不問 |
非公開 | 非公開 |
特徴 | 国内外20万ヵ所以上 と優待が豊富 |
高級ホテルプログラム 「Marriott Bonvoy」で 使える特典が豊富 |
他社とは差別化された ラグジュアリーな特典や 優待が豊富 |
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JCBカード Sは、映画やレジャー施設のチケットが安く買えたり、レストランや居酒屋で割引してもらえたりなど、国内外20万ヵ所以上で優待が使える。
どちらかというとカジュアルな店舗でサービスが豊富なので、「手軽な優待がほしい」のならJCBカード Sが良いだろう。
Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・カード(以下、マリオットボンヴォイアメックス)は、Marriott Bonvoyのエリート会員資格(シルバーエリート)が自動付与されたり、利用条件達成で無料宿泊特典がもらえたりするクレカだ。
Marriott Bonvoyに興味があり、「年間150万円以上の利用ができる」なら、年会費を上回るほどの価値がある。
アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード(以下、アメックスグリーン)は、一般カードにしてはカード会費(月1,100円/税込)がかかるが、会費以上に高級な特典がそろっている。
例えば2名以上のコース料理を頼むと1名分が無料になるダイニング特典は、プラチナカード級でよく見かけるものだ。
ほかにも特別感のあるカフェやレストランでの優待であったり、ブランドバッグのレンタルサービスを割引価格で使えたりなど、「日常的にハイクオリティなサービスを使いたい」という人にはアメックスグリーンがおすすめだ。
クレジットカードの3枚持ちの最強の組み合わせを実現することで、ポイント還元率を最大化し、特定の店舗やサービスでの割引を享受できる。うまく使いこなせば、年間で数万円の節約が可能になるだろう。
次の章からは、3枚それぞれの選び方とふさわしいクレジットカードの詳細を解説する。
クレジットカード3枚持ちにおすすめの最強の1枚目は基本還元率1%以上、普段使いでお得なクレカ
メインカードは、日常的に一番使うクレジットカードの位置付けである。以下のように1枚目は、かなり多くのシーンでの利用が想定される。
例2:飲食店での支払い
例3:ネットショッピング
例4:家賃や公共料金の支払い
そのため、使うシーンを選ばない「基本還元率が高いもの」が、1枚目には適しているのだ。
年会費無料のクレカであれば、基本還元率は0.5~1.0%が一般的である。しかし、お得にポイントを貯めたいのなら基本還元率が1.0%以上のカードを選ぶと良い。
ここでは、1枚目候補となる高還元率なおすすめのクレジットカードを紹介する。
◾️ポイント還元率が高いとどのくらいお得か?
ポイント還元率の差は、実際どのくらいの差になるのだろう?シミュレーションしたところ、総利用額が大きくなるほど、0.5%と1.0%ではたまるポイントに大きな開きが生じることがわかった。
利用総額 | 0.5% | 1.0% |
---|---|---|
1,000円 | 5ポイント | 10ポイント |
10万円 | 500ポイント | 1,000ポイント |
100万円 | 5,000ポイント | 1万ポイント |
頻繁に使うクレジットカードだからこそ、この差が大きく響く。メインカードでは基本還元率にこだわろう。
なおクレカには基本還元率だけでなく、「最大還元率」というものがある。最大還元率は特定店舗でのみ、または特定条件を達成した場合のみ適用されるものだ。
【1枚目候補】楽天カード
年会費 | 無料 |
---|---|
基本還元率 | 1.0% |
たまるポイント | 楽天ポイント |
申し込み条件 | 満18歳以上 |
特徴 | ポイントの2重取りが可能な店が街に多い |
楽天カードは、年会費無料で基本還元率1.0%のクレジットカードだ。ポイントの2重取りも可能なため、街でクレカをよく使う人におすすめだ。
楽天カードには、ポイントカード機能も付帯しているため、加盟店なら以下の2重取りができる。
・楽天ポイントカードの提示による還元(0.5~1.0%)
楽天ポイントカードが利用できる加盟店の一例は次の通り。
※参照:楽天ポイントカード
街の楽天ポイントカード加盟店は非常に店舗数が多く、ジャンルも幅広いのが特徴です。現在も加盟店は増え続けていることもあり、実質1.5~2.0%還元で買い物できるシーンは多いでしょう。
たけなわアヤコ(ファイナンシャル・プランナー)
ただし楽天カードは、公共料金や税金の支払いなどでは還元率が落ちてしまうので注意が必要だ。
・小売ガス事業者…0.2%還元
・水道事業者…0.2%還元
・税金…0.2%還元
・国民年金保険料…0.2%還元
・生命保険・損害保険・第三分野保険…0.5%還元
・楽天グループサービス以外の携帯電話…0.5%還元 など
※参照:楽天カード
※電気、ガス、水道、保険に関しては一部事業者のみに適用
楽天カードをメインカードにした場合は、2枚目以降に「公共料金や税金の支払いなども1.0%還元以上になるクレカ」を選ぶのがおすすめだ。例えばリクルートカードや、Amazon Prime Mastercardなどがある。
【1枚目候補】リクルートカード
年会費 | 無料 |
---|---|
基本還元率 | 1.2% |
たまるポイント | リクルートポイント |
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生は除く)で安定した収入を有する ※専業主婦(主夫)と学生は収入不問 |
特徴 | 年会費無料で1.2%の高還元 |
リクルートカードは年会費無料で、基本還元率が1.2%と高いのが特徴だ。いつでもどこでもお得に使えるメインカードを探している人におすすめのクレジットカードである。
「還元率が落ちる利用先」もないので、公共料金や税金であっても、1.2%還元でポイントがたまる。
利用先 (月平均利用額) |
0.5% | 1.0% | 1.2% |
---|---|---|---|
電気 (6,700円) |
33ポイント | 67ポイント | 80ポイント |
ガス (3,400円) |
17ポイント | 34ポイント | 40ポイント |
水道 (2,200円) |
11ポイント | 22ポイント | 26ポイント |
携帯電話 (4,900円) |
24ポイント | 49ポイント | 58ポイント |
合計 | 86ポイント | 172ポイント | 204ポイント |
以上の利用想定を1年間続けた場合、それぞれの合計ポイント数は以下の通りとなる。
・1.0%還元の場合…2,064ポイント
・1.2%還元の場合…2,448ポイント
0.5%還元と比べて大きな差がつくのはもちろんだが、1.0%還元と比べても約400ポイントの差がついている。
これほどためやすいリクルートカードだが、難点はたまったポイントの使い道だ。
リクルートカードでたまったポイントは、ホットペッパーをはじめとした自社のサービスまたはAmazonで使うのが基本だ。
比べると、例えば楽天カードやOlive ゴールドの利用でたまるポイントは、カードの支払い金額に充当できるので誰でも使いやすい。
カード名 | 使い道例 | 公式サイト |
---|---|---|
リクルートカード |
・ホットペッパーやじゃらんなど リクルート系サービスで使う ・Amazonで使う ・他社ポイントに交換 |
公式サイト |
楽天カード |
・楽天カードや楽天モバイルなどの 支払い金額に充当 ・楽天市場や楽天Edyなど 楽天系サービスで使う ・他社ポイントに交換 ・マイルに交換 ・商品と交換 など |
公式サイト |
Olive ゴールド | ・Olive ゴールドの支払い金額に充当 ・三井住友銀行やVポイントPayアプリなど 三井住友系サービスで使う ・他社ポイントに交換 ・マイルに交換 ・商品と交換 |
公式サイト |
リクルートカードでためたポイントの使い道を広げたいのであれば、dポイントやPontaポイントに交換しましょう。すると、各ポイント加盟店での支払いにも利用できるようになります。
たけなわアヤコ(ファイナンシャル・プランナー)
【1枚目候補】Oliveゴールド
年会費 | 5,500円(税込) ※条件付き無料 |
---|---|
基本還元率 | 0.5% ※クレジットモードの場合 |
たまるポイント | Vポイント |
申し込み条件 | 満18歳以上 ※クレジットモードの利用は満20歳~ |
特徴 | 特典利用で基本還元率最大2.5%が可 |
Oliveゴールドカードは、年間100万円以上の利用で年会費が無料になり、最大2.5%の還元率を誇る高還元カードだ。初年度の年会費5,500円(税込)を支払っても良い人には断然おすすめのカードだ。
さらにOliveゴールドカードは、「選べる特典」を使うことで基本還元率を常に1.5%にできる。
選べる特典とは、以下の選択肢から毎月1つを選べるサービスである。還元率をアップさせたいのなら、このうち「翌月のポイント還元率アップ特典」を選択すれば良い。
・給与・年金の受け取りまたは月3万円以上の入金があれば、翌月200ポイントプレゼント
・Oliveアカウントとひもづいた口座の残高が1万円以上なら、翌月100ポイントプレゼント
・コンビニATM手数料が翌月1回無料
参照:三井住友銀行
なお特典の適用タイミングは、選択した月の翌月である。つまり入会初月は基本還元率をアップさせることはできず、0.5%に留まるので注意しよう。
Oliveゴールドは年会費がかかるのが難点と言える。ただし、2年目以降は年間100万円以上のカード利用を1度でも達成すれば、永年無料で持ち続けられる。
年間100万円の利用を月平均にすると、約8.4万円です。光熱費やスーパーでの買い物を含め、生活費全般をクレカ決済で支払っている人であれば、それほど高いハードルではないでしょう。
たけなわアヤコ(ファイナンシャル・プランナー)
クレジットカード3枚持ちにおすすめの最強の2枚目は特定のお店やサービスで還元率が高くなるクレカ
2枚目の利用想定シーンは、次の例のように特定の店舗専用のサブカードとして使うことが多い。
例2:AmazonでAmazon Prime Mastercard
例3:モバイルSuicaの支払い方法としてビックカメラSuicaカードをひも付ける
特定のお店やサービスで還元率が高くなるクレジットカードを選ぶことで、日常の買い物がよりお得になる。
カード名 | ポイントアップ対象 | 対象の還元率 | 基本還元率 |
---|---|---|---|
三井住友カード(NL) | 対象のコンビニ・飲食店 | 7.0% | 0.5% |
Amazon Prime Mastercard |
Amazon | 2.0% | 1.0% |
ビックカメラ Suicaカード |
モバイルSuica、 ビックカメラなど |
・モバイルSuica:1.5~5.0% ・ビックカメラ:最大11.5% |
1.0% |
2枚目以降はサブカードになるので、基本還元率は無視して構わない。いつも使う店舗に特化したクレカを選ぼう。
逆にたまにしか使わない店舗向けのカードは、いくら還元率が高くてもポイントはたまりづらくなります。あれもこれもと作ってしまっては管理が大変になるので、本当にお気に入りの店専用サブカードだけ厳選しましょう。
たけなわアヤコ(ファイナンシャル・プランナー)
【2枚目候補】三井住友カード(NL)
年会費 | 無料 |
---|---|
基本還元率 | 0.5% |
たまるポイント | Vポイント |
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生は除く) |
特徴 | 対象のコンビニ・飲食店で最大7.0%還元(※1) |
三井住友カード(NL)は年会費無料で基本還元率が0.5%のクレジットカードであり、コンビニや飲食店をよく使う人におすすめだ。
対象のコンビニ・飲食店では、最大7.0%還元を受けられる。
※参照:三井住友カード
7.0%還元※にする方法は、対象店舗でスマホのタッチ決済を使うのみだ。
必ずスマホのApple PayやGoogle Payに登録したうえで使おう。
7.0%還元は一般的な還元率と比べると非常に高いため、たまるポイントも圧倒的だ。
利用額 | 0.5% | 1.0% | 7.0% |
---|---|---|---|
1回700円 | 3ポイント | 7ポイント | 49ポイント |
月5,600円 | 28ポイント | 56ポイント | 392ポイント |
年6万7,200円 | 336ポイント | 672ポイント | 4,704ポイント |
コンビニで700円程度の買い物を週2回している程度でも、年間では約4,700ポイントがたまる。
また三井住友カード(NL)は、ポイントの有効期限が、ポイント数に変動があるごとに1年間延びるタイプである。対象店舗専用のサブカードとして割り切って使っていても、失効することなくためやすいだろう。
【2枚目候補】Amazon Prime Mastercard
年会費 | 無料 ※プライム会費が別途発生 |
---|---|
基本還元率 | 1.0% |
たまるポイント | Amazonポイント |
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生は除く) |
特徴 | Amazonで常に2.0%還元 |
Amazonをよく使う人には、Amazon Prime Mastercardが2枚目におすすめだ。Amazonでの買い物が常に2.0%還元でできる。
ただし、Amazon Prime Mastercardを利用するためには、Amazon Prime会員である必要がある。プライム会員になると、お急ぎ便やPrime Videoなどの特典を受けることができる。これらの特典を十分に活用できる人には、年会費に見合うだけの価値があると言える。
しかし、Amazonでの買い物以外にプライム会員の特典をほとんど利用しないという場合は、年会費が負担に感じるかもしれない。カード年会費が無料であっても、プライム会費の月600円(税込)または年5,900円(税込)はかかってしまうのだ。
このような場合は、非会員向けのAmazon Mastercardも検討してみるといいだろう。Amazonでの還元率は1.5%と、Amazon Prime Mastercardに比べて低いものの、プライム会員になる必要がない。そのため、年会費の負担を抑えられる。
なお、Amazonで還元率がアップするクレジットカードはほかにもあるが、多くはカテゴリに制限がかかっている。制限なしで2.0%還元が可能なのは、執筆時点ではAmazon Prime MastercardとJCB CARD Wぐらいだ。
そのため「ためたポイントでお得にAmazonで買い物をしたい」のであれば、やはりAmazon Prime Mastercardをおすすめする。
【2枚目候補】ビックカメラSuicaカード
年会費 | 通常524円(税込) ※初年度無料、2年目以降も条件付き無料 |
---|---|
基本還元率 | 合計1.0% |
たまるポイント | ・ビックポイント ・JREポイント |
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生は除く) |
特徴 | モバイルSuicaのチャージが1.5%還元・ 定期券が5.0%還元など |
ビックカメラSuicaカードはSuicaチャージや定期券購入で高い還元率を誇るクレジットカードだ。さらにビックカメラでの買い物でも大幅なポイント還元が受けられるため、Suicaユーザーやビックカメラ利用者に特におすすめである。
ビックカメラSuicaカードは、年1回以上の利用で翌年の年会費が無料になる。以下の表で示すように、2年目以降も年会費が無料になるのはビックカメラSuicaカードのみである。
カード名 | ビックカメラ Suicaカード |
「ビュー・スイカ」 カード |
JREカード | ルミネカード | JALカードSuica 普通カード |
---|---|---|---|---|---|
通常年会費 | 524円 (税込) |
524円 (税込) |
524円 (税込) |
1,048円 (税込) |
2,200円 (税込) |
初年度年会費 | 無料 | 524円 (税込) |
無料 | 無料 | 無料 |
年会費 無料条件 |
年1回以上の利用 で翌年無料 |
不可 | 不可 | 不可 | 不可 |
「年会費をかけずにSuicaがお得に使えるクレカを持ちたい」のであれば、ビックカメラSuicaカード一択だ。
さらにビックカメラSuicaカードならではの特典もある。ビックカメラでの買い物で大幅に還元率がアップすることと、普段の買い物でもビックポイント(0.5%)とJRE POINT(0.5%)が同時にためられるといったものだ。
なお、モバイルSuicaやJR東日本沿線の駅ビルでポイント還元率がアップする特典は、ビューカード全般に付帯する特典である。
・モバイルSuica定期券の購入:5.0%還元
・モバイルSuicaグリーン券の購入:5.0%還元
・えきねっとで新幹線のチケット購入・利用:5.0%還元
・JR東日本沿線の駅ビル(※一部のショップは対象外):カード提示ポイント1.0%付与
・JR東日本のネットショップ:最大3.5%還元
※参照:ビックカメラSuicaカード
もちろんビックカメラSuicaカードでもこれらの特典は受けられる。
クレジットカード3枚持ちにおすすめの最強の3枚目は1・2枚目にはないサービスが付帯するクレカ
多くのクレジットカードは、サービスとして様々な優待を用意している。ここまで1・2枚目は主にポイント還元率に着目して選ぶよう紹介してきたが、3枚目はそれ以外のサービスに着目するのもいいだろう。
例2:ホテルの宿泊代金を支払うときにマリオットボンヴォイアメックス
例3:記念日用のレストランを予約するときにアメックスグリーン
そのため3枚目は、1・2枚目以上に人によって合うものが異なる。以下は、おすすめの選び方とクレカの一例だ。
・1・2枚目は庶民向けのものにした⇒3枚目は高級特典を重視(ステータス性&豪華な体験)
・1・2枚目は旅行保険が利用付帯だった⇒3枚目は自動付帯を重視(保険金額を上乗せ)
・1・2枚目を選ぶ指針になったネットショップ以外もよく使う⇒別のネットショップでお得になるクレカにする(使い分けでポイント獲得効率アップ)
・1・2枚目の国際ブランドがVisaだった⇒JCBやアメックスなどほかの国際ブランドを持つクレカにする(利用可能店舗を増やす) など
カード名 | 代表的な特典例 |
---|---|
JCBカード S | 国内外20万ヵ所以上の優待サービス |
Marriott Bonvoy®アメリカン・ エキスプレス®・カード |
高級ホテルプログラムMarriott Bonvoyの無料宿泊特典、 エリート会員資格付与など |
アメリカン・エキスプレス・ グリーン・カード |
ダイニング特典、高級サブスク優待など |
これらはあくまで一例でしかない。人によっては、1枚目や2枚目におすすめとして紹介したクレカを3枚目に置くのが合うケースもあるだろう。
いずれにせよ、自分にとってサービスやクレジットカードそのものが一番魅力的だと感じられるものを選ぶと良い。
【3枚目候補】JCBカード S
年会費 | 無料 |
---|---|
基本還元率 | 0.5% |
たまるポイント | Oki Dokiポイント |
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生は除く)で安定した収入を有する ※専業主婦(主夫)と学生は収入不問 |
特徴 | 国内外20万ヵ所以上と優待が豊富 |
JCBカード Sは、年会費無料でさまざまな優待を受けたい人におすすめの3枚目候補である。カード会員だけが利用できる「JCB カード S 優待 クラブオフ」と呼ばれるサービスがあるためだ。
JCB カード S 優待クラブオフで使える優待は、国内外20万ヵ所以上と多い。ジャンルも幅広く、ホテルや温泉、レジャー施設といった旅行時向けのものから、普段のショッピングや食事、さらにはスキルアップに使いやすいものもそろっている。以下は一例だ。
・ピザーラ…最大500円OFFクーポンを配布
・大江戸温泉物語…会員料金からさらに500円OFFとなるクーポン配布
・センタラグランドホテル大阪…コース料理が約5,000円OFF、そのほか宿泊やランチビュッフェ優待も
・カラオケビッグエコー…一般料金30%OFF、飲み放題コース10%OFF
・RIZAP…入会金や分割手数料が無料、2週間トライアルコースの提供
・生涯学習のユーキャン…受講料の10%相当のAmazonギフトカードプレゼント
・英会話イーオン…入学金無料、授業料10%OFF など
参照:JCB カード S 優待 クラブオフ
さらにJCBカード S会員だけが参加できる抽選プレゼントや、水族館や博物館などの体験イベントも随時開催されている。
食事やレジャーで割引を多く受けたい人にはぴったりのクレジットカードだ。
【3枚目候補】Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・カード
年会費 | 2万3,100円(税込) |
---|---|
基本還元率 | 2.0% |
たまるポイント | Marriott Bonvoy®ポイント |
申し込み条件 | 非公開 |
特徴 | 高級ホテルプログラム 「Marriott Bonvoy」で使える特典が豊富 |
マリオットボンヴォイアメックスは、高級ホテルプログラム「Marriott Bonvoy」が使える特典が豊富なクレジットカードだ。Marriott Bonvoyとの提携発行だからこその特別な特典が複数用意されている。
・年間100万円以上のカード利用で、ゴールドエリート資格を付与
・年間150万円以上のカード利用で、継続特典として無料宿泊特典1泊1室分をプレゼント
・毎年5泊分の宿泊実績プレゼント
・ザ・リッツ・カールトンまたはセントレジスに2連泊以上で、100米ドルのプロパティクレジットをプレゼント
参照:マリオットボンヴォイアメックス
Marriott Bonvoyには宿泊日数に応じたエリート会員資格制度があり、シルバーエリートなら年10泊以上、ゴールドエリートなら年25泊以上の宿泊が必要だ。これがマリオットボンヴォイアメックス会員なら、シルバーエリートに関しては無条件で付与される。
ゴールドエリートでは、ボーナスポイントが25.0%にアップするほか、レイトチェックアウトもさらに優遇される。さらには、客室料金は据え置きで、エンハンスドルームへのアップグレードが可能(※空室状況による)だ。
このようにリッチな宿泊体験をしたい人におすすめなのがマリオットボンヴォイアメックスだ。
ただし年会費が2万3,100円(税込)するクレカであるため、ただ持っているだけではもったいない。
その真価を引き出すには、最低でもゴールドエリート資格がもらえる年間100万円以上、できることなら無料宿泊特典がもらえる年間150万円以上のカード利用が必要だろう。
年間150万円は月平均にすると、12万5,000円です。家計状況によっては、マリオットボンヴォイアメックスをメインカードとして日々の買い物などの支払いなどで活用することを検討してもいいでしょう。
たけなわアヤコ(ファイナンシャル・プランナー)
【3枚目候補】アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード
年会費 | 月会費制1,100円(税込) ※初月1ヵ月分無料 |
---|---|
基本還元率 | 0.5% |
たまるポイント | 固有名詞なし |
申し込み条件 | 非公開 |
特徴 | 他社とは差別化された ラグジュアリーな特典や優待が豊富 |
アメックスグリーンは、高級特典や優待がそろっているため、ラグジュアリーな体験をしたい人におすすめのクレジットカードだ。
・ホテル優待…サービスとデザイン性にこだわったホテルを優待料金で利用可能(sequence MIYASHITA PARK、sequence SUIDOBASHI、sequence KYOTO GOJOが対象)
・メルセデス・ベンツ レント特典…メルセデス・ベンツのレンタル時、ポイント還元率が5.0%にアップ
・ラクサス特典…ブランドバッグレンタルサービスが月額1,100円(税込)で3ヵ月間お試し可能
・KARITOKE特典…高級腕時計のサブスクサービスが初月80%OFF、2・3ヵ月目も50%OFFでお試し可能 など
参照:アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード
まず一般的にはプラチナカードに付帯するダイニング特典が、アメックスグリーンには付帯する。ダイニング特典を活用するなら、それだけで年会費1万3,200円(税込)を上回るだろう。
特別な記念日だけでなく、日常にも取り入れやすい特典が豊富にそろっているのだ。
クレカでは珍しい月会費制なのもメリットである。「思ったよりも使いこなせなかった」というときにもすぐに退会しやすいため、興味があるならまずは試してみても良いだろう。
自分にぴったりのクレジットカード3枚は?最強の組み合わせ例
3枚持ちによるクレジットカードの最強の組み合わせは、人によって異なる。個人の好みが大きく反映されるためだ。
そこでここでは、いくつかのニーズに合わせた具体的な組み合わせ例を紹介しよう。
- とにかくポイントをためたい人はOlive ゴールド、ビックカメラSuicaカード、Amazon Prime Mastercardの組み合わせがおすすめ
- コンビニや飲食店をよく利用する人は楽天カード、三井住友カード(NL)、JCBカード Sの組み合わせがおすすめ
- ネットでよく買い物をする人は楽天カード、Amazon Prime Mastercard、ZOZOCARDの組み合わせがおすすめ
- Suica利用者は楽天カード、ビックカメラSuicaカード、三井住友カード(NL)の組み合わせがおすすめ
- 旅行好きの人はOliveゴールド、JCBカード S、Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・カードの組み合わせがおすすめ
枚数 | 1枚目 | 2枚目 | 3枚目 |
---|---|---|---|
カード名 | Olive ゴールド | ビックカメラ Suicaカード |
Amazon Prime Mastercar |
解説 | 普段使い用 | 移動用 | ネットショップ用 ※楽天カードやPayPayカード などに変更可 |
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ポイント還元を重視するのであれば、メインカードには基本還元率を1.5%にできるOlive ゴールドを据えると良い。
2枚目と3枚目は「自分がよく利用するシーンで還元率がアップするもの」であることが、重要だ。
枚数 | 1枚目 | 2枚目 | 3枚目 |
---|---|---|---|
カード名 | 楽天カード |
三井住友カード(NL) |
JCBカード S |
解説 | 普段使い用&街のお店で ポイントの2重取りがしやすい |
7.0%還元※の対象となる コンビニ・飲食店用 |
レジャー、グルメ、ホテル など幅広い優待用 |
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コンビニや飲食店など実店舗をよく利用する人なら、まずメインカードは楽天カードがおすすめだ。街のお店ならどこでも高還元でポイントをためやすい。
2枚目と3枚目は、特定の実店舗が大幅にお得になる三井三友カード(NL)とJCBカード Sを選んでいる。
枚数 | 1枚目 | 2枚目 | 3枚目 |
---|---|---|---|
カード名 | 楽天カード |
Mastercard |
|
解説 | 楽天市場用 | Amazon用 | ZOZOTOWN用 |
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さまざまなネットショップを併用して使っていて、かつそのショップが特定のカードでのみ大幅に還元率がアップするようなら、それぞれ持っても構わない。
楽天市場用に楽天カード、Amazon用にAmazon Prime Mastercard、ZOZOTOWN用にZOZOカードといった具合だ。
これらは3枚とも基本還元率が1.0%なので、どれをメインカードとしても良い。
枚数 | 1枚目 | 2枚目 | 3枚目 |
---|---|---|---|
カード名 | 楽天カード |
Suicaカード |
三井住友カード(NL) |
解説 | 普段使い用 | 移動用 | 7.0%還元の対象となる コンビニ・飲食店用 |
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Suicaをよく使っていて、「Suicaがお得になるクレカを含めた最強の組み合わせを考えたい」という人向けの3枚だ。
とにかくポイントをためたい人におすすめしたものと近い組み合わせだが、こちらはクレカをそれほど使わない人でも年会費を抑えられるようにしている。
逆にいえば年間100万円以上のメインカード利用が可能な人なら、Olive ゴールド、ビックカメラSuicaカード、Amazon Prime Mastercard(楽天カードも可)といった組み合わせもおすすめだ。
枚数 | 1枚目 | 2枚目 | 3枚目 |
---|---|---|---|
カード名 | JCBカード S |
エキスプレス®・カード |
|
解説 | 普段使い用&選べる無料保険を 好みに合わせて選択 |
旅行先のレジャー施設や レストランなどでの優待用 |
ホテル宿泊&特典用 |
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旅行向けの特典が充実したクレカは、還元率が低いものが多い。そのため、旅行向けのサブカード2枚と、足りない部分を補えるOlive ゴールド(基本還元率1.5%が可能)をメインに据えた。
またOlive ゴールドは、ゴルファー保険や携行品損害保険などのなかから保険を選んで付帯させられる。使い方次第では、旅行時の安心感をさらに高められる。
とにかくポイントをためたい人はOlive ゴールド、ビックカメラSuicaカード、Amazon Prime Mastercardの組み合わせがおすすめ
「とにかくポイントをためたい」という人におすすめの3枚は、メインカードをOlive ゴールドにして、サブカードにはビックカメラSuicaカードとAmazon Prime Mastercardを据えたものだ。
- Olive ゴールド
- ビックカメラSuicaカード
- Amazon Prime Mastercard
この3枚を駆使すれば、年間で最大2万ポイント以上を貯めることも可能だ。
Oliveゴールドをメインカードにした理由は、年会費無料が可能なクレカのなかでは、飛び抜けてポイントをためやすいためだ。
まず選べる特典のうち「Vポイントアッププログラム+1%」を選べば、基本還元率を1.5%にできる。
2枚目のビックカメラSuicaカードは、通勤をはじめとした交通費の支払い用とビックカメラ用だ。モバイルSuicaのチャージで1.5%還元、定期券やグリーン券は5.0%還元で購入できる。ビックカメラでは、最大11.5%還元だ。
3枚目のAmazon Prime Mastercardは、Amazonでの買い物が2.0%還元でできる。ネットショップ用カードなので「楽天市場なら楽天カード」「Yahoo!ショッピングならPayPayカード」など、よく使う店によって変更して良い。
カード名 | 月間平均利用額 | 月間累積ポイント数 | 年間累積ポイント数 |
---|---|---|---|
Olive ゴールド | ・通常:8.5万円 ・7.0%対象店舗:5,000円 |
1,625ポイント | 1万9,500ポイント |
ビックカメラ Suicaカード |
チャージ:5,000円 | 75ポイント | 900ポイント |
Amazon Prime Mastercard |
1万円 | 200円 | 2,400ポイント |
いずれのクレカも効率よくポイントをためられるが、特にOlive ゴールドは圧倒的だ。
なおOlive ゴールドの年間累積ポイントのうち、1万5,300ポイントが通常利用分(1.5%還元分)である。1.0%還元のクレカで同じ金額を利用した場合は、1万200ポイントに留まる。
コンビニや飲食店をよく利用する人は楽天カード、三井住友カード(NL)、JCBカード Sの組み合わせがおすすめ
コンビニや飲食店をよく利用する人におすすめの3枚持ちは、メインカードに楽天カード、サブカードに三井住友カード(NL)とJCBカード Sを据えたものだ。
- 楽天カード
- 三井住友カード(NL)
- JCBカード S
楽天カードは高い基本還元率、三井住友カード(NL)は特定店舗での高還元率、JCBカード Sは多様な優待が魅力である。
楽天カードをメインカードにした理由は、まず基本還元率が1.0%のため、使う店を選ばないためだ。さらに飲食店やドラッグストアなど街のお店でポイントの2重取りができてお得なのも、選考理由のひとつである。
2枚目の三井住友カード(NL)は、7.0%還元(※1)になる特定のコンビニ・飲食店用だ。基本還元率は0.5%と低く、かつポイントの有効期限は実質無期限(※2)なので、特典対象の店舗以外では一切使わないで良い。
(※1)※スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件です。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
(※2)ポイントをためたり、使ったり、交換したりなどポイントが変動するごとに1年延長
3枚目のJCBカード Sは、国内外20万ヵ所以上で使える優待専用だ。こちらも基本還元率は0.5%である。Amazonやスターバックスなど一部の店舗では還元率が高くなるが、ポイントの使い道によって交換レートが大幅に異なるので、基本的には優待専用のサブカードとして割り切って使ってしまったほうが楽だろう。
カード名 | 月間平均利用額 | 月間累積ポイント数 | 年間累積ポイント数 |
---|---|---|---|
楽天カード | 通常:8万円 | 800ポイント | 9,600ポイント |
三井住友カード(NL) | 5,000円 ※特典対象店舗のみで利用 |
350ポイント | 4,200ポイント |
以上のシミュレーションだと、年間合計で1万3,800ポイントがたまる。
利用優待 | 優待による割引額 |
---|---|
TOHOシネマズの 映画鑑賞チケット |
500円 |
PIZZA-LA | 500円 |
ビッグエコー | 一般室料30%OFF、または飲み放題コース10%OFF |
各種高級レストラン・カフェ | コースメニューが半額近くなるものもあり |
各種テーマパーク (遊園地や水族館など) |
入場チケットが半額になるものもあり |
JCBカード Sの優待には、日常的に使える店舗のものから旅行時や記念日に使えるものなど幅が広いので、誰でも得をしやすいだろう。
ネットでよく買い物をする人は楽天カード、Amazon Prime Mastercard、ZOZOCARDの組み合わせがおすすめ
ネットでよく買い物をする人におすすめの3枚持ちは、楽天カード、Amazon Prime Mastercard、ZOZOCARDだ。
- 楽天カード
- Amazon Prime Mastercard
- ZOZOCARD
これらのカードはそれぞれ異なる特典や還元率を持ち、効率的にポイントをためることができる。
3枚とも基本還元率は1.0%なので、どれをメインカードにするかは好みで選んでしまって構わない。強いて言えば、メインのポイントのためやすさとしては、街のさまざまな店舗で還元率アップがある楽天カードや、セブン-イレブン・ファミリーマート・ローソンで1.5%還元になるAmazon Prime Mastercardがおすすめである。
楽天カードは、楽天市場でいつでも3.0%還元、最大では17.0%還元で使える。楽天スーパーセールをはじめ、タイミングによってはさらに還元率がアップする。
Amazon Prime Mastercardは、Amazonでいつでも2.0%還元だ。こちらもAmazonプライム会員限定のセール「プライムデー」では、さらに還元率がアップする。
ZOZOCARDは、ZOZOTOWNでの買い物が常に5.0%還元になる。
例えば普段使いは楽天市場とAmazon、急ぎのときはAmazon(お急ぎ便)、アパレル商品の購入はZOZOTOWNといった使い分けがおすすめです。
たけなわアヤコ(ファイナンシャル・プランナー)
カード名 | 月間平均利用額 | 月間累積ポイント数 | 年間累積ポイント数 |
---|---|---|---|
楽天カード | 楽天市場:2万円 | 600ポイント | 7,200ポイント |
Amazon Prime Mastercard |
Amazon:2万円 | 400ポイント | 4,800ポイント |
ZOZOCARD | ZOZOTOWN:2万円 | 1,000ポイント | 12,000ポイント |
このシミュレーションは、全て各ネットショップでの基本還元率で計算している。各セール時にまとめ買いをする人であれば、より多くのポイントをためられるだろう。
ただし楽天カードとAmazon Prime Mastercardはポイントが実質無期限(※)だが、ZOZOCARDはZOZOTOWNでの買い物時にもらえるポイントは付与日から90日で失効となる。
(※)楽天ポイントもAmazonポイントも、ポイントを獲得するごとに1年延長。ただし楽天ポイントのうち期間限定ポイントはそのときどきで有効期限が異なる
「3ヵ月に1回の頻度ではZOZOTOWNを使わない」という人には向いていない。
Suica利用者は楽天カード、ビックカメラSuicaカード、三井住友カード(NL)の組み合わせがおすすめ
Suicaがお得になるクレカを含めた3枚持ちなら、メインカードを楽天カードにして、サブカードにビックカメラSuicaカードと三井住友カード(NL)を据えたものがおすすめだ。
- 楽天カード
- ビックカメラSuicaカード
- 三井住友カード(NL)
この組み合わせならポイント還元率を最大限に活用し、年会費無料で利用することが可能である。
ビックカメラSuicaカードは数あるビューカードのなかで唯一、年会費無料が可能なカードである。基本還元率も1.0%なので、メインカードにしても良いのだが、たまるポイントがビックポイントとJRE POINTという使い道が限られたものであるのがネックだ。
そのためメインカードは、基本還元率が1.0%と高く、かつ使い道も豊富な楽天カードとした。
3枚目に三井住友カード(NL)を置いたのは、7.0%還元対象のコンビニ・飲食店用とすることで、さらに効率よくポイントをためやすくするためである。
カード名 | 月間平均利用額 | 月間累積ポイント数 | 年間累積ポイント数 |
---|---|---|---|
楽天カード | 通常:8万円 | 800ポイント | 9,600ポイント |
ビックカメラ Suicaカード |
チャージ:5,000円 | 75ポイント | 900ポイント |
三井住友カード(NL) | 5,000円 ※特典対象店舗のみで利用 |
350ポイント | 4,200ポイント |
以上のシミュレーションだと、年間合計で1万4,700ポイントがたまる。
なおこちらの3枚持ちは、誰でも簡単に年会費無料で持てることを優先しました。もしも年間100万円以上のカード利用が可能なら、先に紹介した「Olive ゴールド、ビックカメラSuicaカード、Amazon Prime Mastercard(※ほかのネットショップ用カードに変更可)」がおすすめです。
たけなわアヤコ(ファイナンシャル・プランナー)
旅行好きの人はOliveゴールド、JCBカード S、Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・カードの組み合わせがおすすめ
旅行好きの人におすすめの3枚持ちは、メインカードにOliveゴールド、サブカードにJCBカード Sとマリオットボンヴォイアメックスだ。
- Oliveゴールド
- JCBカード S
- Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・カード
Olive ゴールドは基本還元率を1.5%にできて、かつ使い道も豊富なのでメインカードにふさわしいだろう。
そのうえ付帯保険をいくつから選べて、そのなかには「ゴルファー保険」や「個人賠償責任保険」「携行品損害保険」など、旅行するエリアや目的に合わせて使えるものがあるのも良い。
JCBカード Sは国内外問わずに優待が豊富なので、旅行先での食事や買い物に役立つだろう。
また、マリオットボンヴォイアメックスはマリオットホテルグループの会員プログラムと連携しているため、ホテルステイを頻繁にする人に向いている。無料宿泊特典や客室アップグレードなど、様々な特典を受けることで、充実した旅行を実現できるだろう。
ただし、旅行中に使いやすい特典が豊富なクレジットカードは、普段使いにはあまり向かない傾向にある。
例えば、今回選出したJCBカード Sは基本還元率が0.5%と低い。またマリオットボンヴォイアメックスは基本還元率こそ2.0%であるが、たまるのがMarriott Bonvoy®ポイントなので使い道が限られるのが難点だ。
これらのポイントサービスの難点をカバーするのが、今回メインカードに選出したOlive ゴールドです。
たけなわアヤコ(ファイナンシャル・プランナー)
ただしOlive ゴールドは、年間100万円以上のカード利用を1度はしないと年会費が無料にならない点は留意したい。
また、この旅行好きな人におすすめの3枚は、使い方にポイントがある。
・Oliveゴールドは、年間100万円以上のカード利用による継続特典(1万ポイント付与)が非常にお得なカードである
・マリオットボンヴォイアメックスを年会費以上にお得に使うには、年間150万円以上のカード利用をして無料宿泊特典をもらうのがおすすめ
これらのポイントを押さえ、Oliveゴールドとマリオットボンヴォイアメックスの利点を最大限生かすには、年間で合計250万円以上のカード利用が必要になる。月平均では約21万円だ。
利用額の達成が難しい場合には、以下の選択肢も検討しよう。
・マリオットボンヴォイアメックスをメインカードにして、Oliveゴールドを別のクレカに変更する
※クレカの変更例:交通費用にビックカメラSuicaカードやMileagePlusセゾンカードなど
クレジットカードを3枚持つメリット
クレジットカードを3枚持つメリットには、主に以下の3つがある。
「よりお得にクレカを使いたい」という人や、「さまざまな店舗や国で使いたい」という人には、2枚や3枚、もしくはそれ以上を状況に応じて使い分けるのがおすすめだ。
多くの付帯サービス・優待特典を受けられる
クレジットカードを複数枚持てば、その数だけ旅行保険やラウンジサービス、特定の施設での割引など多くの付帯サービスや優待特典を受けられる。
付帯サービスや優待特典は、カードによって異なるためだ。
カード名 | 付帯サービス・優待特典例 | 公式サイト |
---|---|---|
Olive ゴールド | ・ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで最大7.0%還元 ・カードラウンジサービス ・海外・国内旅行保険(利用付帯)または 選べる無料保険(ゴルファー保険や携行品損害保険など) |
公式サイト |
JCB カード S |
・JCB カード S 優待 クラブオフ(国内外20万ヵ所以上) ・たびらば(海外優待) ・海外・国内旅行保険(利用付帯) |
公式サイト |
Marriott Bonvoy®アメリカン・ エキスプレス®・カード |
・Marriott Bonvoyのシルバーエリート資格を無条件付与 ・年間100万円以上のカード利用で Marriott Bonvoyのゴールドエリート資格を付与 ・年間150万円以上のカード利用で無料宿泊特典(1泊1室分) ・毎年5泊分の宿泊実績をプレゼント ・カードラウンジサービス ・海外旅行保険(利用付帯) |
公式サイト |
こちらは旅行におすすめの3枚だが、複数枚を持つことでより多くの宿泊先やレストラン、レジャー施設などでお得に特別な体験が可能になる。
使い分けでポイントを効率的にためられる
クレジットカードのポイント還元はカードごとに異なる特典が設定されており、複数枚持つことでそれぞれの特典を最大限に活用できる。
カード名 | ポイント還元アップ特典の例 |
---|---|
Olive ゴールド | ・対象のコンビニ・飲食店で最大7.0%還元 ・年間100万円以上のカード利用で毎年1万ポイントプレゼント ・選べる特典「ポイント還元率アップ」 |
ビックカメラ Suicaカード |
・ビックカメラで最大11.5%還元 ・モバイルSuicaチャージで1.5%還元 ・モバイルSuica定期券購入で5.0%還元 ・モバイルSuicaグリーン券購入で5.0%還元 |
Amazon Prime Mastercard |
Amazonで2.0%還元 |
例えば上の例では3枚を持つことで、対象のコンビニ・飲食店、ビックカメラ、モバイルSuica、Amazonというようにさまざまな店舗で還元率アップ優待を受けられるようになる。
いずれか1枚だけを使っているよりも、3枚を駆使すると効率的にポイントをためられるでしょう。
たけなわアヤコ(ファイナンシャル・プランナー)
国際ブランドや限度額で不便をしない
クレジットカードを複数枚使い分けていれば、国際ブランドや限度額といった面で不便することを減らせる。
国際ブランドに関しては、まずVisaとMastercardのどちらかは必ず持っておくと良い。どちらも全世界的に加盟店が多いと言われている。
しかしなかにはVisaやMastercardが使えない店舗やサービスもある。複数枚のクレカを持つのであれば、国際ブランドをひとつに固めないのがおすすめだ。
またクレカの利用限度額に達してしまったときや、不正利用によりカードを停止せざるを得なくなってしまったときなども、複数枚のクレカがあれば代用が利くだろう。
特に海外旅行中は、いつもよりもクレカを多く使いやすいうえに、日本よりも不正利用のリスクが高いと言えます。万が一に備え、クレカは最低でも2枚以上持っておくのが安心です。
たけなわアヤコ(ファイナンシャル・プランナー)
クレジットカードを3枚持ちするときの注意点・デメリット
クレジットカードを3枚持ちするときには、以下の点に注意する必要がある。
自分に合った3枚を厳選し、かつ作った後も明細をこまめに確認して、しっかりと管理することが大切だ。
管理しないと滞納・不正利用のリスクが高くなる
クレジットカードは枚数が増えるほど収支を把握するのが難しくなるが、だからといってきちんと管理していなければ、滞納や不正利用のリスクを高めてしまう。
滞納と不正利用のどちらを防ぐためにも、まずは明細利用をこまめに確認する癖をつけると良い。
クレカによっては、決済するとリアルタイムで通知がくるものや、先に設定した利用額を超えた時点で通知がくるものもあるので活用しよう。
・Olive ゴールド
・三井住友カード(NL)
・Amazon Prime Mastercard
・JCBカード S
・マリオットボンヴォイアメックス
・アメックスグリーン
・Oliveゴールド
・三井住友カード(NL)
・Amazon Prime Mastercard
・JCBカード S
年会費が負担になる場合がある
年会費がかかるクレジットカードを複数枚持つ場合、支払いの負担が大きくなる。
例えば当ページで紹介した3枚のなかで、以下は年会費が合計2万8,600円(税込)かかる。
・JCBカード S…無料
・マリオットボンヴォイアメックス…2万3,100円(税込)
さらにマリオットボンヴォイアメックスは、必ず年会費がかかるクレジットカードだ。2万3,100円(税込)を支払うだけの価値があるカードであるかは、人によって異なる。
これらに限らず、年会費が有料のクレカを作るときには念入りに「特典やサービスを十分に使いこなせるか」を検討しよう。
3枚目を申し込む時は審査に落ちやすくなる?
クレジットカードを短期間に2枚、3枚目と申し込むと「審査落ち」する確率が高まる。 短期間に複数のカードを申し込んだ履歴は「信用情報機関」に記録され、審査にマイナス影響を与えるからだ。
信用情報機関には「CIC(株式会社シー・アイ・シー)」、「JICC(株式会社日本信用情報機構)」、「KSC(全国銀行個人信用情報センター)」の3つがあり、次のような情報が登録されている。
カード会社は審査の際に必ず、信用情報機関が管理するこれらの情報を照会するが、連続した申し込みは「多重申し込み」と呼ばれ、カード会社から危険視される可能性がある。
多重申し込みをする人のなかには、以下のような問題を抱えている人もいると考えられるためだ。
・生活困窮者であり、クレカでどうにか当分の生活費を工面しようとしている
・入会キャンペーン目当てであり、クレカ自体は使う予定がない
生活困窮者は踏み倒しの恐れがあり、キャンペーン目当ての人もカード会社にとっては不利益を生む恐れがある。
以上のような問題を危惧され、審査落ちしてしまってはもったいない。クレカを申し込むときは1枚ずつ、審査結果を待ってから順番に進めるといいだろう。
複数のカードを所有している場合、「支払可能見込額」の問題で新たなクレジットカードの審査に落ちてしまうことがある。
具体的には、「年収などの収入」から「生活に必要な費用」と「現在のローンやクレジットカードの残り」を除き、カードの支払いに充てられると見込まれる金額を指す。 既に持っているクレジットカードの限度額が高いと、支払可能見込額を超えてしまい、新しいカードの審査に落ちてしまうのだ。
例えば、年収500万円、支払可能見込額が150万円(年収の30%)で、既存のクレジットカードの利用可能枠が150万円だった場合、新しいカードの審査に落ちる可能性がある。
よくある質問
利用状況を把握できていないと、お金を使っている感覚が薄れることでクレジットカードの使い過ぎを招きやすい。さらには不正利用が起きてもすぐに気づけず、被害が大きくなりやすい。
クレジットカードを作るときは利用状況を把握可能な枚数に留め、もしも使わなくなったものがあるのなら退会手続きするのがおすすめだ。
また株式会社ジェーシービーで行った調査でも、平均保有枚数は例年3枚程度となっている。
西暦 | 平均保有枚数 |
---|---|
2018年 | 3.2枚 |
2019年 | 3.0枚 |
2020年 | 3.0枚 |
2021年 | 3.0枚 |
2022年 | 3.0枚 |
(※)アルペングループ 楽天カードとは、スポーツデポをはじめとした店舗の運営を手掛けるアルペングループと提携発行カード。独自特典の付帯があること以外は、一般の楽天カードと変わらない。
2枚の組み合わせは、「楽天カード+楽天ゴールドカード」というように異なるカードグレードのものだけでなく、「楽天カード+楽天カード」といった同グレード・同券種も可能だ。
クレジットカードを複数枚持ちする理由例
・メインカードにはない特典(特定の店舗で還元率アップや優待、保険など)を手に入れたい
・国際ブランドが異なるクレカを持ち、支払い可能なシーンを増やしたい
・複数枚持ちすることで利用上限額を実質的に増やしたい
・デザインに引かれたのでコレクション感覚で手に入れたい など
クレジットカードの審査では、「支払い能力を有しているか」が重視される。作り過ぎが原因で支払い能力を懸念される状況とは、例えば以下である。
・同時に複数枚を申し込んだ
・収入に見合わない金額を使い込んでいる
・収入に見合わないキャッシングやローンの借入残高や件数である
このように「生活困窮者なのではないか」と危惧されるような状況であれば、審査落ちする可能性がある。
ポイント名 | 交換可能なポイント名 |
---|---|
楽天ポイント | ・ANAマイル ・JALマイル ・Marriott Bonvoyポイント など |
リクルートポイント | ・Pontaポイント ・dポイント |
Vポイント | ・WAON POINT ・ラブリィポイント ・ダイナースクラブ リワードポイント など |
Amazonポイント | なし |
JREポイント | ・ビックポイント(※1) ・JMBマイル(※1) |
ビックポイント | ・電子マネーSuica ・JALマイル など |
Oki Dokiポイント | ・楽天ポイント ・dポイント ・ビックポイント など |
Marriott Bonvoyポイント | ・ANAマイル ・JALマイル など |
アメックスのポイント | ・楽天ポイント ・Marriott Bonvoyポイント ・ヒルトン・オナーズポイント |
基本的には「ポイントを統合しなくても使いこなせるものを選ぶ」のが良い。
クレジットカードの利用限度枠はカードごとに設定されているため、実質的な合計限度額は枚数が増えるたびに増額される。
■保有資格
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
AFP認定者
■保有資格
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
AFP認定者
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